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鈴の音情報局blog

携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。
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スマホ・携帯端末アクセス[ランキング][アクセスシェア(グラフ)] (毎年10/1にログをクリア)

BCNライター氏によるiPhone好調の印象工作の実態、実は全キャリア共スマホ販売数が低下しただけ

2013年9~11月の携帯電話ランキングはiPhoneの一人勝ち ~ BCNランキングニュース
「BCNランキング」によると、今年9~11月の3か月間に新規に購入されたスマートフォンのうち、実に65.8%がiPhoneだった。また、同じ期間のスマートフォンに限ったキャリア別販売台数シェアは、ドコモ33.7%、au33.6%、ソフトバンクモバイル31.0%と、ほぼ同率で並んだ。シェア33%の攻防、まさに三つ巴の戦いだ。

BCNのライター氏がどうも印象工作臭いデータを挙げているように思うので触ってみる。

まずはこれ。
このデータが基準点になると思いますのでまずこれを覚えておいてください。



まずはiPhone 5の青色の線に注目。
iPhone 5の初日は0.98でiPhone 5s/5cの合計が1.00でほぼ差が有りません。
要するに初日に5のau+SBで吐き出された台数と、DCM+au+SBで吐き出された
台数がほぼ同じだという事です。

この時点で予約でいっぱいであり、出した台数だけ売れるわけですから、
私はこれはアップルによるコントロールだなと考えています。
生産工場は毎年増強の一途をたどっており、工員も5万人単位とかで
バンバン増やしています。それなのに、日本に入ってくる台数は同じだと
いう事なのでしょう。私は指紋センサーのICの生産トラブルの件は
自演による品薄演出臭いなと勘ぐってしまう所以です。

その後、青色の線は37日辺りまでは同じ角度で立ち上がり続けますが、
その37日目から一気に上昇を開始。iPhone 5は58日目辺りに即日渡しに
移行しています。37日目辺りから58日辺りまでに急激に5sに追いついていて、
70日目位までiPhone 5が5sのグラフを徐々に追い抜いています。

それ以降はiPhone 5の勢いが鈍った事も有り、再度5sが追い付いています。
グラフの終わりは88日目辺りでしょうか、そこで双方のグラフがほぼ一致し、
目読みで15.2ぐらいぐらいでしょうか。

グラフ終わりの88日目時点でiPhone 5と5sの販売台数が、去年と全く同じだと
いう事になります。しかしiPhoneは去年よりも販売数は増えています。

それはiPhone 5cを足すと20.43で、5cの分だけが去年に追加されれ売れた
台数という事になります。

指数からの計算になりますが、20.43÷15.2=1.344…という数字になります。
iPhone 5s+5cはiPhone 5の1.34倍の販売数という事が分かります。
5sはiPhone 5とほぼ同数、5cはiPhone 5の34%の販売数ということですね。


それを踏まえた上で以下の表を見てみましょう。



9月10月を中心にすごい事になっていますね。
8月は新機種ばらまきのauのキャッシュバックを盛り盛りしたばらまきで、
去年の1.7倍売れたわけですし、6月もアップルのノルマ達成の為という
理由はあるもののキャッシュバックによる追込みという点では全く同じですね。
去年の数字が落ちた所で、今年しっかり売れば対前年比はぐんと伸びます。

11月は去年の5もかなりしっかりと売れているのでそう簡単に引き離せません。
5s+5cが驚異的に供給されている時期にもかかわらず、対前年で109%に
収まっているのは去年のこの時期にも驚異的な「供給劇」が有ったからです。
つまり、アップルは去年も今年も日本への供給はそれなりにコントロールして、
品切れ感をコントロールしているなという事が分かると思います。
ただし去年と今年では時期に微妙なずれが有り、5は11月前半、5sは11月後半
辺りに一気に供給をして待ちの解消をしています。今年の方が遅いのは、
今年の方が売れていて、長く待たせることを演出したいためだと思われます。

要は、11月の半ばや終わり位まではどっちにしろ予約待ちが有るわけですから
供給量=販売数みたいなものなのです。販売数や販売ピーク、販売の勢いを
つける時期などアップルの胸先三寸なわけです。


