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iPhoneが売れない、インドのiPhone不振から解いていく、今後の世界中で起こるiPhoneの不振とその理由を予測

インドのスマートフォン出荷シェア、Androidが全体の97%に ~ juggly.cn
市場調査会社 Strategy Analytics が公開した 2016 年 Q2 のインドにおけるスマートフォンの出荷データによると、全体の 97% にも及ぶ台数が Android だったことが分かりました。
同社の見解だと、現在のインド市場は米国と中国に続く世界 3 位で、従来はローコストモデルに集中していたものの中価格帯の拡大も進んでいるそうです。

インドでの2016年Q2(4~6月)のスマートホンのシェアで、Android が97%も占めているとのことです。
この時期にはiPhone SEの発売が絡んでいたりするのですが、あまり意味をなしていないように思います。
それはこんな感じの記事を見れば明らかです。

iPhone SEがインドで売れない3つの理由 ~ Forbes Japan
「インドの人口の半分近くが25歳以下で、消費者ブランドにとっては魅力的なターゲットです」とクックは語った。
しかし、アップルはすでに高価格のスマホにおいて大きなシェアを得ていることもあり、iPhone SEを買おうというインド人は少ないかもしれない。その理由を以下にまとめた。

Apple、インド市場で苦戦〜第2四半期iPhone出荷台数は大幅減 ~ iPhone Mania
Appleが、規模において中国、アメリカに次ぐ世界第3位のインド・スマートフォン市場で、苦戦を強いられていることが判明しました。
■前年同期比でiPhone出荷台数は35%減
調査会社Strategy Analyticsの調査データによれば、インドにおける2016年第2四半期(4月〜6月期)のiPhone出荷台数は80万台で、前年同期の120万台から35%も減少しました。この数字は、従来モデルよりも低い価格設定のiPhone SEが、同市場では支持を得られていないことを示しています。

iPhone SEがインドで人気が無いという話。
iPhoneの販売自体が落ちてるから廉価端末でフォローしようとSEを出したものの、
全くフォローになっていないと。


その結果、廉価版が豊富にあるAndroid端末で染められてしまったと。

しかし、一度引いた線路というものはなかなか捨てたものではなく、廉価版から入っても、
次に廉価版を買いなおすということでもなく、今よりももう少しいいものを買うということは
よくあります。

その昔のコピーで「いつかはクラウン」なんてのが有りましたよね。

カローラから、コロナを通り、最後にはクラウンにたどり着くというストーリーをそこから
感じ取ることが出来ます。

スマートホンでもそういうことで、ローエンドでつかんだAndroidユーザーが、そのまま
ミドル帯へと流れていくことは十分考えられます。そうして一大勢力になれば、シェアは
力であり、しかも多くのメーカーからより取り見取り選べる状態となればわざわざAndroid
から離れる必要もないでしょう。


インドではAndroidのシェアの圧倒さからもうAndroid無双の状態が崩れることは考え難く、
アップルが色々やっていますが、次第にハイエンドとしての魅力も消えていくでしょう。
Androidにもハイエンドが有りますし、Googleは既にその魅力を高める努力をしています。

OSがVM上での動作とかいう部分もARTでほぼ意味をなくし、そもそもその差が分からなく
なるレベルでプロセッサやメモリが進化をしてしまっています。


今後見込まれるインドの経済爆発は間近になってきており、中国に次ぐ大市場として
注目されているわけですが、そうなるとローエンドで覚えたAndroidを次々と上位モデルに
買い換えるようになるだけでしょう。インドは地元メーカーも強いですしね。

中国でも結局地元メーカー回帰が起こっていますし、インドではもっと他社が入り込めない
仕組みになっているので、Androidメーカー同士の戦いに収束していくだけだと思います。


iPhoneは7で上位モデルはメモリを増やすとか、結局魅力は「スペックとしてのハイエンド」を
目指す方向になっており、スペック競争をすればAndroidの世界とでは比べ物になりません。
既に4GBは当たり前で6GBというのもちらほらありますし。

ベンチマークでもMetalの導入で3D部分を重視した改変をさせたベンチもあり、それでiPhoneが
かなり優位な数字を一時期出していましたが、Androidの世界でもVulkanがもうすぐ本格的に
登場し、Vulkan無しでMetal装備のiPhoneと互角な数字を出したり、iPhoneを打ち負かす端末が
続出しているので、Vulkan装備のAndroid 7.0が普通になったら、ベンチマークでももうiPhoneが
Androidに太刀打ち出来るところは無くなってしまいます。

またイヤホン端子も無くす方向のようですし、次期端末は大して進化しないことも言われています。
もしその通りに端末が出てきたとすると、この業界は足踏みは実質の退化を意味します。
値段を下げるとの噂もありますし、「iPhone=ハイエンド」の図式も消えてしまいます。

つまりiPhoneはハイエンドという訴求も出来なくなり、かといってミドル域のユーザーに手が
届くかと言えばそうでもない、なんとも中途半端な端末になってしまいます。

日本でゲーム層辺りならMetalも有りますから有用でしょうが、売り方が変わったらユーザー
視点からは端末代値上げとしか見えない結果になります。

早い話次期iPhoneはどこに向けて売っていいか分からない端末になってしまうということです。
iPhone SEがターゲットの一つとして考えられていたインドではほぼ売れず、せいぜい小型端末が
欲しかったiPhone 4~5辺りで粘っていた層の買い替えを促した程度です。

結果、iPhone 7の時に一気に買い替えが集まっていたのが、今年に限っては年二回に分散化
してしまい、iPhone 7を買いたいパイが減ってしまい、7の買い替え需要も中途半端。
端末としての魅力も中途半端ということになってしまいます。


Android端末が厚い厚い機種を取り揃えているハイミドル~ロー層になり下がったiPhoneは
その大変厳しい競争に打ち勝てるのでしょうか。

今年一年休みの年になって、それが致命傷になるような気がします。
もしかするとシェア一桁を拝むタイミングも発生するかも?

