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鈴の音情報局blog

携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。
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技術より市場優位、パケット合戦

ドコモの今年夏~年末にかけてのHSPA、iPhoneOS 3.0、そして徐々には浸透を始めた
PC定額とモバイルでのパケットの利用用途が爆発的に広がりを見せている。

ドコモHSDPAが7.2Mbps対応機種が4Mbpsを叩き出し、イーモバイル・ソフトバンクが
0.5~1.5Mbps程度の数字を出している。auも携帯端末では1~1.5Mbpsと実利用では
それほど問題の無い速度が実現してきた。

しかしこれらはある意味見せ掛けの数字。
ドコモはPC定額は普通に作業をする上では全くと言っていいほど不都合はないが、
それでもある程度の制限をかけてはいる。音声端末上でもPC定額は高止まりをさせ、
フルブラウザも特別扱いの値段をつけている。

価格か容量か速度、いずれかに何らかの足かせをつけ1000万単位の桁数のユーザーが
パケットを雪崩のように使うのを防いで現状の設備上でなんとか今の速度を維持している。

逆に言えば現状の設備ではこれ以上のパケットの流通は支えきれないということだ。
万全のドコモでさえ、1000万ユーザー単位でパケットをPC上のブロードバンドのように
自由に開放して使わせるような余裕は無いと色んな策が物語っている。

勿論ドコモも黙って見ているだけではない。
通信量の膨大なところでは細かく基地局を打ち直し、更にセル半径を縮めて一局辺りの
負荷をどんどん減らしている。当面はこれでしのぐことは可能だ。
しかし細かく基地局を打つとその分だけパケット当たりのコストは上昇する。
またセル境界が増え、移動時のハンドオーバーが増えてそれにまつわる問題も増える。

早い話既存の3Gの延長線上では都心部では絶対的に規格容量が見合っていない、
元の想定を上回った使い方をしている。(確かに2Gの頃にMbpsクラスの機器がこんなに
手軽なものになるとは想定できなかった)今のインフラでは極度にセル半径を小さくすると
いったごまかしでしかパケット流通量を支えることが出来なくなったということです。

これに現実的な解を提供するのが次世代のLTEとなります。
LTEなら一人当たり5~20Mbps程度の速度を好きに使っても基地局にぶら下がる全員の
通信が十分に成り立つと考えられます。それだけの速度があれば携帯端末からUMPC、
ノートパソコンまで全ての機器を通常の携帯回線にぶら下げることが出来るでしょう。

逆に言えば何らかの用途の為に回線を二回線以上持とうと考える人は少数派だと
いうことです。メールチェックとブログ更新やネットショッピング程度の利用スタイルの
人なら光回線やADSL等は解約してLTE回線一つにまとめる人も増えると思います。

PCと携帯端末はBluetoothかWiFi or USBで接続、PCの横に携帯端末を置いて30分
ぐらいPCでネットを使い、後はテレビを見ながら携帯端末を触る。みたいな利用が
普通になるのではないでしょうか。大げさなPCを利用する人が減るか、全体の利用
時間はノートPCがUMPCか携帯端末と、小型化方向にシフトしていくと思われます。

一旦流れたパーソナル化の波はお茶の間回帰へと向かい、その立役者は通信環境の
変化ではないかという発想です。LAN線やWiFiの届く範囲に縛られないなら別にお茶の
間でもいいんじゃない?機器はDSやPSPと代わらない携帯性だし。多分そんな人が
増える気がする。

「お父さんの携帯は電池の残りが少ないからお前のでやるぞ、テーブルの真ん中に
置いてくれ」おもむろにみんながゲーム機やUMPCを睨みつけて真剣な顔をする。
そんな日が来るのでしょうか。

LTEなら現状のW-CDMAのように極端なマイクロセルにしてトラフィックを逃がさなければ
成り立たないような規格上の貧弱さは無く、しっかりとPCからのトラフィックを支えきれると
思います。HSPA+もあることには有りますが私が想定する世界観的には能力不足であり、
先日書いた記事でも分かるとおりそろそろCDMAは収束してくれた方がいいなと考えています。

東京や大阪の都心部で要求される能力がW-CDMAの能力の範疇を超えてしまいました。
ドコモは体力でごまかし、ソフトバンクはドコモの驚異的なやり方を真似することはできない
のでイーモバイルと組むことにしました。

auは2GHzを立てて対処はしていますが、今輻輳が起きていてなかなかなおらない
ところは、次世代までこのまま持ち越す可能性も有ります。

どこのキャリアも高トラフィックに悩まされていますが、これは逆に言うと市場がそこに
あるということです。2G→3Gは強く動機付けられるコンテンツは無いまま発進しましたが、
3.9Gは既に溢れている3G/3.5Gで必要とされているトラフィック能力を提供するだけで
受け入れられるのです。それを見越した端末やサービスの開発が望まれます。
(というか商品開発に言いたいことは山盛り有ります)

問題は価格、特別なものを特別で無くすという意味の価格設定が妥当でしょう。
パケット関係のもの全て込みで4410円定額。もうフルブラウザもPC定額も特別なもの
じゃないという意味で私が希望する価格を提示してみました。

恐らくドコモ/auの提示はPC定額込みのダブル定額で5985円になるような気がしますが。
LTE/W-CDMA HSPA対応端末は7~8万円スタートとして、パケット定額上限5985円。
2010年冬モデル時に発表、3月頃発売。PCもスマホも使い放題だとすれば貴方には
魅力的でしょうか?
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  1. 2009/03/23(月) 20:12:10|
  2. 携帯
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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