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鈴の音情報局blog

携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。
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スマホ・携帯端末アクセス[ランキング][アクセスシェア(グラフ)] (毎年10/1にログをクリア)

回線のスピードの考え方

mpw.jp 通信速度ランキング
(DoCoMo)
http://mpw.jp/speedtest/select_agent.php?career_id=1


ソニー「VAIO type P」ワイヤレスWANモデル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2009/0202/hotrev397.htm


上記のリンク先や記事により、以下のようなデータを得た。
mpw.jpでのN906iL_WLAN WiFi接続最高値 4446Kbps
VAIO type P HSDPA7.2Mbps接続     4320Kbps

N906iLの分は5000回ほどの計測データの最高速値、
VAIO-Pの分はライターの記事なのでせいぜい多くても10回程度までの計測回数だろう。

N906iLはアプリ計測という足かせは付くが、ほぼおなじところで収束しているように思う。
どこかにこのスピードに収束させる原因があるのではないだろうかと考えてみた。

WiFiからのi-mode接続と、HSDPA 7.2M回線のi-modeからも通るところ。
i-modeの課金サーバだ。
先日の記事でも近いところに触れている。
本日得たデータにより恐らくここの処理限界が4500Kbps弱の辺りではないかと推測した。

課金サーバを通さないで端末から直にインターネットに出ることが出来ればもっとスピードが
出るのではないだろうか。しかしここが足かせになっていると思われる以上これ以上の
数字は現状では不可能ということになる。(想定が正しければだが)

想像通り課金サーバが足かせだったとすれば無線と有線の経路自体はもっとスピードが
出るだろうという事になる。本当の理由はキャリア自身にしかわからないことだが、
以降この記事は課金サーバが速度の足かせだという前提で進めます。

他のキャリアはどうだろうか。
auはよく分からないが課金サーバもezサーバごとに分かれているのかも知れない。
本家鈴の音情報局のezサーバの収集情報によると現在85個のezサーバが記録されている。
アルファベットの歯抜けを考慮するともう少し有りそうに思う。

課金はSIMの契約情報と場合によってはプロトコルの判別などもし、通過した
パケット数をカウントするという結構重い処理を同時に接続されている端末の数だけ
行うという恐ろしいほどの能力を必要とする処理だ。
3000万台をぶら下げるなら85台以上で分散処理をしていてもおかしくないだろう。

auの端末の最高値は以下のとおりになる。
mpw.jp 通信速度ランキング(KDDI)
http://mpw.jp/3g2speed/select_agent.php?career_id=2

mpw.jpでのW62SH最高値 1617kbps

auにはちょっと厳しいデータとなってしまうが仕方がない。
ドコモも905の発売以降ハイスピード端末が増えて速度が落ちたように、auも勿論
増強はしているが、それ以上に通信料が増え、速度低下が起きている。
これはソフトバンクも同じ事だが。バックボーンの増強が通信量の増加を上回った
ドコモだけが全体の速度を大きくあげることが出来たがauとソフトバンクは最高速の
更新からは遠のいている。

次にソフトバンク、
mpw.jp panda-world.ne.jp(iPhone)の計測
http://mpw.jp/ajaxspeed/view_stat_domain.php?domain=panda-world.ne.jp


ソフトバンクはiPhoneのデータを使うことにした。
何故iPhoneを選んだかというとサーバがpanda-world.ne.jpと通常の端末の処理とは
違う別サーバに分けられて恐らく処理がiPhoneの方が軽いのではないかと思われる
のでこれにした。(あくまで推測です)

軽いと思われる理由は、iPhoneは様々な制限が課されていないので課金サーバは
単純なパケット数のカウントと接続先の記録程度しかして無いのではないかと思われる
からだ。通常の端末を通す課金サーバは様々なケースを考慮した判別処理が
てんこ盛りだと思うのでかなり速度は遅くなるだろうと考えている。

なのでiPhoneの計測はソフトバンクの3G部の生の速度に近いスピードが出るのでは
ないかと思われる。が、このデータの一部は使えないものであることを先に理解しておく
必要がある。

(余談だがサザエさんのスポンサーをしているとあるメーカーにいる私の友人が、
 多分J-PHONEの頃かその前だっただろうか、納品しにいったサーバにSIMだか
 DIMMだかを256枚さして指が痛かったと言っていた事が有りました。個人が使う
 パソコンは64Mbyteや128Mbyteぐらいの頃だったと思うので何十ギガも積んでると
 知って驚いたものでした。)

mpw.jpでのiPhone WiFi接続最高値 4751kbps
こう書きたいのは山々ですが、HSDPA 3.6MbpsのiPhoneの理論値をはるかに超えています。
どうやってこんな記録を作ったのか、mpwさんの計測プログラムのバグなのかは判りませんが
異常値でこれを取り除く必要が有ります。他と圧倒的に違う数字だけを取り除いていくと
恐らく1700Kbps辺りが実測の最高値ではないかと思われます。

iPhoneも発売直後のみHSDPAで2000Kbpsを超える計測も他のベンチマークで報告
されていたようですが、そこから稼動台数が増えたと考えると納得のいく数値でしょう。
その辺りを考慮してはじき出すと、現在のソフトバンクのiPhone向け課金サーバを
通した回線の限界値は1700bps辺りではないかと推測します。

932SH等の通常の携帯はこれより重い課金サーバを通過するので1700Kbpsから更に
遅くなります。mpw.jpのソフトバンクの計測はこんな感じです。

1200~1300Kbps辺りが限界値になっています。
が、これは同じmpwさんのドコモの計測値と比較するにも注意が必要です。
ドコモがアプリ計測での速度ダウンというのは無視する事にします。

ドコモの1500Kbyteという転送量とソフトバンクの300Kbyteという転送量の差が少な
からず速度計測に影響を及ぼします。W-CDMA系は初速が遅いので初めの100Kbyte
辺りまでの速度は極端に遅いからです。なのでソフトバンクも1500Kbyteの転送量で計測
する事が出来ればもう少し速度が上がりそうに思います。予想ではauより少し劣る程度の
速度じゃないかと思います。iPhoneの記録を見る限りauと互角は無理そうに思うので。

しかしながら、300Kbyteの制限込みでの速度なのである意味この計測は素直です。
実際に使用するのはキャリアの制限の範囲内ですから、ソフトバンクの通常携帯での
1500Kbyteの計測は、そのような通信をすることが不可能な以上、想定すること自体が
ナンセンスなので現状のmpwさんのデータが正しいデータと言えるでしょうね。
実際目の前で起こせる事を計測していますから。


ちなみにドコモの名誉の為に書いておきますが、0XAの7.2Mbps端末で報告されて
いる計測では10Mbyteのダウンロード計測で4000Kbps以上出るという報告が複数
有ります。動画もアップされているものもあるので確かな情報でしょう。冒頭の
記事もそうです。


回線の速度を比較する場合、国内向け携帯とスマートホンはキャリア内で通る経路が
違う可能性が高いので速度比較の対象にすべきではないと思っています。
あくまで同じ国内仕様携帯同士比較すべきでしょう。

逆に国内携帯とスマートホンを比較対照にするなら、経路の違いやキャリアの制限が
反映された計測方の違いも全て有りとして認めていくべきでしょう。経路の違いによる
不利さや容量制限の不利さ等も全てひっくるめてその端末が持つパフォーマンスと
考えるのが妥当だと思うのですが如何でしょうか。
関連記事
  1. 2009/02/04(水) 21:55:53|
  2. 携帯
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