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Android Nで搭載される高速3D API Vulkanの実力を目の当たりにする動画

以前みっちり記事として採り上げた、次世代高速グラフィックAPI Vulkanですが、
もう一度取り上げたいと思います。

「Android N」、第2の開発者プレビューが公開--Vulkan統合、ショートカットなど ~ ZDNet
Googleは米国時間4月13日、Androidの次期版「Android N」の最新の開発者向けプレビュー(Developer Preview 2)をリリースした。
新機能としては、最新の3DレンダリングAPIである「Vulkan」をサポートした。Vulkanは非営利の標準化団体Khronos Groupが中心となって策定するオープンな標準で、低いオーバーヘッドなどを特徴とする。Googleも仕様策定に参加している。

Androidが次世代グラフィックAPI「Vulkan」対応へ。同一GPUで劇的高速化 ~ engadget
Googleは2015年8月10日、Androidが次世代グラフィックスAPI「Vulkan」に対応することを明らかにしました。
Vulkan は業界標準の OpenGL や OpenCL と同じ規格化団体 Khronosグループが策定する次世代のグラフィックスAPI。CPUのオーバーヘッドをなくしマルチスレッドに最適化することで、同じハードウェアでも劇的にグラフィック性能が向上します。

Android N Developer Preview 3がリリースされており、既に多くの方がインストールして実際に
触ってみて実験を行っている模様です。そのAndroid Developer Previewの 2以降でVulkanが
実装されています。そのVulkanの実力が分かる動画を紹介します。

左がVulkan、右がOpenGLESです。


PowerVR Rogue GPUs running Gnome Horde demo (Vulkan prototype)

左下に表示されているFPSのグラフを見ると、Vulkanの方は、高止まりで安定している事が分かります。
かなり有り得ないぐらいの負荷を与えているにも拘らず、Vulkanの方は安定して表示出来ています。

一方、OpenGLESの方は、負荷が高まると一気にぱらぱら漫画のようになってしまいます。
かなり残念な状況に。

クアッドコアのプロセッサ負荷もグラフとして左下に表示されていますが、Vulkanの方は
普段は2コアで小負荷、負荷の大きな表示になったら4コアともフル回転しています。
これを見ると、CPUとGPUの能力をフルに生かせている事が分かると思います。

プロセッサ自体の能力が高まると、その分無駄なく使いきれる事が分かると思います。
一方OpenGLESの方は、普段から負荷が高めで、重い処理になると、前の2コアが完全に
処理能力を使い切って処理が飽和してしまいます。それでコマ落ちしてしまうのです。



Vulkanがスゴイのは分かったのですが、しかしながらこれが使えるのがAndroid Nからというのは
少し残念です。本当はLollipopか、遅くてもMashmallowの頃には欲しかったというのが本音です。

iPhoneではiOS8以降でVulkanと同クラスのAPIであるMetalがサポートされています。
iPhoneがゲーム向きと言われる理由の一つがMetalを使える事です。

極端に負荷が重くならなければOpenGLESで十分事足りるのですが、最近は極端に重いゲームが
一部にあり、もはやそのゲームが快適に動くかがベンチマーク化している始末。

そのゲームをAndroid端末で楽に動かそうと思えばVulkanが必要になります。
Vulkanが使えれば3D系のベンチマークの数字がドンと上がる可能性が考えられます。

上の動画を見ればなんとなくそれを感じ取ってもらえると思います。


ゲームをする人でAndroid端末がいいという人は、是非Android Nが降ってくる端末を
選んでおきましょう。古い端末ですが、Xperia Z3もAndroid Nが降ってくるので合格。
今後はAndroid Nが動かないと重いゲームが動かなくなる可能性も考えられますね。

しばらくはVulkanとOpen GLESの両対応になると思われますが、これが何処かの
ラインでVulkanオンリーで線を引くゲームも現れるかも知れません。


でも本音を言うとAndroid Nレベルではなく、MashmallowクラスまでVulkanが欲しい所です。
Android Nが出て、それからアプリの開発が進むのですから、Vulkanが動くプラットフォーム
を早期にふっやしておくべきである事を考えると、一部でもいいですからMashmallowに
Vulkanを持って来れたらアプリの開発状況がかなり変化すると思います。

ゲーム会社も、仕事量を増やしてまでVulkanに対応するにはそれなりのインセンティブが
欲しい所ですしね。正規にGoogle出典でアドオンで載せられるのなら最善ですが、
CM等のカスタムROMで載るならそれでもいいかも知れませんね。
ただこの場合、Vulkanの利用をOSのバージョンで判別されてしまうと意味が無くなりますけどね。


まだ実際に利用できるようになるまで色々ハードルは有ると思いますが、ようやく本気で
ゲーム機に対抗できるような状況になりそうなので、Vulkanに期待して待ちたいと思います。

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  1. 2016/05/25(水) 20:09:04|
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