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鈴の音情報局blog

携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。
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電子BOOKの衝撃

8日のWBSでアメリカで世界最大の家電の見本市「CES」での電子BOOKの展示について報道していた。
アメリカでは今、アマゾンのキンドルを初めとする電子BOOKが大流行だ。

書籍をダウンロードして読む機械が電子BOOK。
電子BOOKのハードのコストは初めにかかるが、ダウンロードする書籍は格安なのでいずれ元が取れるというもの。
電子BOOKには1000冊以上保存できるものが普通なので両々も十分だ。

携帯とは別のネットワークを持ったもの、LAN接続でダウンロードするもの。
様々な形態がある。

先日6日に受付を開始したKindle DX with Global Wirelessは10.4インチの16階調の電子ペーパーを採用。
3.3GB搭載で3500冊の本を保存できて$489より。

このGlobal Wirelessは携帯の3G網を利用する。
W-CDMAのネットワークにローミングさせるもので、日本のキャリアは未公開だ。
しかしエリアマップを見るとなんとなくどこかが分かってくる。


これが日本近郊のローミングエリアのマップ。
中国の場所を見ると如何に日本のエリアがすごいか良く分かる。
韓国も頑張っているが、これはドコモがKTFに強い影響力を持っているからだろう。


こちらは九州は鹿児島の大隅半島のエリアマップで左がキンドルのローミングマップ、
中央がドコモFOMAエリア、右がソフトバンク3Gエリア。
キンドルのエリアの塗りが結構甘いので分かりにくい場所も多かったですが、
大隈半島見ての通りどう見てもFOMAのローミングかなと分かるぐらい似てましたので
FOMAを利用しているので間違いないと思われます。


電子BOOKは今回のCESでは本を読むだけではなく多機能化の動きが出てきている。
画面がダブルスクリーンで本を読んでいる時に分からない単語が出てきたらもう一つの画面で
即WEB検索がかけれたり、携帯でもおなじみのスケジュール帳などの機能があったり。
画面が有ればそこには多機能化の道がどんどん開けていく。
そのうち様々なビューアも搭載されてくることだろう。
WEBブラウザも乗っているものも既に有ると予想される。

よくよく考えると電子BOOKなんてものはパソコンで十分実現できるものではないだろうか。
ノート型のパソコンでは大きいのでタブレット型のパソコンで十分代用が効くはずだと誰もが考えると思う。
しかし現実は機能を削ぎ落とし、単機能にしたキンドルがヒットを生み出した。

余計なカラーは要らず、ページ送り等の単純な操作が出来ればいいだけのキーがあって欲しい場所に
あるだけのものが受け入れられた。機能を削いだ分薄くて軽く出来る。パソコンからの引き算ではなく、
必要なものだけを考えた足し算の思考で作られたのが電子BOOKのスタート地点だった。

そこには汎用機ではない専用機の発想、本を読むだけという発想が今はWEBを見て回るという発展を遂げている。
日本にも似たようなものがある。それもかなり以前から。

電話をかけるからスタートした携帯電話だ。
始めはカタカナの電話帳だけが乗っているという所からスタートした。
漢字が扱えるようになり、何時しかカラー化されて画像も見られるようになった。
簡易的なWEBを見る機能が今では複雑なブラウザーまで乗り、プログラムまで実行できる。
電子BOOKの何年も先を行く完全な専用機だ。
この携帯電話は足し算の発想できた。

一方パソコンから引き算の発想できたのはスマートホン。
パソコンを如何にスケールダウンするかというところからきた。
中にはiPodという音楽デバイスからきた亜流も有るが、やはりAppleだけに元はパソコンのスケールダウン
の流れには違いない。

このアメリカの電子BOOKの流れを見ている限り、専用機の世界は全く「あり」だなと実感させる。
日本ではドメ携文化が完全に根付いているが、これをアメリカに持っていくことも可能ではないかと思う。
ただしiPhoneが既に爆発的に売れている場なので何故iPhoneなのかということをしっかりリサーチしておく
必要がある。

それさえ出来ればドメ携もワールドワイドに広げることもできるだろう。
何故iPhoneなのかの前に何故キンドルなのかをしっかり研究しておく必要がある。
キンドル購買の原動力は何かを探らなければならない。
そしてより高機能な商品への流れ、その原動力は?
そこを忘れてはいけないことも付け加えておく。
関連記事
  1. 2010/01/09(土) 20:01:15|
  2. 携帯
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:9
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コメント

日本では過去に少なくとも2回電子ブック及びリーダーは市場に出ていました。
2回とも提供されるコンテンツの数が少なかったと言う理由から廃れましたが…
で、アメリカで電子ブック市場が受け入れられている最大の理由は、アマゾンが
周到にコンテンツを大量に用意できたからでしょうね。

翻って日本におけるiモードの成功もコンテンツが増えてきてからですから
学ぶべきはハードやソフトと言った製品面ではなく、如何にコンテンツを
そろえられるかと言う交渉を含めたビジネスサイドではなかろうかと思います。

#AppleはかつてPDA(この言葉自体Appleの作ったものですが)や
#デジカメ、CDプレーヤー等のコンシューマハードも提供してましたよ。
  1. URL |
  2. 2010/01/09(土) 21:50:39 |
  3. こむ改 #-
  4. [ 編集]

