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スマートウォッチの「有る時~」「無い時~」、情報機器から溢れる情報に操られる未来は来ず、人が中心の世の中は不変

私はここ最近「スマートウォッチなんて売れんよ」と言いまくってきた事を、もっと大きな声で
言う記事が海外で登場しました。

スマートウォッチは死んだか ~ GIZMODO
生まれてから立ち上がるまで長すぎ!
ウェアラブル来る! スマートウォッチ来る! そう言われて久しいですが、まだまだ実際メインストリームにはなっていません。そんな現状に業を煮やした米GizmodoのSean Hollister記者が問題提起しています。Apple Watchがまだ出てない今、判断するには時期尚早かもしれませんが、どんなもんでしょうか。

私もまずはSean Hollister氏と同じ所に着目していました。
「生まれてから立ち上がるまで長すぎ!」の部分が初めの切っ掛けだったのですが、
そもそも「スマートウォッチが本当に欲しいのか?」や「必要なのか?」を詰めていくと、
「こりゃみんな欲しがらないだろう」という結論に到達したという流れになりました。

まあその辺の事は以下の記事にしつこく書いていますのでそちらで。

AppleWatchが成功すると信じてやまない信者の方々、何ともお花畑なその7つの要素を見ていきましょう。
スマートウオッチはスマホの画面拡張?それとも出張センサー?


Pebbleがアメリカの市場で100万台売れるのに2年を費やしたという事で、その100万台という
値打ちがどんなものか、他の市場の製品と達成の時期を比較しています。それが分かりやすい。
たとえば初のAndroid端末G1は、競争環境は厳しいし、デザインは好き嫌いの分かれるものだったし、それでも半年で100万台売れたんです。マイクロソフトのZune(そう、あのZuneです)でさえ、100万台売れるのに7ヵ月しかかかりませんでした。一方Pebbleが発売されたのは、もう2年前です。

Zuneという製品は私は知らなかったのですが、T-mobileのG1は初のAndroid端末として日本
でもかなり報道されましたし、写真も見られましたよね。

その販売数が半年で100万台にも上っていたということで、アメリカの市場では初物ですら
そんな規模になっていたのかと驚いています。そんな市場で微妙なボリュームで騒ぎ続け
られているスマートウォッチが2年で100万台。もはや実績で裏付けられたのかなと。

100万台といえば、一メーカー的には成功の類に入る数字だと思います。
が、その後にも複数のスマートウォッチが販売されているわけで、それらの販売について、
ホットな話題はほとんど聞かれません。聞かれるのは発売当初だけで、その後の
「売れています」報道が揃いも揃って聞かれない。

で、私が「本当にみんなスマートウォッチ欲しいんか?」にたどり着いたわけです。
私の中で登場当初というか、その更に前からずっとくすぶっていた「こんなの本当に
みんな欲しがるのか?」というもやっとした疑念が有ったわけで、それを大いに
納得させてくれました。

説明を分かり易くする為、スマートホンを光回線とそこに繋いだPCと例えるとします。
するとスマートウォッチはその先の家の中を自由に持ち歩ける、若干不便な
モバイル端末みたいな存在になります。

家の中だとリラックス空間なので、そこにタブレットやら普段から常時持ち歩いていた
スマートホンが利用される事は有るでしょう。しかし腰を据えて使う時はやっぱりPCで、
この件に関しては「近い将来、PCはほとんどがタブレットのようなガジェットに置き
換えられる」孫正義氏の予想は外れたと言っていいかも知れません。確かに一部は
タブレットに置き換えられましたが、やはり狭い画面にタッチUIでは限界が低かったと
言わざるを得ない。まだ今後のUI革命次第という所も有りますが。

一旦外に出ると、そこまでのレベルの便利さを求めるのか。
自分自身の情報へのアクセスはスマートホン(家の中でのPCレベル)が主となり、
それ以上のデリバリーを求めるのか。外に出ると家の中と違い、圧倒的に外部から
の情報が増えます。家の中だと「外部とのアクセスが主」であり、その為の情報機器の
充実は必要ですが、家の外でも「外部とのアクセスは主」ですが、それは既に身の回り
が外部です。

「自分と離れた所のアクセスを主」にしない限りスマートウォッチレベルまでの情報端末が
必要になる事は考えにくい。確かにこれから移動する時には事前に電車の運行状況や
これからの天気、株価の移動に色んなニューストピックのチェック。

しかしそこまで緊急性を情報端末に依存するケースってまず有りません。
そんな尖がった生活をしている人はかなり少数派ですし、そんな生活を私なららしたくない。
もうちょっと脳みそを今目の前にある対象に集中させたい。

詰まりは今スマートウォッチが目指している所は人間にとって行き過ぎた情報過多の世界
のような気がします。

情報機器との距離感的にはスマートホンレベルで十分というか、そこが適正距離という
事のような気がします。私が「スマートウォッチは売れないよ」と騒ぎ出したのはその答えに
辿り着いて以降です。


20世紀の終わりごろ、21世紀の人が来ている服は宇宙服的な未来チックな服が描かれて
いましたが、今はどうでしょう?当時描かれていた漫画などの背景を見てももっと先進的・
メカ的な部分が伸びていたし、家の中はもっと機械化されていました。

しかし実際の現在は人の感性の多様化等、機械ではなく人が中心です。
機械が勝手に料理を作ってくれるのではなく、人がコンビニに行って好きなものを選んだり
しています。機械化や販売方法の整理や単純化は有っても、人が中心の世界にどんどん
進んで行っています。昔は人が機械に合わせていましたが。

