鈴の音情報局blog

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「クックCEO、目を引く革新が盛り込めません」「日本詣でとSUICAローカル対応でシェアの維持だ!」「日本で沈めば中国で維持できない、0円政策を維持させて日本市場を抑えろ!!」

アップルが色々と迷走中・・・、アップルが本気で日本市場に対して慌てふためいた対応を
取っているのではないかとれる意見の記事が出始めている。読んでみたら納得の意見。
私も満足させる掘り下げをした記事がようやく出てくるようになったと感じました。

アップル vs. 公取委、「iPhone特別扱い」は是正されるのか ~ ITpro
トップ自ら首相に手加減のお願いか──。
米アップルのCEOであるティム・クック氏が初来日し、首相官邸で安倍晋三首相と会談をしたというニュースに接したとき、真っ先にこのフレーズが思い浮かんだ。おそらく、公正取引委員会が8月2日に公開した文書「携帯電話市場における競争政策上の課題について」(http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h28/aug/160802.html)についての数々の報道において「公取委の標的はアップル」という印象が刷り込まれているからだろう。公取委は、内閣府の外局として内閣総理大臣の所轄の下に設置されているだけに、クック氏自ら安倍晋三首相に公取委の件について「お願い」あるいは「弁明」に出向いたのではないかと想像したわけだ。

この記事には私が何年もかけて書いてきたエッセンスがギュッとひとまとめになっており、
読んでいて本当に心躍りました。やっとこのレベルの記事が日経でも報じられるように
なってきたのかと長い旅の終盤に感じるような感情が湧いてきました。

3ページ目などは「総務省と公取委がタッグを組んでガイドライン策定」なんていうタイトル。
関係省庁が縦割りにならず、手を結んでアップルの圧力に対抗しようという姿勢を見せている
事を書いているのです。

しかも私以外には過去にはアップルを擁護するというか、アップルに何の疑いも持っていない
意見をするものがほとんどであり、その状況に距離を置いて見てきた者としては、4ページ目に
書かれている『あるアナリストは、「公取委は早急にアップルに立ち入るべし」と力説する。』
の部分を見て、既に業界内の有識者にもかなり浸透していることに感激しております。
一昔前のアップルラブな雰囲気が支配的でしたから、この流れの変化には驚くばかりです。


その大元の原因とも思えることを指摘した記事がこちら。

アップル、深刻な人材不足露呈…クックCEOに「人を魅了」は困難である ~ Business Journal
米アップルのティム・クックCEO(最高経営責任者)が先頃来日した。極秘スケジュールということであったが、行く先々で報道されたため行動の詳細が明らかになった。今回の目的は、任天堂などの提携先の企業訪問やApple Payの実査、さらには安倍晋三首相との会談などであった。

クック氏が安倍首相詣でをするという前代未聞のデモンストレーションを行いました。
任天堂に関しては、本命の作業の前に大衆の目を引く為の振りかぶりでしょう。
その行為に意味を持たせようという意見もあるようですが、私にはクック氏が任天堂へ
行ったことの効果はほぼ大衆の目を引く為だけと認識しています。

メジャーではないメディアを一つ付けたのもわざとでしょう。
大手でなくともツイッターでリアルタイムに流してくれればそれで役目は果たせます。
発売後伸びないiPhone 7のテコ入れと、やっとサービスインするApple PayによるSUICAの
立ち上げと、大本命の首相への直談判という豪華ツアー。

ただこれだけは言えると思うのは、ジョブズ氏はそこに有る有利な状況はすべて利用する
ことはしていましたが、こんな首相詣でのような小細工は一切行わないであろうという事。
ジョブズ氏は製品と壇上と、キャリアなど企業やショップへの圧力のみで語り、自らを他人の
靴の裏を舐めに回るようなことは行いませんでした。

しかしクック氏は下らないデモンストレーションと首相への搾取願いの為の土下座来日を
行いました。これがクック氏とジョブズ氏の大きく違う所。

要はクック氏は製品で語れないから任天堂やら新宿の改札やら安倍首相やら、目立つ
ポイントを挙げて目が回るようなスピードで駆け抜けていき、それをリアルタイムで報じさせて
ユーザーの目を引こうと試みたのだと思います。ジョブズならこんな恥ずかしいことは絶対しない。
語るべきことは壇上で語り、大衆を洗脳する。

