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鈴の音情報局blog

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久しぶりにソフトバンクの基地局と・・・、

ソフトバンクの基地局の事などを久しぶりに書いてみる。

基地局への注目はなんと言ってもvodafoneからソフトバンクになった時、孫社長が46000局と
言ってしまったことに端を発していると思う。

不言実行で人知れず努力して年単位での評価を得ることが余り好きではないのか、
とにかく何でも大宣伝して大玉の花火を打ち上げてしまう。一つの注目される方法として
それは成功なのかもしれない。

しかし46000局と言ってしまったもんだから内側は大変だ。
コン柱で有ろうが何であろうが数を立てなくてはならない。その辺りは宮川CTOの「なんちゃって
基地局」騒動
に詳しく書かれている。こうして何とか本当に欲しいエリアとは関係なく、
46000という数は揃った。でもユーザーが本当に要求しているのは46000基地局などではない。
ドコモにも負けないようなしっかりとしたエリアだ。

そうなると基地局の作り方はまた違ってくる。コン柱でとにかく数を立てるのではなく、背の高い鉄塔で
一つの基地局でエリアを稼ぎたい地域も多くあったはずだ。2GHzが飛ばないという以前に飛ばない
基地局を立てていること自体が問題なのではないか?

先日の接続料の時に関係の無い800MHzの話を無理やり再燃させてなんとかUnder GHzの
周波数を手に入れようとする方向にクサビを打っていたように思う。低い基地局でルーラルですら
わざと飛ばないような基地局を作り、中継局まで混ぜて46000という数字を達成しましたと
大声を上げて告知することで途中からはその数字を発言力として利用しているように思う。

大きな鉄塔はJ-PHONEやVodefone時代の遺産がほとんどで、ソフトバンクになってからは
コン柱や出力の上げられない中継局で水増ししているというガタガタの中身を知らない人には
「ドコモの数字に近づきました」「auの基地局数を抜かしました(実は嘘、抜かしていなかった)」
とやれば特に普段から基地局に興味を示して無い人はドコモやauというブランドとの比較部分しか
見て無いので確かに(騙した)効果が出る。

しかし見ている人は見ている。
だからソフトバンクは高金利な社債でしか資金を調達出来ない方向に追い込まれてきている。

当面数字を達成できなければ営業権が移る等の条件がついた借金を最優先で返す方向で
動くようだ。「ほら借金は返しましたよ」って言うだけの為に。

しかし中身は期限が二年の社債など、紐が無くなった代わりに期限や金利的に厳しくなった
ものに付け換わっているだけだ。これは46000という数字をコミットしてしまったことと同じ事を
繰り返しているだけのように思う。


それでも利益を確保し、経営は順調に良くなりつつあるじゃないかと言いたくなるが、
事情が分かっている人は必ずこういう言う。
「本来必要な設備投資を絞って利益に見せかけているだけ」
全くその通り。

ベンチマーク等は人の比較的多い一部だけを入れ替えておき、一度数字さえ出せばさもそれが
「全国でこの速度が出ますよ」みたいに振舞っておけば他キャリアの人間はそれに対して
の指摘がしにくくなる。

決して全国的に同じサービスを提供するグローバルサービスの提供者と成ろうとはしない。
あくまでそう見せかける為だけに見えやすい玄関だけを綺麗にしているだけだ。
勿論裏庭は草ボーボーの状態で。

だから地震が起こるまで存在すら忘れられているエリアメールのようなサービスは年単位で
後手に回る。手間がかかる割りに宣伝文句に使えないから。こういう事からも会社の方針が
透けて見える。ドコモやauはこういうところこそしっかりと、まるで嫌いなおかずから先に
食べるようにこなしてしまう。


ところで気になることがある。
@wikiの基地局のところの平成21年7月11日現在分の話ですが、近畿が-374となっています。
免許の切り替えかなにかの狭間に入ったのかという考えも出来ますが、
ならばその切り替え期間中はその基地局は無免許で電波を出しているのか、
そもそも稼動していない基地局の免許を取得して数を多く見せかけているのかと
いう考え方も出来てしまいます。

少なくとも稼動中の基地局の免許が無い状態が、例え一日でも有るということは合法的な事とは
思えません。総務省的には「切り替え中だから電波出しててもいいんだよ」って事でしょうか?

またソフトバンクにはホームアンテナがあと9万強ほど残っています。元々十数万あったのを
包括免許に切り替えているわけですが、これはHSDPAにも対応していない非ハイスピの
リピーターなのです。そんな代物を未だに十数万抱えているわけで、今後それが重荷に
なってきます。

またソフトバンク的にはフェムトセルでトラフィックの苦しさを解消しようとしていますが、
今年はまさにHSPA+とLTEイブの年なわけでそれらに未対応の機器に頼って大量に
配ることがあればこのホームアンテナのように後々重荷になっていきます。


基地局も立てず借金を返済し、フェムトセルに頼って誤魔化すのでしょうか。しかしLTE普及期にも
返済は跨り、そのまともなエリア構築はできる計算にはなっていません。そんな状態でHSPA+の
1.5GHzの基地局にお金を分散投資してしまうわけですが、1.5GHz対応の端末が出回るまで
ほとんど意味の無い投資になってしまいます。

しかも2年縛りのおかげで買い替えは4年弱平均という超ロングスパン。
来年発売開始をしても1.5GHz対応機が一巡するのは4年後と見て2014年、auはLTEを100%敷設
出来た年になるわけです。その頃のソフトバンクは・・・。

ソフトバンクが無事LTEにたどり着けるのは何時の話でしょうか。
少なくともこの会社ほど4Gという言葉が聞こえないキャリアはありません。
関連記事
  1. 2009/08/12(水) 20:01:06|
  2. 携帯
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<iPhoneはIP接続に含まれる?TCAの返答は・・・ | ホーム | 静岡地震による各キャリアの様子>>

コメント

免許数減ってますね

確かにSBMの基地局免許数が減っていますね。
免許が切れたら電波は出せませんが、予備免許などを受けることは出来ます。
というか、事業者たるもの免許の有効期限が管理できていないとは考えにくいです。

架空の免許請求は、従来は出来なかった(落成検査があるから)のですが認定機器を使うような場合は必ずしも落成検査が必要なわけではないようです。
なので架空免許を申請することも理屈の上では可能ですが、その分電波利用料も取られるので孫さんがそんなことをやるかどうか。

ではいったい何なのかですが、集計上の誤りの可能性が低くはない気がします。
(確か以前にも総務省のページのデータの誤りがあったはず)
  1. URL |
  2. 2009/08/12(水) 23:32:05 |
  3. ほりこし #mQop/nM.
  4. [ 編集]

>ほりこしさん
詳しい事情有難うございます。
集計間違いというケースも有りうるのですか。
免許にかかる費用によっては水増しも効率悪くないかなとも考えたのですが、そうとも限らないようですね。
まあ真実は闇の中なんですが・・・。
  1. URL |
  2. 2009/08/13(木) 22:22:25 |
  3. #GpEwlVdw
  4. [ 編集]

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