スマートウォッチは人が中心か、機械が中心か、その人の見方によって変わるでしょう。
人に機械が擦り寄ってきた結果、のウエアラブルのはずですが、利用形態は人が情報端末
から溢れる状況にうんざりする未来がなんとなく透けて見えています。

Google等の検索でも今一番注目されている分野ですが、如何に情報を事前に選別するか。
その段階に入っています。

スマートウォッチが実用的になっていく為には、まずスマートホンに溢れている情報が
整理されていて、必要最低限の情報のみが通知されるようにならないと無理だろうなと
いう気がしています。情報過多を身近には持ってきたくないし、そこまで緊急性を持った
情報もそんなに多くない。とある人からの急ぎの連絡を待っている時に、スマホを手で
握っているだけでとりあえずは十分用は足せます。

では情報過多は無くなるのか?
色んな商店や企業がメールアドレスを集め、ポイントカードの発行や、大きな割引を
条件に情報を集め、そこに隙あらば何らかの配信を仕掛けてきたりします。

こういった、「他を出し抜いたものが勝ち」みたいな状況が有りますから、IT機器に
詳しくない層まで本当に必要な情報だけに抑えきるのは事実上は無理そうに思います。
なのでやっぱりスマートウォッチが主役に着くことは無さそうでしょう。

やっぱり宇宙服のような未来よりも、人の個性が花咲く未来の方が素敵です。
機械から溢れる情報に操られる未来はちょっと来そうにもなさそうです。

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  1. 2015/02/08(日) 19:38:40|
  2. 携帯
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

アップル信者の主張によると、AppleWatchの本領はApplePayだそうです。
真価を発揮するのはその決済に使うものであると。
しかし日本でこれが台頭する見込みは限りなくゼロです。
すでにFelicaやお財布ケータイ(採用店舗でも使ってるシーンをお目にかかったことはありませんが)がある上に、あまりメリットが無い。
こんなものを使うくらいなら、バンクデビッドや交通プリペことSuica、Pasmoを使ったほうがよほど「契約」や「電子デバイスに縛られない」点で優れていると思います。
いざ腕時計で決済しようとしたら赤青交互再起動繰り返しで使い物にならないなんて失態をさらすこともなく、
いつの間にかペアリングが切断されていて、再ペアリングしている間に
隣では現金で支払いが済んで次のお客さんの会計に入っているなんてことになれば本末転倒。
こうして時間を浪費するなんてトラブルとも無縁でいられます。

あと、電波時計は1秒程度の誤差があるけど、AppleWatchは0.05秒の誤差だそうですが、
0.95秒のズレがトラブルの原因なんて、軍や警察や諜報機関でもそうそう発生しないでしょうし、人の手が介在した時点で誤差は免れません。
(そもそも原子時計の時間情報配信で、世界の各時計サーバへばら撒かれる段階で1秒程度はズレてるかと)

無線通信式装着型デバイスとして、BTハンズフリーは必要に感じましたが、
時計はクォーツ式アナログが最もしっくりします。(デジタルも使いましたが一年たらずでアナログに回帰しました)
結局時計型は時計として以外、立ち位置が無いように思えます。
あとせいぜい、紛失防止のため「ペアデバイスのペア監視途絶検知で振動やアラーム通知」が関の山かな、と。
  1. URL |
  2. 2015/02/08(日) 20:16:41 |
  3. 7SUXEN #22s72cIM
  4. [ 編集]

普段腕時計してません笑。
してたときも、家に帰ると外してました。眼鏡してるんでその方が…重さ次第ですけど
腕時計してたのは携帯持ち込み禁止の場所だったんで。時計は最低1年は動いてくれないとな
  1. URL |
  2. 2015/02/09(月) 19:58:52 |
  3. NF3700 #-
  4. [ 編集]

>7SUXENさん
今普通に便利に使えている決済を、わざわざiPhoneに換えて
決済経路を変更する必要なんて皆無ですしね。
フェリカは電車乗る時とか、コンビニで見かけますね。
それをわざわざiPhoneオンリーに限られるものに縛られたがる人っているんですかね。
AppleWatchの0.05秒って、何を基準にしてどの方法で時刻合わせをしてその誤差なんでしょうか。
GPSの電波を拾ってそれに合わせているだけでしょうかね?
だとすれば、電池の持ちの向上は絶望的になりますね。
私はペアリングするスマホに合わせるのがバランス的に一番いいんじゃないかなと
思いますが、BTかWiFiでPCと時間合わせが出来るとかでもいいんですけどね。
どちらにしても誤差一秒程度なら、マルサのがさ入れや、軍事作戦でも大きな問題に
なるレベルでもありませんし、今更カタログスペック競争をしたがる理由が分かりませんね。
まさか「誤差が0.05秒ってすご過ぎ!これは買うしかない!」って思う層がそう多いとも思えませんし。

>NF3700さん
「時計は一年稼働が必須」
やっぱりそうですよねぇ。
日々充電を要求されるような不便を要求されてでも使いたい
デバイスなんて携帯だけですよね。
それ以上のものまで管理コストを要求されたくないというのが本音ですね。
そんなものに頼る生活に埋もれてしまったら、一旦災害が起きたら何も出来なくなるのが落ちですしね。
  1. URL |
  2. 2015/02/10(火) 16:49:42 |
  3. 鈴 #GpEwlVdw
  4. [ 編集]

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