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iPhoneの部品サプライヤーが相次ぎ減収報告、世界中に溢れる在庫は6s世代だけにあらず5s迄も・・・想像を超えた在庫が溢れる様相の中、イヤホンプラグを無くすアップルの本音・・・ApplePayの競合潰しかも?

iPhoneの部品サプライヤーが相次ぎ業績予想を下方修正、WSJの報道 ~ PC ONLINE
米Appleの「iPhone」に部品を供給しているアジアのサプライヤーが、相次ぎ今後の業績予想を下方修正したと、米Wall Street Journal(WSJ)が現地時間2016年1月14日に報じた。
iPhoneなどに半導体チップを供給している台湾TSMC(台湾積体電路製造)は1月14日、高価格帯スマートフォンの需要が減速していることを理由に、2016年1~3月期の売上高が前年同期比で11%減少するとの見通しを明らかにした。

iPhoneに部品を供給しているサプライヤーが軒並み業績を下方修正している。
既に記事でも書いた通りアップルの業績はほぼ全ての予想屋さんが下げに変更しています。
今回の下方修正の報道はそれを追って裏付けた形になっています。

まあここまで「下げた下げた」って報道が有り、1月26日に発表される数字が予想通りか、
それよりも少しでもマシなら鬼の首を取ったように信者サイトが喜びそうな気がしなくも
無いですが、下げているのは間違いなく、信者系以外は下げた事実の方を強く心に
刻むものと思います。

Android端末を含めたスマホ自体の販売数はまだ伸びている最中に、6s/6s Plusの
販売数が足踏みしている事自体が大きな問題だと思います。

世界スマホ出荷台数、10%の伸び!Appleは好調から2016年は失速か? ~ iPhone Mania
2015年の世界のスマートフォン出荷台数は約13億台で、対前年比10%の伸びとなりました。

スマホ全体では2016年は10%の伸びを示すとされていますがiPhoneは落ちるとの予想。
2015年にiPhoneのシェアが伸びているのはiPhone 6の中国の発売のタイミングが遅かったことで
2015年にその少なからずが計上されていること。6sの中国発売が初期組になった事と、130ヶ国への
発売が前づめで2015年内に詰め込んだことが理由となって数字が上がっていると思われます。
当然2016年はパイを先に使いきった影響が出てきてどうやっても下げ圧力になりますよね。

Androidの場合は一つのメーカーが落ちた所でどこかのメーカーが伸びてカバーしてしまうわけで、
全体が下がることが今の所はないです。市場も地元メーカーがくまなく押さえてしまいますので、
穴という穴が塞がれてしまっています。そこではFirefox OSもWindowsもNOKIAもBlackBerryも
市場を奪われ、シェアを限りなく落としてしまいました。


では未だに伸びているAndroid端末とiPhoneの違い何でしょう?
実はAndroid端末の方が先に下がり始めていたと私は考えています。
そういった意味では目先は大きな違いはないと思っています。

Androidは伸びるのも早いですが、その分萎むのも速かったのだろうと思います。
それはサムスンの現状を見れば明らかでしょう。
市場のパイは決まっていますからね。

その萎んだ分を別のAndroid端末メーカーが新しい端末でカバーしているのです。
つまり、"変化"を起こして新しい市場を構築し続けている。
それがAndroid端末の世界であり、成功して伸び続けているのだと私は考えています。
ボリュームが大きく、競争の激しい市場でなければこれを行うのは無理でしょう。
Android端末の競争環境は熾烈ですから競争と変化に関しては十分だと思います。

Androidは新興メーカ-によってそこそこの性能で廉価化という波が押し寄せています。
ハードの性能とOSの出来と安定性は十分になったので、値ごろ感のある手ごろな端末が
求められるようになりました。

ハイエンドは決定的に大きなパイというわけではないです。それでもiPhoneの市場の
1.3~1.5倍程度のハイエンドAndroid市場が有り、2.5~3億台程度の規模でしょうか。
それを少なからずの複数のメーカーで取り合っています。そのハイエンドもiPhoneよりも
安い価格帯でパイを奪い合う熾烈な市場となっています。