私はSEでの買い替え分散化と、iPhone 7の一回休みはとんでもないことを起こす力になる
ような気がしますが、それだけだと余りにもアップルは馬鹿過ぎるので、恐らくiPadのように
シリーズをややこしくして増やしてAndroidのような品ぞろえにするような手を打ってくる
可能性は少なくないと思います。


ユーザーから見るとそれがフラグメント化なんですけどね。
Androidのように初めからそういった売り方をしていればいいのですが、iPhoneのように
世界中で一機種しかないという売り方をしていて、それがユーザー同士の一体感を作り
出していた製品に関しては、ユーザー意識のフラグメント化という結果を出してしまい
そうに思います。

そういう意味ではSEと7を発売する今年は色んな意味でiPhoneにとって受難な年になる
んじゃないかなーって私は考えています。

このタイミングで日本の販売の仕方も変わりますし、それを加速させるでしょうが、どうせ
メディアは「iPhone狙い撃ちの結果」とか間抜けな事しか書かないでしょう。

私は上に書いた通り、その流れは世界中で起こるとみています。
日本固有の理由だけを取り立ててアホなことを各メディアをみんなでニヤニヤして見ておきましょう。


とはいえ、この意見だって当たるも八卦当たらぬも八卦の適当なものですけどね。
でもみんなの意識に深く刻まれる年になるのは間違いないと思っていますよ。


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  1. 2016/08/07(日) 23:56:30|
  2. 携帯
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

インドというとソフトウェア技術も進んでいると思いますが、インド国内で同じようにアプリを作るとなると林檎税が無視できないのでは?
  1. URL |
  2. 2016/08/08(月) 02:10:53 |
  3. Beep #-
  4. [ 編集]

誤:Android夢想
正:Android無双

この囲い込み、ほんと世界的に見てもおそらく前例無いほどの成功例といえるでしょう。
未来永劫ここまで囲い込めることも無いかと。
家電メーカーは今までにさまざまな囲い込みをしてきました。
同社製品同士でないと機能しない、マゾの極みとしての連携機能。

たとえば東芝の携帯を起点として、東芝のテレビ、東芝の照明器具、東芝のビデオデッキ、東芝の・・・
と、同社製品以外が混じると、社外品ではその機能を使えなくなる。
ひところは各メーカーがしのぎを削って連携機能に注力してきましたが、どれも不発に等しい状態でした。
連携するため同社製品で固めなければならないナメプ、ドMプレイをいったい誰が望むというのか。

アップルはこの囲い込み分野ではおそらく未来永劫なにものも超えられない成功例として記録されるでしょうけど、
同時に囲い込みがいかに難しく、続かないかを知らしめることになるでしょう。
同社主力製品であるiphoneがすべての起点となる各連携機能、その起点が萎んでしまう。
iphoneが売れなくなるとアプリ開発がおろそかになってiphoneの優位性が薄れる。
薄れた優位性でさらにiphoneが売れなくなり、さらにアプリやサービス機能も広まらなくなる。
広がりを失うことでまたiphoneが売れなくなり・・・と、負のスパイラルが加速する。
すでにその兆候はでています。
かつてはまっさきにiOS向けアプリがリリースされていたけど、だんだんと逆転し始める流れが散見されます。

結論づけるの早いかもしれませんが、時間が経つごとに証明されるでしょう。
アップルはジョブスの個人商店であった、と。
  1. URL |
  2. 2016/08/08(月) 06:02:00 |
  3. 7SUXEN #22s72cIM
  4. [ 編集]

>Beepさん
最終的にプラットフォームが揃ってきたときに、継続して作るのに無税のAndroidと、
毎年リンゴ税を取られるiPhoneではえらく条件が変わりますよね。
開発者の大半は儲かっていない零細なんですから。
そのうちリンゴ税を無駄と思った開発者が次々に更新をやめていき、
iOSアプリの開発がじり貧に追い込まれていきそうに思います。

>7SUXENさん
なんといっても世界規模ですもんね。
世界規模で密室商法を完成させたジョブズはすごいの一言です。
気が付けば25万円の布団を示されても「はいはい」手を上げるような
状況に世界中がなっているとかもうすごいとしか言いようがないです。
日本では詐欺師の代名詞である孫正義氏が踏み台役を成し遂げた辺りも、
胡散臭さ全開ですね。
  1. URL |
  2. 2016/08/08(月) 11:22:30 |
  3. #GpEwlVdw
  4. [ 編集]

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