一方、キャリア別の10月を見ると、ドコモは去年はiPhoneを売っていませんし、
新機種発売前の買い控え時期です。しかも他二社に比べて優先してiPhoneを
回して貰っていた時期でしたから、136%を確保しています。がしかし、
iPhoneを売っても去年の36%増しでしかないのです。あの入れ食い状態で、
去年は買い控えの時期であったにも拘らず。

11月を見るとドコモは10月よりもトーンが落ち100%を割ります。去年は
Androidの新機種を強烈に売っていた時期です。今年はiPhoneを予約待ち
入荷即納レベルで販売しても87%にしか達していません。あれだけランキング
トップを牛耳っているレベルで売っても、去年のドコモのAndroidの販売数から
2割程少ないレベルでしかスマホ端末が売れておらず、ドコモのAndroid端末が
どれだけ驚異的な納品体制が整えられていたのかがよく分かる数字だと思います。

同時にランキング上位が全てiPhoneが独占し、アレだけ売れていると言われて
きたiPhoneが、ドコモのAndroidの納品体制から比べたらしょぼいものである
ことも、ドコモの対前年の数字を見れば明らかです。いかにアップルに
コントロールされた「売れている」だったのかがここからわかると思います。

というか、BCNのライターをしているのなら、こういった他とは違う種類の
数字をわざわざ持ち出すなら、そういった考察を入れるべきです。去年
ドコモがどれだけ驚異的にAndroid端末を売っていたか、ドコモがなぜ今年
iPhoneを持ち出しても対前年で大して売れているわけではないのか。
10月以外は基本的にドコモは去年を超えられていないのです。

そもそも11月は全キャリア共驚異的にスマホが売れていない現実が明らかです。
まだまだiPhoneが売れているとされているはずの11月が対前年で、
8割前後という去年に比べたらものすごい不調な数字が記事ではほぼ無視状態。
私の中では有り得ない記事です。

記事でも対前年とは謳っているものの、どっちかというと「今年は思いっきり
売れています」という事ばかりで、iPhoneの販売数はドコモとほぼ同じ三等分
であるにも拘らず、対前年で大きく伸びている事からも、去年はAndroidに
比べてiPhoneが大して売れていなかったこともよく分かると思います。



今Androidが売れないのは2年前にドコモが犯した罪が原因であり、本来
Androidに買い替えるべきユーザーの多くはAndroidに買い替えない事が
原因となっていると思われます。

2年前の罪は徐々に明けてきています。なのでAndroidに買い替える人は
徐々に戻ってきます。そのタイミングをしっかりとドコモは見極めるべきで、
見誤ると今後、ドコモは他キャリアと3等分にしかならないiPhoneを延々と
扱う羽目になり、シェアはどんどん落ちていく上に、アップルに大きく
利益を奪われ、徐々にiPhoneが生命線になってしまうと、アップルの手の
ひらの上で泳がされることになってしまいます。

幾らLTEの特許絡みで強い立場とは言え、国内Androidナンバー1キャリア
であるドコモがAndroidを殺してしまうと、アップルに対する武器が無く
なってしまいます。またアップルに対抗するメーカーにも大打撃を与えて
しまう事になります。



後ろの私のいつもの主張部分はともかくとして、なんでこんな当たり前の
事を記事として書けないのか私は不思議でなりません。

iPhoneとソフトバンクが好きでそれ寄りの記事を書きたいのは分かりますが、
私のように好き勝手を書いてもいい個人ブログとは違い、お金をもらって
会社に所属をして記事を書いている立場で、そこまであからさまに個人の好み
ばかりを優先した記事を、恣意的な数字まで用いて書くのはどうかなと思います。


もう一度同じ表に登場してもらいますが、キャリアの対前年の数字を見れば
見るほど思うのですが、結局iPhone 5s/5cの販売の結果を見て、去年を超えた
キャリアはauしかないんじゃないの?って気がとてもしています。



9月は5のばらまきも含まれていますから割り引く必要もあります。
それを考慮するとソフトバンクなんて壊滅的に数字を下げていますし、
auはそれでも去年よりも5よりも5s+5cの販売数ベースでは数字を下げて
いそうです。