よってユーザーから見てみれば、iPhoneと同レベルかそれ以上の性能の端末をiPhone
よりも安く手に入れられる。それがAndroidのハイエンド端末の市場です。

一方ミドルからローエンドへはNOKIAやFirefox OSですら割りこめなかったほどに潤沢に
揃っていますし、日本へ輸入している業者もいっぱい有ります。これがAndroidが強い
最大の理由。何が有っても無くならない。ハイエンドはそうはいかないけれど、ローエンド
までしっかり揃っているとその端末が廃れる事はまず有りません。Windows PCはなにが
何でも無くならないと言っていい状態であるのと同じで、Androidもここまでくれば相当な
事がない限りはもう無くなるなんて事は有り得ないでしょう。
仮に無くなるにしても相当な時間がかかります。



ではiPhoneの環境はどうか。
確かにAndroid端末との競争は有るには有ります。
負けないようにAプロセッサの64bit化を隠しに隠してその間に出し抜いたり、指紋認証で
市場を先に取りに行くなどの頑張りは見られますが、だからと言って頼もしい変化で
市場をリードしているかと言えばそこまでは思えません。
どちらかというと守りに入っているように見えてしまいます。
確かに大画面化やデザインの変更など、一定の変化はし続けてはいます。

でもApple的にはもうネタ切れのように思います。
今アップルが模索している道を洗ってみましょう。

iPhoneの2016年モデル、特徴は大容量化と薄型化
ただし投資家はiPhoneの成長に悲観的 ~ Japan Business Press

海外メディアの報道によると、米アップルが今年発売する「iPhone」の次期製品には、従来の2倍のストレージ容量を持つモデルが登場する見通しという。

「大容量化と薄型化」相反する事を同時に行うとの事です。
まあバッテリーも進化はまだ続けていますからね。
容量の増加と薄型化が両立する可能性はあるには有ります。
例え1mA/hでも増えていれば容量の増加と言っても嘘では有りませんしね。

アップルの“奴隷”となった液晶産業に怨嗟の声 ~ DIAMOND online
「想定以上に、受注の谷が深そうだ」。中国におけるスマートフォンの流通在庫の膨張を発端にして、2016年1~3月期のiPhoneの生産調整の観測が出始めたのは、昨年12月初めごろ。
もともと、生産量が減る時期ではあったが、あるサプライヤーによると、当初計画より3割前後も少なく、それまでフル稼働させていた生産ラインに「急ブレーキをかけざるを得なくなった」という。

液晶関係もかなり苦しんでいるようです。
ここで重要な情報は、「関係者によると、減産の割合は6sプラスの方が大きい」ということ。
つまり高額で、アップルからすると実入りのいい端末の方が売れていないということになります。
大型化に進んでいたスマートホンの世界も、どうやら高額化のデメリットには勝てなかったようです。
アップルからすると戦々恐々でしょう。

iPhone7イヤフォン端子廃止説、サプライヤー認める―ワイヤレスイヤフォン登場へ ~ iPhone Mania
2016年に発売が予定されているiPhone7では、従来の3.5mmイヤフォン端子が廃止されるとの情報が流れていましたが、サプライチェーンもこの噂を認めたことが分かりました。

さてこのイヤフォン端子の廃止の話。
多くはヘッドホンをどうするのかという事でやれBluetoothだの、ライトニング変換だの、
色々言われています。しかし真の問題はそこには有りません。

そういう「まともな用途」には色んな代替手段が既に予想されているように幾らでも存在するわけです。
Bluetoothになった所で、音質の問題はあるにせよ、出来る出来ないの話からすると「出来る」わけで、
それが社会的に大きな問題に発展する事は無いでしょう。

しかしイヤフォン端子が廃止になると必ず大きな問題が起こります。
それはSquare等に代表される特殊な方法でイヤホン端子を利用するものです。
自撮り棒でもシャッターにイヤホン端子が使われています。
シャッターはまだ代替手段はあるには有りますが、Square手詰まりになる可能性が高いです。

 

