FC2ブログ

鈴の音情報局blog

携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。
本家の鈴の音情報局はこちら→http://suzusuzu.dip.jp:8800/
スマホ・携帯端末アクセス[ランキング][アクセスシェア(グラフ)] (毎年10/1にログをクリア)

【大問題】米アップル、14年に画面の大きなiPhone投入を検討

米アップル、14年に画面の大きなiPhone投入を検討=関係筋 ~ ロイター
複数の関係筋によると、アップルは来年発売するアイフォーンで大型化を準備している。現行の「アイフォーン5」の画面サイズは4インチ。これを4.7インチと5.7インチの液晶パネルサイズにすることを検討している。

私は特にiPhone/iOS関連の噂さには、どちらかというと距離を置く立場を取っているのですが、
これはちょっと思う所が有るので突っ込み入れときます。

iPhoneはというかiOSはAndroidと違って画面サイズが固定で有る事を前提として
いるデバイスです。ピクセル間の幅もPPIを幾つかの種類で固定する事によって、
画像などのアプリ内のデータがストレッチされない事を前提として作られています。

一方AndroidはOSを作っているGoogleが、端末メーカーがどんな仕様の端末でも
作る事が出来る様に、画面サイズやPPIは自由に取る事が出来る事を前提としています。
つまりiOSと違ってどんなサイズや解像度でも受け入れる様にOSが作られていると
いうわけです。勿論アプリもその仕様に沿って、どんな画面サイズが来ても
OSのルールに従って、サイズやピクセル数などをOSから取得して画面サイズや
PPIの変化が有ってもアプリがきちんと動くように設計されているのです。


なのでiPhoneのPPIが変化したのは一度限り。
iPhone 3GSからiPhone 4になった時にRetina PPIになったのですが、それを
更にややこしくしたのがiPadの存在。まあ今回iPadは無視しますが。

iOSはこのように将来性を考えると、色んな画面デバイスのデザインを許容する
必要が有ったと思われるOSのデザインを初めから放棄していてこの記事のように
簡単に画面サイズアップを出来るのかという疑問が有ります。

確かにiPhoneやiPadで複数のPPIにアプリが対応する必要が出てきたので以前よりは
その対応が進んでいるであろう事は間違いないと思います。
iOSはviewWillAppearでself.view.bounds.size.widthとself.view.bounds.size.heightを
取得すれば正しい画面サイズが所得出来ます。

なのでアプリ側である程度の対応は進んでいるでしょう。
しかし、どこまで対応しているのかという話になると、例えばRetinaに対応する必要が
有るからと、640×960や640×1136に決め打ちしているものも無いとは言えません。
お行儀が悪いアプリと言えばそれまでですが、Androidのように決め打ちが不可能な
環境なら決め打ちするアプリも存在できないのですが、iPhoneだと決め打ちアプリが
存在できてしまいます。

Retinaになった時もそうでしたし、iPhone 5で縦が1136になった時も下が黒かったりと
移行期に色々有りました。4.7インチや5.7インチになったとして、Retina PPIを守る
なら、iPadのように縦横を広くする必要が有りますし、Retina PPIからまた変化して
フルHD化するとかなら、更に新し解像度に対応したアプリが必要になります。
きちんと作られている優秀なアプリは解像度やPPIが変化してもそのままで問題なく
動作すると思いますが、そうでないアプリは確実に存在すると思います。


今年の5月1日から、Retina非対応のアプリの登録とアップデートが不能になりましたが、
こういった事を画面のサイズを変更するならまた行う必要が有るという事です。

フルHDの解像度になった今でもAndroid 2.1や1.6向けのアプリが平気で最新端末で
問題なく動くAndroidと、いちいち端末の液晶サイズや解像度の変化を気にして
いる必要があり、アップルが新端末で変更すると、途端にトラブルが起きるアプリが
存在すると思われるiPhoneでは環境の整備状況が違うとしか言えませんね。

Androidは初期にはよくこの画面サイズやその他ハードウエアがメーカーや機種毎に
ばらばらな事がアプリの動作環境のデメリットとして叩かれてきた事が多いですが、
今はそれに対応しているからこそ、今後も好きに端末を作って行ける自由度が担保
されているわけで、iPhoneはまだその入口に居るに過ぎないというわけです。

この変化の激しい時代に、何年もシリーズ化した端末を売っていこうという割には
iOSは設計に甘さが残っているなと思わざるを得ません。逆に言うとAndroidはその辺
良く作られているなと感じます。

画面だけを見ても、3.5インチや下手をすれば2インチ台の端末もあり、上を見れば
18.4インチ21.5インチ、なんてのも有り、サイズを問わない仕組みを提供している
Android OSの強みとiOSとの違いを実感します。


実際の所、このロイターの記事の噂は本当かデマかもわかりません。
仮に本当だったとしてもアップル自身、私が書いたiOSのデメリットも良く知って
いるので、検討段階でお流れになるという可能性も考えられます。

ジョブズはこの目先のユーザー体験の重視をし過ぎた結果、端末の将来性という
部分を考えて無さすぎたように思います。iPhoneの画面が小さすぎるという不満を
解決する為にiPadを作ったのはいいですが、普段から持ち運ぶ端末を大型化すると
いう、Android勢が出した当たり前過ぎる解に結局はiPhone5という形で屈する結果に
なったように思います。

今後さらに屈していく可能性は有ると思いますが、そこまでOSで考慮していなかった
ツケと戦い続けることになると私は思っています。
関連記事
  1. 2013/06/16(日) 19:46:05|
  2. 携帯
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
<<問題だらけのiOS7、こんな状態で本当に大丈夫か? | ホーム | ドコモツートップ作戦は実質ワントップ作戦?(追記)>>

コメント

良いんじゃないてすか?

自分もこの記事を見た時はandroid化が進んでるなぁとしか思わなかったし、何よりも既存のiphoneユーザーはなんて答えるのか楽しみなのでw

ゆくゆくは「iphoneっていうandroid?」なイメージが定着しそうで最後には大半の人から敬遠されたMacの様になるのかなぁと勝手に想像してます。
「色々出来ないスマートフォン」として、、、

さすがに此処まではならないかな
  1. URL |
  2. 2013/06/17(月) 05:25:16 |
  3. ジャホ #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿(投稿時には必ず何らかの名前を付けてください)


管理者にだけ表示を許可する

(名前を入れないとクリックできません)

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://suzunonejh.blog15.fc2.com/tb.php/3763-a7de915c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最近の記事

機能リンク

最近のコメント

カテゴリー

ブログ内検索

ブログリンク

RSSフィード

QRコード

QR

月別アーカイブ



メールフォーム

お問い合わせ・ご質問はこちらから。

名前:
メール:
件名:
本文:

suzunone.m(あっと)gmail.com に
直メでもOKです。