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以前有った豊島区の公園のラジウム騒動、本当に危険?何がどう危険?もう一度考え直してみる

先日有った豊島区の公園の土壌から出てきたラジウム、本当に危険?
近所の子供が病気になるって噂は?
ちょっと気になっていたので調べてみました。

東京・豊島の公園、放射線原因物質除去へ ~ 日本経済新聞
東京都豊島区の区立公園で、国の除染基準値(毎時0.23マイクロシーベルト)を上回る高放射線量が検出された問題で、区は24日、原因とみられる地中の物質を取り除くため専門業者の選定を始めた。

高放射線量の公園からラジウム含む?土の塊 東京・豊島 ~ 朝日新聞DIGITAL
東京都豊島区の公園で1時間あたり480マイクロシーベルトという高い放射線量が測定された問題で、区は24日、最大値を記録した地表付近を掘り、円盤状の土の塊を見つけた。区は放射性物質ラジウムが含まれるとみて詳しく検査する。

放射線:池袋の公園で高線量検出…2時間で年間被ばく限度 ~ 毎日新聞
同公園は2013年3月に開園。福島第1原発事故の2年後だったため、これまで放射線測定をしていなかった。東武東上線の下板橋駅下りホームに隣接し、近所の人によると以前は清掃車の車庫だった。遊具のほか中心に芝生広場があり、下校途中の小学生や保育園児の散歩などにもよく利用されているという。

大量のラジウムが公園の土壌から発見され、大いにニュースとして騒がれていましたが、
このラジウム、如何なるものか。その説明がすっぽりと抜け落ちているように思います。

とりあえずラジウムとはどんなものか、温泉施設新潟県魚沼市の栃尾又ラジウム温泉
『日本秘湯を守る会 自在館』という温泉宿のページにある説明が分かり易いと思うので
引用します。
ラジウム温泉について 第二章 ラジウム温泉に秘められた類稀なる薬効パワー
6.入浴と、吸入と、飲泉で取り込むラジウム線
放射線は、α線、β線、γ線とあるが、ラドンはα線を放射する。
α線は、β線やγ線と比べて非常に 高いエネルギーを持っていながら、紙も通れないほどに透過力が弱い。
それを、入浴によって皮膚(毛穴)から、 または鼻や口などの呼吸器で肺から、そして飲泉によって消化器から取り込む事ができる。
ラドンは、カラダに入ってくると、血管を通して全身の細胞を刺激し、活性化させる作用がある。
ちなみに、体内へ入ったラドンの半分は呼気などによって30分でなくなり、その後、尿などからほとんどが排出される。
最近、原発事故により放射能汚染が問題となっているが、カラダにラドンが蓄積しない「放射能泉」は、まったくの別物と考えていただきたい。

ラジウムがアルファ崩壊してラドンになるわけですが、そこで出てくるのはα線の放射線となります。
その後どんどんと核種(物質)を変えて崩壊していくので、中にはベータ崩壊するものも有るので、
β線も出ないわけではないですが、この系列の中ではα崩壊するものの方が圧倒的に多いので、
α線のほうが大量に出ます。

このα線は紙すら通過できない程の透過力しかなく、水分の多い人体には皮膚から先に入ることは
出来ません。血管に入ったとしても同じ事です。
なのでラドン温泉等というものが人体にいいという事で重用されています。

ではα線は何がいいのか?
高いエネルギーを持っているのですが透過性は無いものです。
これは肌を叩くことや乾布摩擦と同じような刺激と考えていいと思います。

温泉に浸かって肌を刺激し、飲用して内臓や血管を刺激するという訳です。
肌や血管に刺激を与えたらいい事のメカニズムはとりあえず省略で。


つまりは公園からラジウムが見つかったわけですが、これでガンになるとか、それはちょっと考えにくい。
β線もゼロではないとは思いますが、β線を浴びる事だって悪いことばかりではないですしね。

そもそも宇宙や地中から色んな放射線が出ているんだからそれでガンになるなら人類は地球に
存在できないですし。


そう言えば以前こんなニュースが有りましたね。

ラジウム ~ Wikipedia
2011年10月、東京都世田谷区の木造民家の床下からラジウム226と推定される物質が発見された。この床下のラジウムは毎時600マイクロシーベルト(年間5000ミリシーベルト)であった。この木造民家に50年間も住んだ女性(当時92歳)は最小限年間140ミリシーベルトを被爆しており、50年間の積算継続線量は9000ミリシーベルトである。この女性は病気とは無縁で癌になったことはなく、ここで育った3人の子供もさしたる病気をしたことはない[3][4][5]。

家の床下からとんでもない量のラジウムが見つかったという話。

50年間で9000ミリシーベルトって・・・ぶっちゃけ9シーベルトですよね。
さすがに50年で割ってもかなりヤバい数字ですよね。

でも老人も子供もぴんぴんしているという話。
放射線どうこう関係なしに92歳でなお元気との事なのですからα線の刺激が体にいいという事が
逆に証明されたようなものではないでしょうか。美容好きの女性が化粧水を顔に染み込ませて
パンパンとやってるのと変わらんって話でしょう。

ただしパンパンだから安全という考えだけではいけません。
筋肉隆々の人におもいっきりビンタされると危ないですし、タワシで皮膚をおもいっきり擦ると
皮がむけてしまいます。α線が安全だとしてもどこかに限界値は有るという訳です。
こういった事の参考値を医療関係や放射線関係の詳しい人は出すべきだと思うのですけど。