私はイヤホン端子外しがもし本当に起こるのなら、アップルによるApplePayの競合潰しだと睨んでいます。
薄型化とか適当な目くらましの理由を言っておけばメディアもユーザーも煙にまけるでしょう。
本命は他のカード決済を潰してApplePayへとユーザーを集める事、その線が濃厚な気がしています。

もしそれが真実だとすると、iPhoneを育ててくれた決済手段を競合として扱って潰してまで、
自社の売り上げを上げようと考えている事になります。
なんとまあ酷い会社だことか。

Lightningコネクタでも我田引水の考え方ですしね。
イヤホン外しだって現実になったらそういう目論みだろうとしか考えられません。
勿論同時にコストダウンも図れた上に、デザインでの主張も出来る。
上手く考えたもんだと思います。いや、まだ噂段階ですね(笑)
でもこの情報はどこまで反対が広がるのか、どういった理由で反対するのかという
観測気球なのだろうと睨んでいます。


で、ついでに4インチ版のiPhoneの話。
新4インチiPhone、iPhone6cではなく「iPhone5e」として発売へ ~ iPhone Mania
春先に発売されるとされている噂の4インチiPhoneですが、これまで「iPhone6c」「iPhone7c」、はたまた「iPhone5 MarkⅡ」など様々な名称が噂されてきました。しかし、ここに来て新たにサプライチェーンからの情報として、「iPhone5e」となるのではとの観測が出ています。

名前なんてiPhone 6cでも5eでもなんでもいいです。

これは観測気球なのか、期待をする層からのボトムアップなのか、今一つ判断が難しい所です。
ただアップルがケースや部材を使い回し、基盤に載せるプロセッサだけ変更して製品を出すのは
考えられるシナリオでは有ります。可能性は6cよりも高いとは思いませんが。

アップルとしては古い部品はどんどん無くしていきたいでしょう。
そういう意味で5sの部品を引きずることは少しでも避けたいはず。
全ての端末を6世代の部品に入れ替えればコスト的にちょっとでも有利になるはずです。
今更5s世代の部品に執着するのは私にはちょっと考えられないのです。

5eというネーミングも誰が考えたのかは知りませんが、適当に考えたもんだと思います。
アップルが5世代の名前を今更使いたいとも思えません。

アップルが4.0インチ版を検討は必ずしてはいるでしょう。
しかし検討するから実際に販売するとは限らないとも思っています。
やっぱり少しでも高いものを売りたい。
iPod touchを一度無くす方向で動いていた事も考えると平均客単価が1ドルでも
下がるものは出したくないはずです。それはiPad miniの時にも見え隠れした姿勢です。
なので少々のメリット程度では4.0インチ版は発売をどうにかして回避できないのかと、
延々と検討し続けているでしょう。「もう駄目だ」となった時にやむなく4インチ版を
発売するという事になるだろうと睨んでいます。


それは冒頭に扱った下方修正の記事に絡んできますが、アップルが6s世代の端末の
マイナスをどこまで許容するかにかかっているだろうと思います。6sが売れないから6を
安く売ってカバーしているのが現状です。恐らく日本以外でも同様の事をしているでしょう。
サプライヤーのマイナスはそれを込みでの数字だと思っています。

要は6世代の安売りでも6sの落ち込みはカバーしきれていない。
その影響は5sの安売りも繋がっていきます。

アップルの時代に変化? 岡本 裕明 ~ アゴラWeb
会社払いの携帯を法人の包括契約に変えることにしたのですが、その際、電話会社がそっと差し出したのが5S。タダで上げるので使ってくれと。私はiPhone6があるから要らないよ、といったらこれは定価がカナダで600ドルぐらいするからネットオークションで売ればいいお金になるよ、と。

電話会社が「5sをタダであげる」との事。

これいつかどこかで見た様な有様ですね。
日本以外のカナダでも同じ事が起こっているって事ですね。

アップルの端末の台数や売り上げの発表は基本的には出荷台数です。

カナダには5Sの在庫がまだ相当あってそれを使ったかなり無茶な営業攻勢が行われていることなのでしょうか?