今回の日本詣での一件は、クック氏が新しいものを生み出せずに手詰まりなのかという
ことを表現したものだと思います。もし将来的に「世界よ、驚け」と思えるような製品を発売
するスケジュールを抱えているならば、こんな小細工に頼る必要などないのです。
自信のなさを端的に表現した行動と言えるでしょう。


さて、当該記事では以下のようなことが書かれています。

10月16日付日本経済新聞電子版のインタビューで、「CEO就任から既に5年が経ちました」という質問に対して、クックCEOは次のように答えている。
「次の5年はこれまでの5年と同じで、その前の5年とも同じ。少ない製品に集中し、全てのエネルギーを投じる。何にフォーカスすべきかということを間違えてはならない。大きな意味で世界に貢献し、私たちにしかできない方法で世界を変えていくものを作り出したい」

既存のコア・コンピタンスであるiPhoneやiPad、Macの改良・改善に取り組む一方で、新たに「画期的な革新」も創り出していくという経営である。それなら、クック氏がCEOとして経営を統率してきたこれまでの5年間も、両利きの経営ができてきたということになる。
既存製品の改良・改善のほうはすぐに察しがつくが、この5年間にアップルは「画期的な革新」を起こせたのであろうか。この期間に新たにリリースした製品といえばApple Watchであるが、これを新たな革新と捉えているなら、イノベーションの本筋が今のアップルにみえていないことになる。

なんとも核心を突いた内容。

もう既に多くの方が感じ始めているように、アップルは既に革新を起こせなくなっていること。
AppleWatchは全くイノベーションでもなんでもない代物でしかないこと。

誰もが一度は夢見た形のデバイスを作ってみました。
でも誰もが想像した便利さはそこにはありません。
以上。

他に聞こえてくるのはAppleCar。
これも何か驚きではなく予想の範囲内のガッカリ感しか感じ無さそう。
しかしクック氏は『少ない製品に集中し、全てのエネルギーを投じる。』と言う。
つまり今後はAppleWatchレベルのものしか出てこないと自ら宣言したわけです。


iPhoneシリーズは売れていると主張する人がいるがそれはどうか。
確かにジョブズ氏が居なくなってからもiPhoneシリーズは販売数を伸ばしました。
5/5sシリーズ6シリーズと確かに大きく伸ばしました。

ジョブズ氏はハードのコストダウンをして利益を上げる為にハードの性能は控え気味の
ものしか利用しませんでした。あくまでもOS等のファームウエアやソフトウエア技術で
スムーズさを生み出す設計になっていました。

しかしジョブズ氏が開発を主導しなくなり、クック氏が前面に立つようになってからは
ハード性能優先、ファームやソフトは重くなっていくばかり。
一時期のマイクロソフトを見ているような気持になりました。

それは次第に「重くして旧ハードを陳腐化させ、買い換えさせる」という効果を生み、
それにも頼るようになっていきました。

また買い替えの強い理由として、プロセッサ性能の向上等も前面に押し出すように
なっていきました。

これって本来のアップルのイノベーションでしょうか?
アップルファンってそれを求めていましたっけ?
その意識で作られたApple Watchは売れましたっけ?

それはこういう所を見れば一目瞭然といわけで・・・。

ホーム>モバイル>キャンペーン・プレゼント>キャンペーン・プレゼント一覧>いい買物の日 Apple Watch キャンペーン ~ ソフトバンク公式ページ

AppleWatchの第二世代が発売された直後に旧製品の処分市。
こんなたたき売りされるような状況の代物が売れているとは到底言い難いわけで・・・。
アップルは販売数の自慢もしない上に、売り上げから数が分かる計上しませんしね。

こんなレベルのものに対して『少ない製品に集中し、全てのエネルギーを投じる。』らしいです。



では落ち目で販売数が減少に転じたとは言え、まだドル箱を支えているiPhoneはどうか。

総務省vs通信大手、「0円」で第2ラウンド ~ 日本経済新聞
総務省でスマートフォン(スマホ)の「実質0円」販売やSIMロック解除を見直す有識者会議「モバイルサービスの提供条件・端末に関するフォローアップ会合」が始まった。安倍晋三首相の鶴の一声で始まった昨年の「携帯電話料金値下げタスクフォース」で、年末に各携帯電話会社(キャリア)に販売方法の是正を求めたものの、相変わらず一部で「0円」販売が横行。改めて、キャリアの動向を検証する場をもうけて実効性を高めたい考えのようだ。

