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息苦しいLINEの「既読」で考える、電子空間のPS問題

「既読が苦痛」学生のLINE疲れが問題に ~ 情弱ニュース
相手にメッセージを読んだことを伝える「既読」表示機能が、精神的なプレッシャーとなるなど、“LINE疲れ”に悩む学生が少なくないという。

LINEの「既読」機能が利用者の精神的プレッシャーになっているという。
勿論便利機能として付いているわけだけど、似たような事はフィーチャホンの頃の
メールでも言われていた。返事のレスポンスが5分を超えるとか有り得ないという事で。
LINEの既読は読んだかどうかの確認が出来るだけに更にプレッシャー度が高いのだろう。

そもそもこの既読機能は最近の機能ではない。
私がネットを始めた頃には既に存在していた。
一番初めはBBS時代、WWIVというネットのホストプログラムが有った。
C言語に少し似たPascal言語で書かれたこのごストプログラムは世界中で
一大ブームになった。このメール機能が既読機能を装備した走りだと思っている。
私の知る限りは。

今から遡る事、おおよそ25年ぐらい前の話です。
インターネットなんて一般市民からは影も形も無い頃で、日本では精々大学同士を
結ぶJunetがUNIX+TCP/IPのセットで動いていた位だと思います。

始めはモデム1台で、その内モデムを4台並べてやっていましたが、気が付けば
インターネットにステージを移していました。HTMLをベースにしており、、
PerlによるCGIでHTMLを吐き出して動いているので、多くの掲示板等の機能は
WWIV等のBBSの頃に比べて転送速度にしても、信頼性にしても劣化しました。

メールのタイトルは半角カナを使えば化けことが通過しているサーバによっては
有るし、途中に信頼の低い、設定の怪しいサイトが有れば運が悪いとメールが
消えて無くなる事も有る。

確実に届いていたWWIVの頃に比べたらインターネットは汎用性の代償を大きく
払って不便極まりないものだった。しかしネットミーティングが登場し、
リアルタイムで会話が出来る様になり一対一に限るが動画も送れるようになった。

そうして神アプリであるICQが登場、今では当たり前のP2Pによるオンライン確認
等が当たり前になり、LINEでおなじみのインスタントメッセージがリアルタイムで
送れるようになった。

今の便利なインスタントなメッセンジャーは全てこのICQに端を発している。
ICQはWindows95が出た翌年に登場し、私も使いに使いまくった。
今でもサービスは続いていて、1000万台の私のIDからは既に桁数が二つぐらいは
上になっている模様です。ちなみにICQはイスラエルの会社が作ったものです。
もう一つちなむとICQは「I seek you.」からきているそうです。

マメで、冒頭のBBSプログラムのWWIVは「World War IV」という意味だそうで。
物騒ですね。

その後Skype等が登場し、Skypeに乗り換えました。
始めはボイスとチャットしかできませんでしたが、ファイルが遅れる様になったり
動画も送れるようになり、LINEのようにモバイルとは紐付かない形で有れば
最高にいいP2Pツールだと思います。今でも有用ですよね。

確かSkypeや他のツールでも有った機能だと思いますが、相手が返事を書いている
時に、ペンが動いて返事を書いている最中だと分かる機能が有った覚えがあります。
レスを読んだ時間も分かりましたし、相手の管理は一層厳しく便利になる方向でした。
10年以上バージョンアップを繰り返した結果でした。(Skypeの機能じゃ無かったかな?)

とにかくP2PのIMは山ほど出てきて、べんりさを競い合いました。
で、気が付けばスマートホンにLINEなんてものが既存のIMには無かった電話帳
連携で、自動的に紐付する機能がついていると知って驚いたものです。

既読機能には当り前で慣れてたので驚きはしませんでしたが、私はやめる人が
増えるだろうな・・・とか切実に思いました。

mixiでもそうでしたね。
前回ログインしてから経過した時間や日にちが分かるのと、メッセージや日記
等のレスの管理など、結びつきがより密になったおかげで一旦線上から外れると
着いていけなくなったり、息苦しくなったりで入ったりやめたりする人が続出。

FacebookやTwitterもそうですね。
ログイン管理は無くとも、コメントなどの結びつきやリアルタイム性による
息苦しさは同じ。もっとさかのぼると、携帯を持つこと自体が息苦しいと思う
人も居ますが、そこまで思う人は少ないですね。

しかしそれが今後のITC機器と人との距離感を決めていくと思います。

例えばGoogle glassやApple watch、ガジェオタは期待して喜んでいますが、
この既読問題を考えていくと、それらはより一歩体に近づいたデバイスに
なっていきます。自分から50cm~10m程度の距離感を持ったデバイスが、
ぐっと距離を詰めてcm単位どころか、人に密着してしまいます。

私は決してウエアラブルコンピューティングを否定する人間では有りませんが、
距離感を間違えた関係は成り立たないと常々思っていますから、先のGoogleや
Appleの新デバイスやその他は決して継続的に大多数の人を楽しくはしませんし、
人間を動物として強くする事も有りません。ITC機器が人に近づくほど人間は
劣化すると考えているぐらいです。


なので50cm~10m程度の距離感を維持でき、持ち主の意思である程度の距離感を
維持できるスマートホンやタブレットが人間に一番いい距離感ではないかなと
思います。これ以上近寄られると人間が息苦しい。

未だにTwitter等もやめては復帰してという人が多数いる現状、これ以上の
ITCの接近は人間側が耐えられない。私はそう考えています。


人間にはパーソナルスペースというものが有り、他人がこの距離から近づくと
違和感を感じる距離が存在します。ITC機器に対してはパーソナルスペース論が
全く発達していませんが、私は現状ではスマートホンが限界且つ適切だと
考えています。

多分これは3~5年以内には精神学会などでも言われるようになると思う事で、
その内ITCパーソナルスペースなる言葉なども生まれるかも知れませんね。


流行りのLINEの既読問題がベースでは有りましたが、長年思っていた電子機器や
ウェブ空間でのパーソナルスペースの事をいずれは書きたかったのでこの機会に
書かせて頂きました。
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  1. 2013/08/22(木) 19:52:35|
  2. 携帯
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