BCNのライターなら下らないiPhone信者臭い記事ばかり書くのではなく、
きっちり去年と今年の違いをえぐり出してほしいです。

私にはこの記事から見えてくるものは「iPhone売れてます」ではなく、
「スマホの販売に急ブレーキがかかっています」にしか見えません。
何故それを素直に伝えないのか。私には理解できない。

数字を摑んでいるものが、数字のごく一面だけを、アホなメディアと
同レベルで取り上げて裏付けになるなんて馬鹿げています。

誰もが強く衝撃を受けるような内容の事が起こっているんだから、
しっかり記事にしてください。iPhone洗脳工作はもう十分です。

確かに対前年33%アップと言えばすごい数字ですが、それは他の製品の
場合の話であり、数字がドラスティックに動いているスマートホンの
今までの状況では驚くほどの数字ではないです。

世界的に見ても日本では異常なほどiPhone率が高いのは、ドコモによる
アンチAndroid対策によるAndroidの不買運動が原因であり、iPhoneは
去年に比べて普通に数字を上積みしただけだという事です。

私はこの記事の表を見てよくそれが理解できました。しかしその数字に
ライターが付け足した記事の”文字列”はそうは書いていません。

表面を撫でた薄口の記事はやめて、もっと読んでいて驚き、深い納得
が得られる記事を是非お願いします。
関連記事
  1. 2013/12/23(月) 22:37:58|
  2. 携帯
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<やっぱり気になるXperia Z1fの手袋モード(テスト動画有り) | ホーム | Geeksphone RevolutionはAndroid/Firefox両対応スマホとして登場>>

コメント

格安simもあることですし

現状がキャリアの抱き合わせ販売の限界かもしれないですね。SoftBankの錬金術、実質0円商法で定価の高い端末を割賦にして債券化してバラまく、大都市圏のケータイ屋では、キャッシュバック。地方は置いてけぼりです。
音声契約のsimとデータ用のモバイルルーターの方が安くなる。格安MVNOのsim。スマートフォンをキャリアの高い契約(キャリヤ内だけ定額通話、3日間で1GB、月7GB縛り)で使う意味が無い等。かなり現状は歪になってますからね。
docomoやSoftBankのらくらくスマホなんかも、端末代金と月々の支払い総額はぼったくりだよな~なんて、考えてしまいます。
auのガラケーがBCNランキングに入ったりwかなり面白い面もあるのかもしれないですね。

Nexus5の内容と売値で、鈴さんがAndroidは安く出来る(売れる)のが、良く分かるようになったし、電力の発送分離やるなら、携帯業界も分離しろよ!と言いたくなりますね。
  1. URL |
  2. 2013/12/24(火) 09:06:05 |
  3. MP #-
  4. [ 編集]

これ実現したら、息できなくなるキャリアがありますね・・・
『次は「携帯電話課税」か…消費税10%だけでない、財務省がもくろむ新たな「増税ネタ」』
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/131223/wec13122318010007-n1.htm
  1. URL |
  2. 2013/12/24(火) 18:05:33 |
  3. die #-
  4. [ 編集]

日本でiPhoneが売れるのは、SBが初期から売りまくって、僕も!私も!ってなってるだけちがいますかねえ。

日本人にある心理傾向が主因で初期Android端末の不出来はさほど影響ないような?
(-ω-;)

土曜日に買ったZ1f
(・∀・)イイ感じです。
  1. URL |
  2. 2013/12/25(水) 08:15:13 |
  3. どこも族 #c/PM1KLI
  4. [ 編集]

台湾当局、アップルに罰金 アイフォーン販売で
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2504C_V21C13A2FF2000/

日本も3社横並びの価格設定はアップルとの裏での取り決めによるカルテルなのは明らかですし、
総務省もガツンとやってくれないもんですかねぇ。
(シャープとかも3社に兄弟機を出したりしてますけど、価格設定はそれぞれ異なってますよね。
でもiPhoneの価格設定は気持ち悪いくらいに揃いすぎてます)
アメポチの日本じゃ無理だろうな(笑
  1. URL |
  2. 2013/12/25(水) 21:50:40 |
  3. みっく #-
  4. [ 編集]

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