しかしβ線はα線以上の透過性を持つのでちょっと話が変わります。
β線は薄い金属やプラスチック板を通過する事が出来ず、遮断する事が可能です。
身体だと深い所までは到達しなくても皮膚などの表層に浸透する事が出来るので、そこで
身体に影響が出てきます。

放射線自体が直接体に及ぼす影響は極わずかで、余程一気に大量の放射線を浴びない限りは
無視できるものです。福島県の原発事故設備の中にでも入らない限り問題はまずないでしょう。

ではβ線が及ぼす影響で最大の害は何か?
身体の中の水分と反応し、所謂活性酸素を発生させる事です。
活性酸素の害はもうよく知られているでしょう、ガンの最大の原因と言っても過言ではないと思います。
勿論体の中に活性酸素に対抗する機能が有る事、人体の中に発生している活性酸素等により、
毎日数千と発生するガン化細胞をやっつける為に人体にはそれを対抗する仕組みが備わっている事。
なのでそう簡単にはガンにはなりませんよね。

ただし免疫システムが弱っているとどうなるか分かりません。
またタバコを吸っていると、大量に活性酸素を生み出しますので、既にガン化細胞をやっつける
システムをフル稼働していて、その結果対β線抗力が低くなる可能性が考えられます。
まあその辺りそれぞれの条件の違いはあるでしょう。

ただ単純にβ線を浴びる=がんの発生率が高まるという訳でもないという事程度に考えておけば
いいんじゃないかなと。私も福島県の海岸沿いを南下してくる時は浪江で思いっきり50μSvオーバーを
全身に堪能してきました。まだ当時は法的規制区域に指定されていなかったので貴重な体験です。
まあ普段強い放射線を浴びたり、タバコを吸っていないから出来る事なんですけどね。
やっぱり普段からタバコを吸っていたら気を付けると思います。


私はこの記事で放射線は安全だという気はないです。
浴びる量にもよりますが、車に乗ったり電車に乗ったりする程度のリスクはあると思います。
放射線の量が増えると普通電車ではなく、急行や特急電車、新幹線に乗るように相応に
リスクが増えていくという考え方をしています。どこが限界なのか、人体実験をするわけにも
いかないので、なかなかきちんとした安全基準の数字が出てこないのは歯がゆいですが、
放射線を扱った仕事をする人の体験からこうした数字をきちんと割り出して欲しいものです。

放射線を浴びる仕事をしている人や宇宙飛行士にガンが多いという話は聞きませんし、
特に元宇宙飛行士は長生きする傾向が有るという話すらある始末です。
放射線だけが関係するかどうかは不明ですけど。


ともあれ、冒頭の記事に関してですが、もうちょっと掘り下げて欲しいなと思う訳です。
核種による放射線の種類と、その放射線の種ごとの影響をもう少しだけ付け加えた
記事にするだけで、無用の恐怖感を減らす事が出来、誤解が広がる事も抑える事が
出来るのではないかなと思います。

「安全」に踊る事も無いですが、だからと言って無用な「危険」に踊るのもどうにかして欲しい
なと思います。特にメディアはその為に正しい情報を伝える仕事をするべきでしょう。

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  1. 2015/05/06(水) 19:36:58|
  2. 携帯
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  4. | コメント:2
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コメント

活性酸素というキーワードが出てきたので思い出したことを。

マーガリン、ショートニング、ファットスプレッドは食品指定撤廃すべきでしょう。
植物性だからという理由でありがたがる人がいまだいるのは驚きです。
逆です。水素と化合する上に植物性油は動物性より酸化しやすく、酸化(劣化)した油は生体で無害化するにあたり活性酸素を大量生産します。
つまりガンの素を、健康によいと思いこんで積極的に食べているということです。
パンを選ぶとき、原材料でマーガリンは論外。ショートニングは除外、ファットスプレッドは敬遠しています。
何も知らない人はどんどん「健康を意識して積極的にガンの素を食べて」ガンに悩まされていればいいと思いますが、選択肢が減るのは勘弁してほしいものです。
(実際、マーガリン・ショートニング・ファットスプレッドを除外していくと、コンビニ一店で残るのは50品目あってもせいぜい1~3品程度です)

日本はこういうところが後進国よりもはるかに遅れています。
  1. URL |
  2. 2015/05/06(水) 19:54:30 |
  3. 7SUXEN #22s72cIM
  4. [ 編集]

さすがにα線を軽く見過ぎです。
α線は、放射線荷重係数の大きさからわかるように質量が大きいので同じエネルギーでも物質に対する影響が大きいです。
また、透過しづらいということは持っているエネルギーを物質に与えやすいということの裏返しです。
そのため、内部被曝では全エネルギーを体内の細胞に落としていくので大変危険な放射線となります。
逆に、空気中では数センチで止まってしまうため防御しやすいのですが・・・
また、放射線とDNAの反応はたわしで擦るような生易しいものではなく原子レベルでの反応となります。
そのため、刺激として人体が感知することはないと思われます。

しかし、DNAの再生力の強さから今まで問題にならなかったのだと考えられます
そのため、放射線は正しく怖がることが大切だと思います


  1. URL |
  2. 2015/05/06(水) 20:19:29 |
  3. lak0 #-
  4. [ 編集]

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