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鈴の音情報局blog

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Flash戦争、Apple vs Nokia/Adobe/Google・・・・

NokiaとOpera、Flashサポートを明言
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1005/28/news030.html


iPhoneがFlashを採用しないことがきっかけになって、Rich Internet Application(RIA)の覇権争いが
活発になっている。それはモバイル機器からパソコンまで全てを揺るがす事態にまで発展している。
OS戦争が落ち着いた今、RIA覇権争いが今後を握る鍵になる。

そんな中、NokiaとOperaはFlashをサポートするとした。
AppleがiPhone/iPadでFlashを未サポートとしている事に対するあてつけだ。
またAdobeの要人も「くたばれApple」とまで言わしめて半戦争状態に陥った。

元々はFlashしかなかったRIAの世界だが、JavaScriptによるAjaxが登場したのがそもそものキッカケ
なのかも知れない。しかしその頃は共存するものだと皆が思っていただろう。
今現在の主だったRIA技術は以下のとおりだ。

・Ajax(W3C:HTML5)
・Flash(adobe)
・Silverlight(Microsoft)
・JavaFX(Sun Microsystems)
Gianduia(Apple)

今現在Flash、Ajaxは多く使われている。Silverlightも探せばある。JavaFXはほぼ見当たらない。
そんな状態にAppleがGianduiaを発表して喧嘩を売ってきた。
なるほどFlashをサポートしなかったわけだ。
HTML5を推していたのはGianduiaの開発を勘ぐられない為の演技だった。

AppleはこれでHTML5はサポートはするが全面的には推してこないだろう。
Gianduiaの普及に全力を投入するに違いない。

事実上Flash vs SilverlightのところにGianduiaが割って入る形になる。
ユーザーからすればくだらないプラグインが増えることは断じて歓迎しない。
またもやメーカーの利権争いが増えることになる。

OSではMicrosoft vs Appleだったのだが、RIAではAdobe vs Microsoft vs Appleの図となった。
RIAとしてはAjaxも入るのだがこれはそれとは関係なしに全てのブラウザが標準状態でサポート
しているので余り覇権争い的な部分には絡んでこないように思う。


さて、AppleはiPhone/iPadでハードもOSもアプリもRIAも全てを自社で管理するための体制を
着々と進めている。iPhone/iPadが売れてシェアが上がるほどその立場は優位になっていく。

モバイルの世界でGianduiaが成功すれば、パソコンの世界にもGianduiaを侵食させていく可能性は
十分に考えられる。Appleはその為の準備を着々と進めているだろう。


私はFlashの方を今は応援している。
既に大きなシェアを持っているので多くのプラットホーム上で動作するからだ。
しかしFlashは万全ではない。以前からそうなのだが動作が重いからだ。

センスのないページは大いにFlashを表に貼り付けてクソ重たいページに仕上がっている。
貧弱なメモリやCPUのPCで開くと非常に重くて動きが悪い。派手にスクロールが引っかかる。

Flashが張って有るページを表示して、Flashに対応しないiPhoneのスクロールはスムーズだが、
対応しているAndroid機は不快な操作感だなんていう皮肉な比較をする人までいたりする。

勿論私も同じような事は感じていた。重すぎればFlashくたばれという気持ちにもなる。

なのでモバイル上でFlashの動作は少し考える必要がある。
ブラウザに自動実行のON/OFFのスイッチをつけるべきだと思う。
例えばi-modeブラウザでFlashを張ってあるページを表示しようとすると、Flashの表示領域を
確保して、自動実行がONならそのまま起動し、自動実行OFFならFlashの場所には起動スイッチを
表示するようにすれば素早くブラウジングでき、Flashも見ることが出来るようになるのでは
ないかと思う。ページを開くと同時にFlashが起動されるから問題が大きいわけだ。