例えば「週末限定」や「ヘビーユーザー向けの大容量プランへの加入」といった特定の条件付きであれば、販売代理店が奨励金を支払って割り引くことができる。この抜け道を利用し、ガイドラインの規制対象外である販売代理店が独自にやっていることと称して、iPhone6sのような一世代前の機種で実質負担が0円以下になるケースが横行していた。

このように0円販売がまだ維持されており、出たばかりのiPhone 7でも既に0円案件が
ちょっと探せばすぐに見つかるレベルになりました。

携帯3社、過剰値引きは「故意」 総務省が見解示す ~ 朝日新聞DIGITAL
携帯電話大手3社が、9月発売の「iPhone(アイフォーン)7」を「実質0円」など大幅に値引きして販売していた問題で、総務省は1日、3社が過剰な値引きを禁じるガイドラインを「故意に破っていた」との見方を明らかにした。ただ、3社が再発防止策を提出したことを受け、追加の行政処分は行わないという。

3社ともiPhone 7の実質0円を未だに行っていたわけです。

iPhone 7と言えばNFC Type Fの搭載、強引ながらもApplePayを利用したSuicaサポートなど、
ジョブズ時代には世界統一モデルを提唱して実行してきましたが、iPhone 7ではそれを
あっさりと覆し、日本にすり寄ってきました。日本の高シェアが世界のiPhoneのシェアに影響して
いることはアップルもよく理解しているのでしょう。日本で売れるものは世界での好印象に繋がる
事をよく理解しています。

が、その売れている本当の理由はこの0円とキャッシュバック攻勢だったわけです。
さて、そのことを世界が知ったらiPhoneの事をどういう目で見始める事やら・・・。


日本のキャリアは売れないものをまだ残っているイメージと知名度を利用して売れるものに
するための0円政策を未だに行って真面目に使っているユーザーからの搾取をやめない姿勢を
貫いているわけです。アップルはそれを誘導するために色んなことを行ってきたのでしょう。


クック氏がが日本詣でをするわけです。
日本が買うからアジアが買う、中韓も買う、世界も買う。
その構図をよく理解したクック氏の行動だと思います。

でもそこには何らイノベーションはない。
うんこにティアラとPOPを張っている以外の何物でもないわけです。

0円のティアラですけどね。

関連記事
  1. 2016/11/02(水) 19:35:45|
  2. 携帯
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
<<AppleWatch初代がソフトバンクによって釣り商品にされていた模様、在庫分を安値で叩き売ると大々的に言いながらも在庫無しの店舗が大半、ほぼ詐欺商法と言ってもいい状態・・・もしかして公取委・消費者庁案件か? | ホーム | Chromeが超絶不安定・・・ブログ記事を書いていたら落ちまくります!!(怒)>>

コメント

誤:ま買い替えの
正:ま買い替えの

誤:日本の高シェアが世界のiPhoneのシアに影響して
正:日本の高シェアが世界のiPhoneのシアに影響して
認めたくないものだな。若さゆえの過ちと言うやつを。

報道各社が「アップルすげー」と絶賛しまくっていたあのお熱はどこへやら。
崩れ始めたらあっという間でしたね。
まだ一部の報道がアップルに反旗を翻したに過ぎませんけど、この流れはもう止められないでしょうな。
そうそう、mixiではニュースにいつもiphone関係が躍っていましたが、いまや見る影も無い。
発売数日のときにちょいちょいと浮上する程度。
もうiphone(アップル)では話題にならないことが、統計データとして出ているのは間違いない。
手ごたえがあるならやめる理由がありません。

ユーザー体験を重視して革新を感じさせてきたものの、もう革新が起こせないからスペック勝負。
SE/2だのPerformerだの、ラインアップを増やしてきた頃にかぶり始めています。
違うのはキャリアに集金させて献金を迫っているところ。
沈み始めた船をいつまで航行させられるのか見ものです。

