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鈴の音情報局blog

携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。
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JILが役目を終えWACに合流

モバイルアプリの業界団体「WAC」と「JIL」が統合
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100728_383837.html


モバイルアプリ団体のWACにJILが合流することになった。

>WACは、今年2月に設立された組織で、日本からはNTTドコモ、ソフトバンクモバイルが参画するほか、
>AT&Tやチャイナ・モバイル、KT、ボーダフォン、Orange、ドイツ・テレコム、テレフォニカ、
>テレノール・グループなど世界の主要通信事業者が名を連ね、オープンな携帯電話向け
>アプリケーションの開発環境構築などを目指していた。

なんとJILが合流したWACはJILよりも後発です。
しかも両方にソフトバンクが入っている。
同じような事をする複数の団体にソフトバンクが加入するのも無駄です、活動内容が違うのでしょうか?

>またJILの合流について、ソフトバンクモバイルでは「WACとJILで同じことを行っても、
>ということで一緒にやることになた。JILで行ってきたことは引き継がれる」としている。

同じような活動内容のようです。

何故同じような活動内容のものを後発で後から設立するのか、なんとなく透けて見えない部分を
想像してしまう。

私の推測ではこうだ、

JILはソフトバンク主導で立ち上げられたものだ。
分かっている活動内容と実績ではウィジェットアプリを共通化してJIL規格のものを作る事。
それをチャイナモバイルとボーダフォンに「採用」と言わせることが主な活動内容だった。
特にそれ以上の活動は見られなかったがそれで十分だった。

理由は孫社長が壇上で「10億」と言えればそれでよかったのだから。
JILはその為の存在であり、それ以上の活動は必要とされない。
だからウィジェットのみという、どこも使わないであろうアプリの統一化という号令だけでよかったのだ。

そう考えられる理由はその直後にiPhoneが登場している。
孫社長は「10億」というその裏では着々とiPhoneの話を進めていたのだ。
iPhoneが出てくる事を知った上でウィジェットに明るい未来が有ると確信していたとはもはや信じがたい。

ソフトバンク向けのドメ携で今、ウィジェットに力を注いで真剣に流行らせようとしているものなど
どこに有るというのだ。10億キャンセル技億深くまで突き刺さり、そこを境にあっさりと捨ててしまったJILは
ソフトバンクにとっては重石でしかなかったと。

しかしアプリの統合という問題は確かに必要なものではある。
同時に世界の大御所達がJILに参画するのは嫌だが必要な事では有ると認めてはいた他の面々が
WACという形で合流した。JILは旗振り役のソフトバンクがお荷物と感じていたのでさっさと合流という形で
無事消滅させたと。これで四方丸く収まったのでは?というわけです。


意地悪なものの見方なのかもしれませんが、JILが「10億」というためだけの存在だったのだなと
いう所から追いかけていくとすごくしっくりと解説できてしまいます。逆にウィジェットの意義や
iPhoneの登場時期等との整合性を取ろうとすると非常に苦しくなってしまいます。

こんな所から孫社長の本当の正体というか、表と裏の顔の使い分けが非常に上手な人だなという印象を
抱かずにはいられません。


私が孫社長について思うことは、やろうとしていることは非常に正しい。
大いに意義があり万人が賛成すべきだと思っています。
「携帯を安くする」等、有言実行してきた事は大いに評価されるべきです。

しかし賞賛されるべき理念はともかく、それを実現する為の手段は正しいとは言い切れない。
むしろ蔑ろにされているものが沢山ある。それは回線の信頼性だったり、お客への「約束」
だったり、会社への誇りだったり。

会社は営利企業なんだから安い・無料だけではやっていけない。どこかから稼ぐ必要がある。
それが契約を切り替える瞬間だったり、解約する瞬間だったり、端末が壊れた瞬間だったりするわけだ。
「正しい事・感動する事は言うが(裏で)やることはちょっと・・・」というのが孫社長の実際の姿だ。
JILの結末をみてそれを確信した。

今はウィルコムなんておもちゃが手に入ったので邪魔なJILを消滅できて清々していると思います。
次はどんな技を繰り出してくれるのか楽しみです。
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  1. 2010/08/08(日) 19:39:00|
  2. 携帯
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
<<iOS4不具合だらけ? | ホーム | 現実的な価格帯が出てきたかも、ドコモ>>

コメント

>むしろ蔑ろにされているものが沢山ある。それは回線の信頼性だったり、お客への「約束」だったり、会社への誇りだったり。

私も孫正義というひとの「言葉の不誠実さ」は許容できません。

お客様へ商品・サービスの予告であり、
投資家に対して商材とビジネス未来予想図の紹介であるわけで
(個人投資家にまで債権をばら撒いてるくせに)

どちらにも買わせる(先行投資)させておいて、目論見はべつにあるので何も分け与えない。放置。
そんな約束したっけか~?

敵を妨害する豪腕は構わないが、味方を欺く口先には怒りと言うか幻滅の域に達している。
  1. URL |
  2. 2010/08/08(日) 23:10:58 |
  3. 孫策 #-
  4. [ 編集]

各キャリアがGoogle支配(アンドロイドOS)にとらわれずに色々なOSアプリマーケットが育っていければと思っています。ドコモのimodeマーケットが冬に立ち上がるのを楽しみにしています。
  1. URL |
  2. 2010/08/09(月) 01:24:23 |
  3. とも #oS.6cmKY
  4. [ 編集]

>孫策さん
>私も孫正義というひとの「言葉の不誠実さ」は許容できません。
この一行は非常に重要且つ一言でうまく表現していますね。
孫社長の言葉の軽さは言葉も彼のビジョンを実現する為の道具でしかないからだと思います。
言葉の内容には大して意味はなく、その裏に隠れているものが本命なんでしょうね。

>ともさん
それが理想なんですが、OSを含んだプラットフォームの開発ってかなり時間とお金がかかるんですよ。
OSが増えてしまうと各OSが安定するまでにより時間とお金を要し、その割りに実入りが小さいと
なるとメーカーも悲鳴を上げだすんですよね。
  1. URL |
  2. 2010/08/09(月) 21:00:29 |
  3. #GpEwlVdw
  4. [ 編集]

OS戦争でドコモは全てGoogleのアンドロイドに降伏したわけでないと思います。accessのALPに弱小でもしぶとく生き残って欲しいものです。OSメイド イン ジャパンですから(^^ゞ
  1. URL |
  2. 2010/08/09(月) 22:20:09 |
  3. とも #oS.6cmKY
  4. [ 編集]

ソフトバンクのDNAに刻まれた「発表会経営」

 ソフトバンクの有言不実行は今に始まった話ではありません。派手な発表会を開いて新事業参入をぶち上げるものの、いつのまにやら尻すぼみになる。最近はあまり言われなくなりましたが、10年ほど前は「発表会経営」と呼ばれていました。孫社長が「時価総額経営」を標榜していた頃の話です。今も全く変わっていませんね。
  1. URL |
  2. 2010/08/10(火) 00:34:04 |
  3. aquila #tMiOp0Sk
  4. [ 編集]

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