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鈴の音情報局blog

携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。
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そういやソフトバンクの事を忘れていました

忙しさにかまけて大好きなソフトバンクの話題を書くのを忘れていました。(句読点の位置は各自でw)
久しぶりに取り上げてみようと思います。

三・九世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設計画の認定に係る四半期報告書
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/info/public/lte/pdf/20091120_01.pdf


によると、ソフトバンクの動きは5ページ目にこう書かれている。

>1.1.1 運用開始およびサービス開始期日
>運用開始およびサービス開始の期日は、それぞれ以下のとおり予定しております。
>
>(ア) 運用開始の予定期日
> 3.5世代 :2009年12月
> DC-HSPA :2011年1月
>
>(イ) サービス開始の予定期日
> 3.5世代 :2010年4月
> DC-HSPA :2011年7月

先日の決算発表会でもこの辺りの事に少し触れていた。
内容がほぼ一致するので1.5GHzの事で間違いないだろう。
もしこの発表どおりに事が進んでいれば近々こちらの免許情報にソフトバンクの3G-1.5GHzが現れるはずだ。

同じ時にDC-HSDPAについては2011年1月といっているが、運用予定であってサービス開始時期の話ではない。
ちょっとうそ臭い気もするがここは多目にみるとして、サービス開始は同7月になっている。
本来これはソフトバンクのLTE開始時期だったはず。

DC-HSDPAの開始が端末ベースでドコモのLTEの更に一回遅れということになる。
そうなるとDC-HSDPAの立ち上がりにもよるが・・・1~2年はDC-HSDPAから手が離せなくなるだろう。
ソフトバンクは実質的にLTEから撤退に近い形になる。

DC-HSDPAが限界に達しLTEに動かざるを得なくなった時、始めてLTEという選択肢が点る事になるが
当然ドコモとKDDIは4Gの準備をしている頃か、既に4Gのサービスを開始している頃かも知れない。
今後の行方は誰にも分からない上で書いているが、ソフトバンクがここでLTEかDC-HSDPAを選択する
という差が将来的にはそこまで大きな差に広がる可能性だって有るということを私は記しておきたい。


上記の後に以下のことが記されている。

>1.1.2 移動通信システム高度化計画
>当社のエリア展開方針は、以下の3段階での展開を予定しております。
>
>第1 段階:2GHz帯移動通信システムから1.5GHz帯移動通信システムへのトラヒックのオフロード
>第2 段階:DC-HSPA高速通信サービスの展開
>第3 段階:LTEへのアップグレードによる更なる高速通信サービスの展開
>
>1.2 今四半期の状況
>認定申請を行なったサービス計画の変更はありません。現在本計画の履行に向けて諸準備を
>行なっております。
>なお、割当てを受けた1.5GHz帯の10MHz幅の周波数において、3.5 世代の実験を実施しました。

これは明らかに付け足しで上のDC-HSDPAについての事が主文に近い扱いだろう。
この報告書自体3.9G導入の為のとなっているが今の所私は3.5Gの為のものとして捉えている。

今後ソフトバンクがパケット定額を駆使して利益を上げだしたとしても一度始めたDC-HSDPAから
脱却できないでいる姿が目に浮かぶ。

今まで世界の各社が多数採用していたおかげでコストダウンしてきたW-CDMA/HSPA用の機器が、
以後はLTEやWiMAXに市場が分散されオペレーターが奪われていく。3.6~14.4MbpsのHSPAまでなら
オペレーターは多いだろうが、LTEが有るのに敢えてDC-HSDPAを選ぶキャリアは少数派とみている。
しかもローカルバンドの1.5GHzでだ。このまま何も手を打たなければ今後のソフトバンクは
ローカルバンドでマイナー規格でコスト高のまま抜け出せなくなって行くような気もしないでもない。


iPhoneがLTEに対応する頃には日本ではSIMフリーが当たり前になっており、挿入されるSIMは
当然ソフトバンク以外のSIMである可能性が高い気がする。DC-HSDPAに一旦足を踏み入れると
基地局だけでなく、端末までそれで揃ってしまうので思っている以上にリプレイスは大変だ。
DC-HSDPA+WiFiとなれば他のキャリアと比べると結構特殊になる。海外にもそれを推奨する
キャリアはほぼいないだろう。LTE+WiFiなら有るだろうが。

ソフトバンクは2GHz帯のトラフィックを1.5GHz帯に逃がし、その上で2GHz帯のうちの5MHzか10MHz幅を
LTE化して移行策を講じるしかない。そうでなければ2GHz帯を全てDC-HSDPA化するかだ。
しかしソフトバンクのようにゴミだらけノイズだらけの電波環境をまず整理できないことには
手を付けられない。まだ5MHz幅でLTEの方が現実解なのかもしれない。

どっちにしろ将来的にソフトバンクでのiPhone 3Gの後継製品は長期に渡って7.2Mbps以上でリンク
することはなさそうだ。世界中の端末も恐らくそういうことになるだろう。



勿論ここに書いたことは全て私の妄想に過ぎないわけだが。
関連記事
  1. 2009/12/21(月) 20:05:00|
  2. 携帯
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

キャリアによってはLTEを4Gと捉えて注力しているくらいなのに、
2011年にもなってDC-HSDPAサービスインとは厳しい・・・
課金さえできればWiFiだけでいいと思っているとしか考えられない。
どうせ1.5GHz帯はホワイト通話24時間定額化の為に使うのでしょうし、
周回遅れは確定っぽいですね。

対してdocomoは、永く使える音声網としてしっかり3Gを整備してきた強みがこれから出てきますね。
現FOMA網にデータ専用としてLTEが被って来るなんてワクワクします。
今秋から既にLTE対応の子基地局の展開を始めているそうですから、
いざ始まれば展開がすごく早いんじゃないかと思います。
  1. URL |
  2. 2009/12/22(火) 01:24:33 |
  3. きいろっち #-
  4. [ 編集]

他社から一周遅れだとすれば、S社がやっとこLTEに着手した瞬間を狙って次世代規格を展開といういやらしい戦法がとれますね
むしろとってほしい
  1. URL |
  2. 2009/12/22(火) 16:55:21 |
  3. たとえばですが #0MXaS1o.
  4. [ 編集]

SBが中華の国のTD-CDMAかTD-SCDMA方式を取る可能性もありえそうですね
あくまで可能性ですが…
  1. URL |
  2. 2009/12/22(火) 21:37:39 |
  3. いやらしい戦法 #-
  4. [ 編集]

>きいろっちさん
ドコモは世界の非スタンダードの悲哀を痛感したのはキャリアとしてインフラ整備を真面目にやっていこうとしていたからでしょうね。
ソフトバンクの場合はキャリアだけどインフラ屋ではないのかも知れません。
出来合いのものを切った張ったしていくつもりなんでしょう。
規模の大きなイーモバイルのようなものかも知れませんね。
ソーモバイルとでも呼んだ方がいいでしょうかww
帯域的には2GHz>iPhone用、1.5GHz>ドメ携用に持っていくのではないかと思います。

>たとえばですがさん
ソフトバンク的にはiPhone的に影響が出るまでは大して気にしないような気もします。
方式で劣る分また「とんでも」なことをやってどんな目くらましをやってくれるのか逆に楽しみな気もしますww

>いやらしい戦法さん
さすがに今更3GのCDMAに乗り換えるようなことはしないでしょう。
基地局のリプレイスにお金をかけるなら素直にLTEにしてしまった方がいいでしょうし。
  1. URL |
  2. 2009/12/23(水) 01:20:12 |
  3. #GpEwlVdw
  4. [ 編集]

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