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鈴の音情報局blog

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ソフトバンクがJILに熱を入れる理由

JILのウィジェットに対応する携帯電話機の開発に、
LGエレクトロニクス、RIM、サムスン電子およびシャープが合意
http://www.softbank.co.jp/ja/news/press/2009/20091021_01/index.html


ソフトバンクがJIL(ジョイントイノベーションラボ)を使ってウィジェットの統一規格の流布に
お熱をあげている。

>ソフトウエア開発者は、これらの携帯電話機を通じて、JILに参画するチャイナモバイル・リミテッド
>(以下 チャイナモバイル)、ソフトバンクモバイル株式会社、ベライゾン・ワイヤレス、
>ボーダフォングループPlc(以下 ボーダフォン)のユーザー(アフリカ、アジア、ヨーロッパ、
>北米にまたがる10億人以上の顧客基盤)にアプリケーションを提供することが可能になります。

このように10億というものすごいボリュームをもってしてすごいんだぞということをアピールしている。
それはこのページの下半分でも各会社の紹介でその事が分かる。

>チャイナモバイルについて
>ベライゾン・ワイヤレスについて
>ボーダフォンについて

わざわざ海外の会社の概略つきで数のすごさを紹介している。
ところが文面に若干不思議な部分が見られる。

5億件以上の顧客基盤(チャイナモバイル)
8,770万の契約数を誇る(ベライゾン・ワイヤレス)
約3億1,500万の契約数(ボーダフォン)

ここまではいい、

21,316,900件(ソフトバンク)

ソフトバンクだけ一見桁数が分からないように表記しているとしか思えない。
なぜ概略の説明にここまで細かい桁数の数字を書くのでしょうか。
普通に考えれば他と比べやすいようにここは2,140万とすればいいところです。
しかし他と比べられると小さな会社だとばれてまずいので、比べ難くしているようにしか見えません。

いつもながら思いますがソフトバンクの表記は錯覚や読み間違え、うっかりを利用した悪質な部分が散見されます。
だから私は最低限以外は係わり合いになりたくないといつも思うわけです。
使う時は「喜んで」ではなく、「仕方なく」という側面が大きいです。


更に、もっと根本的なことです。
なぜJILはウィジェットをこれだけ必死に広げようとしているのでしょう?
というか何故ウィジェット?

何故ウェブ環境やプッシュメール、アプリ環境じゃないのでしょう?
携帯ユーザーからすればそこが統一されて世界端末になったほうが有り難い筈です。
勿論メーカも。

しかし端末のアプリ等のソフトウエア環境は手をつけず、割とどうでもいいウィジェットという重要性の
低い部分を統一させることで契約数2000万程度のキャリアが”10億”という虎の威を借りようと
している姿が見え隠れしています。

ちなみにドコモの発表はだいたいこんな感じで内容の報道に徹しています。
この場合はサービスの内容を分かりやすくする為に画像が用いられたりしていますが、
普段はそんなこともなく、無機質に会社名を並べるだけとかそんな感じのばかりです。
契約や内容の事実の発表であり、間違っても数の自慢なんて事は断じて有りません。


ドコモもauも既にウィジェットともガジェットとも一言も言わなくなっています。
ウィジェット・ガジェットの立ち上げ時以降もソフトウエア環境がろくに整備されなかったのも有りますし、
ユーザーにも特に歓迎されなかったということも有ります。アプリ環境としては事実上の失敗に近いでしょう。
来年の端末からウィジェット・ガジェットが無くなりますとアナウンスしても困る人はかなり少数ではないでしょうか。

ウィジェット・ガジェットが有って喜ぶのはデータARPUがかさ上げされて喜ぶキャリアだけです。
スライド定額の最低限のラインでやりくりしている方にとっては支払額が即上昇する勝手に
通信する可能性のあるアプリは入れたくない最大の敵だし、ヘビーユーザーにしても
規制されないように計算しつつ使っているのに予想外なパケットを消費されるなんて
真っ平ゴメンでしょう。

おまけに勝手に通信することによってバッテリーはどんどん減っていくし、こんなもの
何故必要なの?って疑問に思う人の方が使いたい人より遥かに多いと思います。
しかも入れると更に使い勝手のもっさりが加速化されるだけでいいことなし。

そのための機能を世界共通にしましたって言ったところで「で?」ということで終わりです。
10億といってすごいと思っているのはウィジェットが何かを知らない株主だけです。
ソフトバンク関係者や孫社長ですら使われていないことは重々承知でしょう。

JILの事が発表されて以来いつも詐欺的な表現に納得できず、いつかこのことを記事に
しようと暖めていましたが、明らかに第2四半期決算説明会で10億という虎の威を借りようとしている
姿が見えたので今が時と思いネタにしてみました。

iPhoneを抱えていてドメ携がほとんど売れていないキャリアにとってこのウィジェットがどんな
影響力を持っているのでしょう?その必要性と意義を誰か説明会で質問してもらいたいものです。

孫社長はこの説明会で必ず自慢げに「10億」と言うはずです。
この記事で書いたようにとても中身の無い10億なわけですが。
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  1. 2009/10/21(水) 19:51:44|
  2. 携帯
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