次は無印、Plus、Pro、Premiumなどとまたもやラインアップを増やして収拾つかなくなるのでしょう。
けどもうゴチャッとした製品群を整理する人材はいません。

http://www.excite.co.jp/News/bit/E1478068590400.html
近いうち、これの対象違いで「iphoneが出荷終了。時代の終焉を感じる」なんてニュースでも見ることになるのでしょうか。
docomoを擁護するつもりは毛頭ありませんが、あまりにニーズが少なすぎて部品メーカーが製造を拒否し始めているのでしょう。
言い訳じみているのは気のせいではないと思いますが、3Gの巻き取りをぼちぼち始めていこうという魂胆だろうか。
停波は最低3年前に宣言でしたっけ。少なくとも2020年までは止まらないですね。
それでもLTEケータイは3G対応ですし、まだまだ残る規格か。i-mode終了が5年以内に発表されそうですが。
  1. URL |
  2. 2016/11/02(水) 19:59:36 |
  3. 7SUXEN #22s72cIM
  4. [ 編集]

フィーチャーフォン出荷終了(※らくらくホン除く)はソフトバンクも追随するでしょうね。

おサイフケータイと簡易防水に対応して、若干有利に成ったけどiPhone7の勢いは6に及ばず。

キャリアのAndroid端末が売れなくなれば、Apple製品の安売りも殆ど出来無く成るが、
日本メーカーは既にジリ貧.瀕死状態だから、iPhone5Sと6の時の様なバラ撒きセールは、

まず出来無いからこそスペックが向上して、マトモに成った筈の6Sと7に、勢いを感じられないのかも知れませんね。
  1. URL |
  2. 2016/11/03(木) 00:35:23 |
  3. 小型スマートフォン支持派 #IGOGmPGQ
  4. [ 編集]

実質0円商法って、日本でiPhoneが売れなかった時代に孫さんが導入したシステムでしたよね。
実質0円に釣られて今のシェアになったわけですが、総務省がそれを許さなくなった(なる)。

実際に、クックCEOが来日した効果があるかは不明ですが、これで実質0円やっぱり容認!って流れになったら嫌ですね。

この問題に、日本はどう取り組むべきなんでしょうか?
海外の先進国で、どこかの国をモデルに日本が同じように取り組む、またはモデルケースがなければ独自に運用し成功する方法を考える必要があります。

MNOには、設備投資・保守などの役割がありますが、回線と端末のセット販売を辞めさせるとなると、MVNOもセット販売してますし、回線を安くしすぎたらMVNOが倒れますよね。
現状維持だと、MNOは現在どこも増収増益していて、長期利用ユーザーに還元されてない感があり、やっぱり不公平感が出てきます。

端末メーカーも、国内メーカーは瀕死状態ですし、海外での競争力に疑問も残ります。
PCメーカーみたいに中国に食われてしまうんですかねー(´・ω・`)

そうそう、驚異的な存在感を出していたファーウェイが、最近の中国国内販売シェアではOPPO、vivoに次ぐ3位だったことは意外でした。
数年以内にAppleを抜いて世界2位になる!って宣言しているメーカーを秒速的な感じででも抜くメーカーがあるのは脅威です(OPPOは以前からファーウェイ並み勢いありましたけどね。)。

中国のApple()ことシャオミさんは…(;`・ω・´)
  1. URL |
  2. 2016/11/03(木) 00:41:27 |
  3. すまーとめでぃあ yuki #-
  4. [ 編集]

>7SUXEN さん
>次は無印、Plus、Pro、Premiumなどとまたもやラインアップを増やして収拾つかなくなるのでしょう。
どこのXperiaですか?ソニーも迷走してますね。

>すまーとめでぃあ さん
実質0円はiPhone3Gより前のガラケー時代からやっています。当時は月々割がホワイトプランのみでも適用になってて8円ケータイとかありました。
最終的にはアメリカにならって(2年縛り前提で$99とか$199)1万~2万付近に落ち着くのではないでしょうか。
そもそも端末買ったら通信料から割り引く、というのをやめさせればいいのに。
  1. URL |
  2. 2016/11/04(金) 23:28:24 |
  3. ねこ #-
  4. [ 編集]

>>ねこさん

AppleってアメリカのSONYみたいなもんだと思います。

実際、創業者の故ジョブズはSONYに影響を受けていたから、似たような会社に成るのも仕方の無い事なのかも?
  1. URL |
  2. 2016/11/05(土) 07:30:20 |
  3. 小型スマートフォン支持派 #IGOGmPGQ
  4. [ 編集]

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