SBMのエリアの狭さにびっくり

いやぁ、地方でのSBM3Gエリアの狭さについては巷間知れ渡ったところでしょうが、
こうやってみてみると凄まじいものを感じますなぁ。

私の知る限り、大隅半島においてはFOMAエリアと同じレベルまではカバーしてないと引篭もり以外は役に立たないですね。SBMのレベルだと本当にPHSに毛が生えたレベルでしかないです。
こんなレベルでエリア構築完了とか言われても鹿屋あたりのショップの中の人は困るでしょうなぁ。

  1. URL |
  2. 2010/01/09(土) 22:52:13 |
  3. cipher #mQop/nM.
  4. [ 編集]

>こむ改さん
一回はSonyが出していたことだけは知っているのですが、二回以上出ていたのですね。
日本人は統合型のハイエンドが大好きなのでパソコンが一旦普及してしまうとこの手のデバイスは
「安物」扱いで普及には相当上手くマーケティングしないと立ち上がらないですね。
まあ当時メーカーも予算の関係か、コンテンツをしっかり育てなかったので自業自得ですが。
でもアメリカからやってくればこうして比較的簡単に普及してしまう辺り節操が無いなと思ってしまいます。
iPhoneも然りですね。

>cipherさん
九州はソフトバンクは使い物にならないエリアが多いですね。
他での酷さを考えると大隈半島はまだましな方かも知れません。
それでもなお半島の先に行くに従い、ほぼ圏外しか有りませんが。
この半島自体山が多いのでこれ以上整備される可能性は余り無いでしょうね。

また以前この半島も車で制覇しましたが、エリアマップ的に似ているWillcomも
大隈半島は愚か、九州全域都市部以外ほぼ使い物になりませんでした。
エリアマップ的に大して差が無いので恐らくソフトバンクも同じような感じでしょうね。
  1. URL |
  2. 2010/01/10(日) 03:30:20 |
  3. #GpEwlVdw
  4. [ 編集]

■鈴さん
>コンテンツをしっかり育てなかったので自業自得ですが。
今は多少状況が異なってるようですが、日本でコンテンツが育たなかった理由は
著作者が首を縦に振らなかったからと言われていましたね。
特に著作者が故人になっていた場合、管理者が誰なのか分かりにくく
電子化への交渉すら始められないってことも有ったそうです。
(今、出版社は電子化に比較的積極的らしく、今後の期待はありますが。)

こんなときは、何かと物議を醸しているJASRACのような管理団体不在って言う
事態が恨めしいと思いますよ>関係各社。(笑)
  1. URL |
  2. 2010/01/10(日) 09:21:35 |
  3. こむ改 #-
  4. [ 編集]

>こむ改さん
なるほど、権利方面がややこしくてコンテンツが延びなかったのですね。
それが今や本の売れ行きが落ちて権利者にも跳ね返っているわけですけれども。
  1. URL |
  2. 2010/01/10(日) 22:58:45 |
  3. #GpEwlVdw
  4. [ 編集]

そういえば以前WBSで電子書籍の話しが出てて
日本でなかなか電子書籍が成功しない理由の一つが
元から本が他の先進国に比べて安いというのがあると言ってましたよ
本が安いから電子書籍にしてもメリットが全然ない
むしろ何で本読むのにあんな高い端末買わないといけないのかとなって売れないと
  1. URL |
  2. 2010/01/11(月) 00:41:18 |
  3. K #-
  4. [ 編集]

日本のローミングマップ、地名が所々に変なものがありませんか。
大阪の位置が凄いです(笑)。長野県の松本市あたりではないでしょうか。
九州北部にあるNagoya、青森の下北半島にあるYokohamaは、それぞれ名護屋と陸奥横浜駅のある横浜町なんでしょうけど、これまたマイナーな地名を表示しているなあという感じです。
NagoyaもYokohamaも字が大きいですから、大都市の名古屋と横浜と勘違いしている可能性も大きいですが(それにしても横浜のほうは正しい位置にも横浜市と表記がありますね)。
  1. URL |
  2. 2010/01/12(火) 10:40:14 |
  3. きっさ #LCBe2Avc
  4. [ 編集]

日本だと、携帯電話で電子書籍が読める環境がある程度整っていますよね?
携帯電話をリーダに使用する場合はキャリア変更時にコンテンツ移行ができないのが問題だとは思いますが...
リーダを別途用意するシステムが普及するには結構ハードル高いような気がしてます。
  1. URL |
  2. 2010/01/12(火) 18:32:39 |
  3. YASU #eAb5nx9M
  4. [ 編集]

>Kさん
なるほど、価格差も大いに有るのは考えられますね。
でも私が以前良く買っていた技術関係の書籍は高い本が多いのでその安さが余り実感できなくて残念ですw

>きっささん
目の付け所がさすがきっささんというか、気付かなかった私の目がふしあだなっだのか。
大阪とか名古屋とか主要な都市ですらこの状況というのはすごいですね。
喫茶さんの書き込みを見て広島が北海道に有るのか真っ先に確認に行ってしまいました。

>YASUさん
携帯で専用機を置き換えるほど便利なビューアが登場すれば携帯が市場を席巻する可能性は有りますが、
今の所イメージ的には専用機のほうが有利な気もします。
なんせメディアはアメリカでの成功を背景にキンドルを宣伝しますし、Amazonも親しみの持てる
企業になってきたようですし。
画面的には圧倒的に専用機のほうが有利ですね。
ドメ携はぎりぎりリーダーに使えなくない画面というだけで本が見やすいサイズとは言い難いですから。
  1. URL |
  2. 2010/01/13(水) 18:44:40 |
  3. #GpEwlVdw
  4. [ 編集]

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