鈴の音情報局blog

携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。
本家の鈴の音情報局はこちら→http://suzusuzu.dip.jp:8800/
スマホ・携帯端末アクセス[ランキング][アクセスシェア(グラフ)] (毎年10/1にログをクリア)

側近の自社株買いにすがる・孫ソフトバンクに吹く逆風

側近の自社株買いにすがる・孫ソフトバンクに吹く逆風 ~ DAIMOND ONLINE
強気な経営を貫いてきたソフトバンクグループが、傘下の米スプリントの苦境や、安倍首相による通信料金値下げの要請を受けて、急成長の反動ともいえる逆風を受けている。

日米中で三重苦、ソフトバンク債リスク急上昇-「安心感少し落ちた」 ~ bloomberg.co.jp
ソフトバンクグループの社債保証コストが3年ぶりの水準まで急上昇した。米国子会社の業績不振と中国のグループ会社の株価低迷に加え、国内でも政府が通信料金引き下げを検討する影響を受けた。
CMAによると、ソフトバンク債の保証料率を示すCDSは2日、260ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)となり、2012年11月以来の高い水準にある。マークイットiTraxx日本指数の構成銘柄のうち、1カ月の上げ幅は最も大きい。

ソフトバンクは今かなり色々とまずい状況に。

スプリントの低調ぶり。
ソフトバンクも低調、なんせ大手3社中ソフトバンクだけユーザーが純減していますし。
そこに中国バブルの終焉によるアリババ株の急落で、ソフトバンクの保有する株資産の評価損。
これは元々実力と比べて高過ぎる株価が原因なので仕方が有りませんが。

ソフトバンクグループには合計して11.6兆円の有利子負債が有ったとは驚きです。
高金利でも借りてきたソフトバンクですが、株高を背景に低金利へと移行してきました。
しかしソフトバンクは株価が下げ基調、そこにニケシュ・アローラ副社長が個人で600億円の
自社株買いを発表。そこで株価が反転上げ基調に転ずるかと思ったら、更にババ下げに。

アローラ氏の言葉にウソが無いとすると、高値圏での購入を幾らかは仕掛けて買い支えを
していると思われるので、アローラ氏が大損をしている可能性は高いです。

現状時価総額で7兆円前後のソフトバンク株を、個人が600億円の買い支えをしたとして、
どれだけインパクトが有るのかなという、私は冷めた見方をしています。

6000円の単元100株の購入をするとして、一単元60万円となります。アローラ氏は10万単元、
株にして1000万株の購入枠が未着手状態で有るわけです。

1000万株と言えばここ2か月位の一日のソフトバンク株式の取引株数平均がそのぐらいです。
確かに一日の取引株数を一気に投入すれば相当なインパクトが有ります。しかし一日で
600億円も投入する事はまず有り得ないでしょう。

多くても何回かに分けて投入するはずです。
しかしインパクトのある量を確保しつつ、分けて投入するとしても、さすがに1000万株は意図を
持った仕手の動きをしても売り浴びせかけられたらひとたまりも有りません。つまりソフトバンク
クラスの時価総額の企業には、600億円で買い支えを行うのは至難の業と言えます。
時価総額に実弾の資金が圧倒的に不足していると言っていいでしょう。

では何の効果が有るのか。
「新副社長が買いささせるといった言動」に価値が有るだけとしか言いようがないです。
勿論何度かに割って買い支えてもそこそこ上がるでしょうが、すぐに売り浴びせに遭います。
実際株価の動きを見ていても上げても売り浴びせで結局株価が落ちているなという動きが
多過ぎで、見ていてかわいそうな程です。

さらには買い支えを仕掛けているとすると、平均6000円ではなくもうちょっと高値圏で
買い支えを始めていると思われますので、実際には1000万株も無いでしょう。
そうなると大損の額も膨らみ、買い支えられる株式の株数も目減りする事になります。


月曜はTPPの大筋合意による影響も手伝って大きく反発しましたが、今後にも継続して
ソフトバンクの株価を支える要因とも思えないのと、中国経済が更に減速すると、アリババ株の
更なる下げを呼び、ソフトバンクの総資産額がさらに目減りするわけで、下げ要因が強く働きます。

これで総務省が通信料金の更に下げ要求を始めたらどうなるのでしょうかね。
MVNOの殆どがドコモ回線での提供をしており、ソフトバンクで安く維持しようという考えは
もはや過去の遺物となってしまいました。音声回線込みで2000円しませんし、データだけだと
1コインクラスでも山ほどある始末。これだけでもソフトバンクにとっては大きな逆風です。
勿論MVNOに対してMNPも出来ますしね。

勿論ドコモにも逆風では有りますが、MVNO自体が殆どがドコモ系という事で、MVNOが増えれば
ソフトバンクは収益はゼロになりますが、ドコモ的には幾らかは還元されるので、収益がゼロに
なる事は有りません。この辺にもドコモとソフトバンクの立場は大きく違います。

このようにソフトバンクには逆風ばかりが吹いているように思います。


ソフトバンクのCDSはソフトバンクが倒産間近にまで迫ったiPhone日本発売の翌年3月危機の
頃に比べたらまだまだ260と低い状況ですが、それでも普通の数字から考えると相当に高い
数字なので、今後の社債発行や借金をするにはかなり不利に働きそうです。

関連記事
  1. 2015/10/06(火) 00:35:15|
  2. 携帯
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
<<128GBモデルが明らかに去年より勢いがないiPhone 6s、去年より順位を上げるのが早いAndroid端末 | ホーム | 『クックCEO、競合他社に向かって「Appleを真似して」と呼びかけ』←iOSは他社の真似ですけどね>>

コメント

先日は過去最大1兆数千億の子会社配当を受け取ったってニュースもありましたね。それだけの配当をさせないとまずいほどに借入金の返済能力が逼迫しているということでしょうね。まさに回収モード。子会社総出で親会社を支える構図。シロートには儲かってるイメージを与えるかも知れないですが某投資ニュースでは完全にマイナス材料視でした。
  1. URL |
  2. 2015/10/06(火) 11:09:15 |
  3. arlt #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿(投稿時には必ず何らかの名前を付けてください)


管理者にだけ表示を許可する

(名前を入れないとクリックできません)

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://suzunonejh.blog15.fc2.com/tb.php/6282-f4acf0d4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最近の記事

機能リンク

最近のコメント

カテゴリー

ブログ内検索

ブログリンク

RSSフィード

QRコード

QR

月別アーカイブ



メールフォーム

お問い合わせ・ご質問はこちらから。

名前:
メール:
件名:
本文:

suzunone.m(あっと)gmail.com に
直メでもOKです。