どうもきな臭い空気が漂い始めましたね。

アップルはキャリアや代理店の倉庫に対して出荷した数字まで売り上げとして計上して
いるような気がしてきました。

この無理やりなばら撒きは日本だけではなかったという事で、もしかすると世界中の
キャリアの倉庫にはiPhoneが溢れまくっている可能性が浮上しました。

日本のキャリアや総務省はこの現実をどう受け止めるのか。
自社の倉庫を一度棚卸してきっちりと点検してみてはどうか。
どれだけのiPhoneをアップルに掴まされたのか、考え直してみて欲しい。

ユーザーから高く徴収してアップルに貢ぎまくって利益を高く維持できるわけは有りません。
収入も大事だけど、支出をどれだけ絞るのかが大事なわけで。
日本のキャリアはアップル方面にだだ漏れじゃないですか。

まあこの記事ではカナダでも同じ事が起こっているという報告なわけですが。
何時まで世界中のキャリアはアップルの靴の裏を舐め続けるのでしょうか。
売れる数よりも多くの端末をねじ込まれ、結局アップルの決算発表の数字に
貢献するだけの販売戦略をいつまで続けるのでしょうかね。


そんな中でのiPhoneの販売数低下のニュース。
恐らく5sがこれだけ余っているとの話ですから、5s、6世代、6s世代と相当の数が
世界中の倉庫に居るのだろうと思います。それはアップルも把握し切れていない
可能性が濃厚でしょう。まさか世界中のキャリアの動きをつぶさに把握できている
とは思えません。

生産は3割減という話でしたが、それは今年に入っての話で、去年の早い時期から
既に部品発注量を減らしているわけです。という事は、実際には予想よりも早期
から在庫が詰み上がり始めていたと言っていいでしょう。

世界中の倉庫に眠っているiPhoneの数、想像するだけで怖くなってきました。
株価の場合は株価が下がる前に全投げした人が勝ちですが、iPhoneの場合は
どんな処理をすると勝ちになるのでしょうか。スケールが大き過ぎてちょっと想像
出来ません。いや、規模が大き過ぎて想像するのが怖いんですよ。下手をすると
iPhoneの在庫で何社かキャリアが吹っ飛びかねない事になりそうな気もするので。

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  1. 2016/01/19(火) 01:48:24|
  2. 携帯
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

考えられる今後の動きは、iPhoneの在庫を減らすこと。
つまりキャリアが抱える入庫数を絞る動きがここから加速するでしょう。
結果、出荷台数ドヤができなくなり、Appleが「こんだけ売れたZE!」の報道(提灯記事)のネタとしても使えなくなる。
多分今後は出荷台数の報道がすっぱり途絶えると予想します。
iPhone7に至っては、もう出荷数発表が無くなるかな。

ひとやまなんぼのノルマ契約をキャリアが拒否、撤廃が進むかと。
最悪、Appleとの契約自体を更新せずに、販路が次々途絶えることも考えられます。
ここからAppleにとって茨の道が始まるのかもしれません。
散々取扱店を高圧契約で在庫を抱えさせて蹂躙してきた報いは、高くつくでしょう。
  1. URL |
  2. 2016/01/19(火) 05:55:40 |
  3. 7SUXEN #22s72cIM
  4. [ 編集]

んー

出荷台数は消えるかもしれませんが、、、
「iphone契約数」な感じは出るんじゃないです?バラマキでも台数になりますし、そんなに買ってる人多いんだって日本じゃ通用しそうですよ?w

今までの出荷台数だって「出荷」なのに如何にもそれだけ売れてるって錯覚誘導してるし問題ないでしょ、、、
今までの単品勝負からシリーズ、メーカーと勝てるラインを少しずつ変えるのと同じでw

そういやスマホのゲームでiphoneの方がチームに居ますがバッテリー苦しんでますね、30分の協力戦みたいなのあるんですが、、
自分(Z3)は残10%位だとヤバイかなぁってレベルで、iphone5sの方は19%なので途中で落ちますと申告してきます。
そんなバッテリー持ちでよくキレないなぁと感心します
  1. URL |
  2. 2016/01/19(火) 11:07:05 |
  3. ジャホ #-
  4. [ 編集]

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