まあi-modeブラウザで全てのページで自動実行OFF設定だとi-modeトップまでいちいちFlashを起動
しなければいけなくなるので強制実行フラグを持たせる事もできればなおいい。
それでほとんどの問題が解決できるのではないだろうか。
AdobeがFlashをもっと軽くしてくれればなおいいのだが。

もっともイベントドリブンを理解してない人がFlashプログラマーの中に大勢いるのも問題を
ややこしくしていそうだ。ループの中にsleep()を入れずに長時間回し続けるようなプログラムだ。
そんなことをしてしまうと重くなるのはFlashだけでなくSilverlightやGianduiaでも同じだろう。
他のRIA技術がそこまで作り手に開放しているかどうかにもよりますが。

そんなわけでFlashのせいというよりはそのFlashを作ったクリエーターのせいなのだ。
表面的な見かけが派手なものを楽な方法で作ると自然と大容量の重いものが簡単に出来上がる。
それが自動で実行されるものだから溜まったものではない。自動で実行されないだけで
ずいぶんと快適になることでしょう。必要なら起動すればいいだけだし。

Flashだけでなく自動実行問題はどれを使ったとしても付きまとう。
この手のクリエイターという方達はトップ画面から大きな動画がバリバリ動いて音が鳴ってと
いうようなものを平気で作ってきますから自動実行がオフできない限りはどんなRIA技術を
採用しても解決にならないでしょう。

モバイル機器にとってはRIA技術は距離を置いて付き合わないと面倒な事になりそうなもの
だと思います。性能的にも覇権争い的にも。


最後に、私的にはAppleの思惑通りには事が進まない事を期待しています。
最悪のケースでもSilverlightまでにしておいて欲しいです。
Apple独占の世界なんて恐ろしくて見たくは無いです。
関連記事
  1. 2010/05/30(日) 20:15:38|
  2. 携帯
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
<<ドコモの800MHz帯、iPhone/iPadの今更の話 | ホーム | masason その通りでした。本当に申し訳ありませんでした。>>

コメント

個人的にはJavaAppletも好きなんですけどね。
  1. URL |
  2. 2010/05/30(日) 21:29:46 |
  3. 通りすがりのSB&Wユーザー #mQop/nM.
  4. [ 編集]

特許侵害訴訟の行方次第

僕も「くたばれアップル」派です(笑)
アライアンス加盟を拒否し、W-CDMA開発にすら携わってないアップルなんか、黙ってNokia辺りにロイヤリティ払わなくちゃいけない立場だと思うんですが。


また、Googleを訴えずにHTCを訴えるのもどう見てもおかしい。ネクサスワン発注かけたのはGoogleなのは明らかなわけだし。アドビに喧嘩売る際もHTML5をちらつかせる辺り、腹黒いったらありゃしない。


ジョブスとサダム・フセインのイメージがダブるのは僕だけ?いろんなとこを敵に回して好戦的な独裁者なんか、正直くたばってほしいデス
(・∀・)ソンナニカンリシタイナラ,ドコニモタヨラズニゼエンブジシャカイハツシヤガレッテノ
  1. URL |
  2. 2010/06/01(火) 13:51:19 |
  3. どこも族 #c/PM1KLI
  4. [ 編集]

このスレ盛り上がらなかったんですね…残念

マイクロソフトとAdobeのトップ会談⇒合併?の噂が絶えません。
http://japan.internet.com/busnews/20101009/12.html
昨日でも他に少なくとも2サイトから出てました…


早い話、くっつくくっつかないは別にして、アップル対抗策やらに違いないんですよね。

MSとGoogleはご存じの通り携帯向けチップでライバル関係(情勢的にはアンドロイドの圧勝だけど)ですが、オープンなスタンスは相容れる間柄。
結託して林檎包囲網を敷くのも想像に難くない?

まっ僕は傍観者だけど(・∀・)
  1. URL |
  2. 2010/10/09(土) 19:48:16 |
  3. どこも族 #c/PM1KLI
  4. [ 編集]

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