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Dev版とBeta版、Chromeの配布形態は素晴らしく先行開発やバグ取りの事を考えてあるように思います

Google、Android版「Chrome 51」でWEBサイトへのログイン機能を改善 ~ juggly.cn
Google は 4 月 29 日(現地時間)、現在ベータチャンネルで提供中の Android 版「Chrome 51」に WEB サイトへのログイン機能を改善する Credential Management API のサポートを追加したと発表しました。

Google、Android用「Chrome 52」のDev版をリリース、ブックマークウィジェットが刷新、「アプリとタブの統合」オプションがついに削除される(更新) ~ juggly.cn
Google が Android 用 Chrome ブラウザの最新版となる「Chrome 52」を Dev チャンネルで公開しました。
新しい UI は Chrome 本体のブックマーク画面と同じデザインを採用しており、各ブックマークはリスト形式で表示されるようになりました。
また、Chrome 39 より提供されていた「アプリとタブの統合」オプションが今回の Chrome 52 で削除されています。

Android向けChromeが色々とバージョンアップをしています。

Chromeの配布形態は3段階になっており、Dev版、Beta版、安定版という形で配布されています。

Dev版は開発者向けなど、バグのリスクを覚悟の上で最新機能を体験&アクセスできます。
開発者が将来の機能にいち早くアクセス出来、どんなふうに利用するかなどを検討したりできます。
ブラウザのユーザーとしても新機能を試す事が出来る貴重なものです。

Beta版はDev版をある程度安定させたものです。
安定版に向けて細々なバグ取りなど機能の整理や製品としての完成度を高める為のバージョンです。

そして安定版。
Beta版で一通りのバグが枯れ、安定した段階でBeta版が安定版に降りてきます。

Chromeの場合、それがメジャーバージョンナンバーで管理されています。
現在のAndroid OS向けのChromeのそれぞれのバージョンは以下の通り。

 〇安定版:50 (50.0.2661.89)
 〇Beta版:51 (51.0.2704.28)
 〇Dev版:52 (52.0.2718.2)

それぞれのメジャーバージョンが一つづつずれてリリースされています。
Dev版、Beta版とバグを叩き出してから安定版として登場させる。
大勢の人が使う上に、セキュリティーやバグには非常に気を遣うブラウザですから、
この作戦は非常にいいと思います。

Dev版やBeta版を好き好んで使う人は、ITリテラシーが高いので何か有っても
自分で対処できる人も多いでしょう。それを理解した上で、新しい機能への
アクセス方法を確立する。そういう意味でもこの方法は優れていると思います。
私の知る限りではここまでシステマチックにDev版やBeta版の配布をきちんと行って
いるブラウザはChromeしかないと思います。

考え方を変えれば「不具合の叩き出しやリスク管理を全部利用者に丸投げなのかよ」とも
言えますが、実際の問題を起こせるのは利用者自身なので、利用者が事前に問題点を叩き
出せるのは非常にいい事だと思います。開発側がどうしても出せない症状って有りますしね。


また今回のDev版のChrome 52では、ついに「アプリとタブの統合」オプションが削除されました。
Firefox OS対抗のウェブアプリ機能として扱いやすいように実装されたと思われる機能ですが、
Firefox OSはもういないので削除しても何ら問題はないでしょう。私はChromeの環境を作る時に
真っ先にオフにするのが「アプリとタブの統合」オプションです。
私的にはやっと削除になって嬉しい限りです。
もうFirefox OSは完全に消えてなくなりましたし。


それにしても、これだけバージョンが進んでいるのに、未だにどんどん機能を増やし、バージョン
アップを積極的に進めているGoogleはすごいなと思います。本職がWEB屋ということも有りますが、
それにしても半端な体制ではこんな事はできません。

これをしたかったからGoogleはWebKitとの決別をしたのでしょう。
レンダリングエンジンを自社だけで管理できるようになったので、色々小回りが利いている様子が
こんな所から良く分かります。

GoogleはAndroid OSと同時にChromeも平行に進化させていくつもりなのでしょう。
この二つをどう育てていくかが、今後のGoogleの立ち位置や影響力を決めることになりそうです。
と言っても、この二つを握っているだけで、既に相当な力を発揮できることは間違いないでしょう。

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  1. 2016/05/01(日) 01:06:27|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

Googleのブラウザ戦略は一国に冠絶します。
実際に使っていますが、ブラウザでの表示結果をシビアに管理しなければならない自社では、
社員から独自機能に対して苦言を聞きます。
MSでもシェアが得たら独自機能独自規格に走り、苦しむのはブラウザで表示されるページ管理者のほう。
特にIEではActiveXでの制御もあり、実に面倒です。

言うまでもなくわかってると思いますが、HTMLは規格です。
数字をつけてバージョン管理しているとはいえ規格です。
規格で作られた、本当によいものというのは「特徴がないこと」です。
各規格製品メーカーは特徴を出そうとして、高速化や最適化など、規格に存在しないものを追加して相性問題を出しています。
たとえばUSBで規格の転送速度を超過するために独自ドライバを入れたり、規格外の制御を入れて、それがトリガ(直接の原因ではない)となって解決が難しいトラブルを招く。
相も変わらず独自追加をしては相性を起こし続けています。
共通規格は個体差でおきる誤差を認めることは多いとしても、その誤差ギリギリを前提として作れば、そこから個体差の誤差で相性が起きるのは当然です。

たとえば乾電池を使う電子機器をスリム&コンパクトにすべく、乾電池の物理寸法最小誤差のマイナス1%(と仮定する)前提でソケットをキッチキチに作る。
電池メーカーは容量アップのために物理寸法最大誤差のプラス1%(と仮定する)で電池をキッチキチに作る。
結果、その差は2%。
その2%のサイズ差で電池が入らない、などという馬鹿馬鹿しい事態になるのです。
こういった物理的な要因なら目視確認ができるのでともかくとして、DRAMの電子特性や信号タイミングなど、
目に見えない部分での規格誤差(上限下限差分)が積み重なることで、下らない相性問題は起きるわけです。
しかも問題箇所の特定は困難だし各メーカーは責任放棄。

規格は特徴がなければないほどいいものと言えます。
Googleも、独自規格には走ってほしくないものです。
  1. URL |
  2. 2016/05/01(日) 06:24:57 |
  3. 7SUXEN #22s72cIM
  4. [ 編集]

HTMLは実装例がないと規格に入ることがないので、各社の実装に差があるのは当然のことです。
各社の思惑で実装を作って、「これがあるとこんなに便利になりますよ」というプレゼンをして
政治力とコンセンサスを経てHTMLが出来上がっていくので、
それを理解しようとする気のない人/会社には追従していくのも難しいでしょうね。
Google Developer Programに参加してみれば良いんじゃないですか?
東京じゃなくてもやってますし。Googleもユーザーの声は聞きたがっているはずですよ。
  1. URL |
  2. 2016/05/03(火) 12:57:21 |
  3. 違和感 #-
  4. [ 編集]

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