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GoogleがChrome OSでGoogle Playを利用可能に、Android向けアプリを利用出来るようになってPC環境でもAndroid向けアプリが利用できるように

Google、Chrome OSへのGoogle Playストアの提供を正式発表 ~ juggly.cn
Chrome OS 向けに Google Play ストアが提供されることで、Chromebook などの Chrome OS 端末上で Android アプリを簡単に実行することが可能になります。Chrome OS で利用できるアプリが格段に増えることになります。

Chrome OSにAndroid向けアプリのGoogle Playストアが提供される事になりました。

これ、Chromebook側から見てのメリットで報じられていますが、Android向けのアプリ製作者側から見ても、
稼働プラットフォームが増えることになり、それはそれでメリットになります。

早い話がChrome OS側から見ても、Android OS側から見てもWinWinな結果だということです。

もう既に絶対王者のAndroid OS側のアプリと、軽量ノートブックとして勝ち組のChromebookとが
融合を開始し始めたわけですからどう考えても強力タッグってことでしょう。

「Chromebook」、米市場出荷台数でMacを上回る(IDC調べ) ~ WirelessWireNews
グーグル(Google)の「Chromes OS」を搭載するノートPC「Chromebook」の出荷台数が、米国市場でアップル(Apple)製ノートPCのそれを初めて上回ったとするレポートが、調査会社IDCから発表されている。
2016年第1四半期の世界のPC出荷台数をまとめたこのレポートによると、米国におけるMacの販売台数は同期に前年比5.6%増の176万台を記録。それに対して、デル(Dell)HP、レノボ(Lenovo)などから発売されているChromebookの出荷台数は合計で約200万台になったという。


〇Intel® Core™ i7 processor, 2.4GHz, 16GB memory

まあまあの性能のWindows noteと思ってしまうようなスペックですが、これはGoogleが販売している
CHROMEBOOK PIXELのスペックです。Chromebookにはi7プロセッサや16GB RAMまでが奢られる
ようになっているのです。勿論RAM 2GBのものも存在するのでこんなハイスペックなものばかりとは
限りませんが。


Chrome OSは最低限のLinuxのカーネルの上に、Chromeのブラウザを載せただけの簡素な構造に
なっています。アプリはChromeアプリとして作られたHTML5やJavascriptで作成されたWEBアプリが動作し、
基本的にはオフラインのストレージに保存されたChromeアプリやWEBのショートカットとして動作します。
だから非常に軽量なOSなのです。必要なメモリも少なくて済み、CPUパワーもブラウザさえ動かせ
れば問題なく、それほど強力な必要も有りません。


Chrome OS側の事情を見ていくと、Androidのアプリを動作させるには、ARTかDalvik VMを移植する
必要が有りますが、それはGoogleからみてそう難易度の高い作業とは思えません。

既存のChromebookにはインテル系のCPUを用いたものが大半です。一部にサムスンのExynosを
搭載したものが有り、こちらはARM系のプロセッサとなります。最低限インテル向けに、全部を
カバーするならARM系のVMまで作ればAndroidのアプリを動作させる事が出来ます。


Googleの立場からすると、有りモノの再利用で高い効果を見込める。
コストパフォーマンスの高い政策という事が出来ます。

過去に販売した大量のChromebookを、Android端末へと変貌させる策として、
このGoogle Playの開放をしたのだろうと私は感じています。
これでChrome OSで使えるアプリの数が一気にMacやiOSを超える程に大量に増えるのです。

Chrome OSはGoogleのクラウド思想を中心とした考え方の中の一員として生み出されたものですが、
GoogleはPC向け軽量OSとしてうまく離陸させる事に成功しました。
今現在、一定割合の需要が有り、もう間違いの無い存在になっていると思います。

Googleは初めのうちはクラウドに重きを置いていましたが、Android OSが余りに大きな存在に
なってしまい、クラウドが基本では有りますが、Android OS中心の考えに若干軸足を移したように
私は感じています。

Android OSでのMicroSDの扱いにそれを見る事が出来ます。
セキュリティー対策という事も有り、KitKatでMicroSDのアクセスに制限を加えたものの、
やはりMicroSDに依存した使い方をしている人は少なくなく、ユーザー自身がアクセス権を許可しないと
アクセスできないという制限が付いているものの、McroSDへの自由な読み書きは復活しました。
Googleとしてはセキュリティー上問題を生みやすいMicroSDは縮小方向へと考えていたのかも知れません。
が、その後の扱いの変化を考えると、ユーザーが考える便利屋さメリットには勝てなかったという
事かも知れません。iPhoneを使っている人は、MicroSDに関してはデメリットしか感じていなさそうな方も
少なくないようですが、実際使うとどこにコピーする必要もなく、瞬時にデータを別の端末に大量に、
物理的に移動できるMicriSDは非常に便利です。物理的に移動するので、旧端末にデータが残らない
事もメリットの一つと言えますし。そういう意味では別の意味でセキュリティー的にメリットが有ります。


Chrome OS上でAndroid OS向けのアプリが使えることになると、クラウドの立場が少し後退する
ことになります。Android OS向けのアプリはスタンドアロンで使えるものも少なくないからです。
今後は様子を見ながら軽量ノートPC上でのAndroid OSの存在感を上げていくことになり、
ネットワークを介せずに単独のノートPCとしての役割も増えてくると思われます。
クラウド中心からAndroid OS中心、クラウドはアップルが真似出来てもAndroidはさすがに真似が出来ない。
Googleは自社のもつ強みの要素を全面に利用する動きを見せたなと思っています。


並行してWindows PC上でAndroid OS向けのアプリを動かすようにするというハードルも
有りますが、これにGoogleが本気で取り組むのかはまだ未知数です。

勿論Windows上でAndroid OS向けアプリを動かすというのでしたら今でも可能ですが、
まるでネイティブアプリと思える位シームレスに使えるようにするにはまだまだハードルは
少なからずあります。しかしそれが現実に可能になればPixel Cのように軽量ノートPCとの
相乗効果で面白いことになりそうな気もしなくはないです。実際の作業はChrome OS向けに
移植したVMをWindowsに移植するだけなので割とすぐに出来そうですが。


また、ユーザー自身でも自分のWindows PCでChrome OSを動かす事が可能です。

古いノートPCをChromebookとして復活させてくれるアプリ『CloudReady』 ~ lifehacker
ついに実現!WindowsとChromeOSのデュアルブート! ~ Chromebook通信

このように確実に稼働台数を広げています。
益々Chrome OSは広がりを見せそうです。


私が一番感じるGoogleとアップルの違いってこういう部分だと思うのです。
アップルの話題って、あくまでもアップルの金儲けのデバイスの話しか展開できないのですが、
Googleの場合、今後の標準OSの座までを含めたもっと大きな風呂敷の話を展開できるのです。

どのバージョンのAndroidにどんな機能が付いただの、iOSのどのバージョンで指紋認証や
3Dタッチがどうのこうの、そんな話だけではなく、業界の当たり前だと思っていた構造を
ドラスティックに揺さぶるレベルでモノを考える事が出来る。

それがGoogleとアップルの違いだと思っています。
それを理解できる人が多分このブログを覗きにきているのだろう・・・と私は勝手に思っています。

関連記事
  1. 2016/05/20(金) 19:25:59|
  2. 携帯
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
<<GooglePlayアプリがバージョンアップして、表示内容が劣化した | ホーム | Google I/O 2016を視聴中、Android Nの名前を募集>>

コメント

私はAppleとGoogleの違い、しっかりわかってるつもりです。
クローズドで協力者すら食い物にしてのし上がったAppleと(販売店にすら不利な条件で商品を卸している炊飯器の前科で確信)
オープンで協力者に支えられてのし上がったGoogle。

ただ、ジョブズがこの世とともにAppleを去ってからは空気がまるで違います。6シリーズが決定打みたいです。
ジョブズカタパルトから打ち出された勢いはまだ残っていますが、明らかに減速しています。
過去にこれだけ囲い込みに成功した例は知ってる限りでありませんし、今後も無いでしょう。
唯一のアドバンテージであるプロダクトデザインすら、Dラインや黒プラ板と、もはやぐだぐだ。ファンたちはこのふがいなさを見てさすがにキレていますが。
後はソフトのサポート体制を盾にして「Appleさいこー」とはやし立てる、すっかり減った信者たちにはあきれを通り越してほほえましくすらあります。
もっとも、3歳くらいの子供や仔犬・仔猫を見るときのような目で見ているからではありますが。

ただ、携帯キャリアのやりかたはさすがに辟易しています。
それこそiphoneを売れるようにするため、わざとAndroid機の完成度を低めるようメーカーに圧力をかけているのではないかと疑ってしまうほど。
てあついアップデートをするとiphoneのアドバンテージを失うから、アップデートを握りつぶしているのではないかと思われても仕方ありません。
Nexusシリーズがキャリア端末として充実しても、おそらくキャリア独自カスタムでアップデートを握りつぶしに入るでしょう。(ゆえにNexus基準から外れるけど)
いつまで持ちこたえられるか見守ることとします。
  1. URL |
  2. 2016/05/20(金) 20:30:58 |
  3. 7SUXEN #22s72cIM
  4. [ 編集]

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