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鈴の音情報局blog

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WiMAXの待つ未来

技術誌でも以前からかなり注目をされてきたWiMAX、過去何度も特集を組まれて
いました。その権利を見事得たのがKDDI系と、ウィルコム系。
元を入れると奇しくもどちらもKDDI系。

ところが先日の音声端末方式の規格統一の発表を機に4GではSIMフリー化が
進むと思われ、データ端末も同じ道を歩んでいくことでしょう。

でもこうなるとWiMAXってなんだったんだろうと思ってしまいます。当たった企業は
実は貧乏くじ引いただけじゃないかと思うようにもなってきました。

だって2.5GHzでしょ?一般的には800MHzに対して2GHzは4倍のアンテナ、
2.5GHzは6倍のアンテナが必要と言われています。今の無線LANが十分に建物
への浸透性が悪いことが身をもって体験しています。同じ周波数のWiMAXなんて
電波の影が異常に多く、しかもデータ用ですから携帯の通話のたびのように外に
出て回避等のような事をしにくいという側面も有ります。まさかノートパソコンを持って
いちいち外に出るなんて仕事上ナンセンスでしょう。なにも知らない人だって
FOMAの2GHz帯やSB3Gより電波が悪い方式だと知れば避けたいと思うでしょう。
HSPA+やLTEがしっかり提供されるとなればなおさら。当然通話とデータ通信を同じ
アンテナ上に乗せたほうがアンテナ整備は加速されるのは誰でもわかるでしょう。

こういったことは多くの人が予見出来ていたことなのに役人は今の3G携帯で起こって
みないと理解できないのです。もうすぐ1.5GHz帯も空きが出ますからそこに救いが
あると思います。1.7GHz帯や旧PHSの会社が使っていた周波数帯とを合わせれば
必要帯域は確保できるのではないかと思います。

それとLTEのようなSuper3Gと言われているものの存在価値が今ひとつよくわかりません。
基地局やネットワークはどれほど共用できるのでしょうか。基地局の改修でネットワークが
100%共用出来るのならWiMAX対抗として大きな武器になるでしょうけれど。

WiMAX対抗のネットワークがW-CDMA/HSPAと同じネットワーク上に用意できるとしたら
相当メリットは有りますが、その為にどれだけの基地局改修費用をかけれるかという
ところがポイントになります。各社共穴をふさぐためとはいえ基地局を増やしすぎました。
維持だけでも大変なのにさらに改修なんて考えると恐怖です。

足元のネットワーク周りを考えなければ大きな風呂敷を広げ、かっこいい事はいくら
でも言えます。しかし基地局のことなどを含めたネットワーク環境のことを考えると
今あるものをどう使うか、自然を破壊し・都会の陣取り合戦を制して立てた今の基地局
スペースをどう生かすかということまで考えればこれ以上大きな周波数変更、
ネットワークの切り替えは業界の崩壊を招きかねません。

ユーザーは新方式だからって値上がりしてもついてくるなんてことはもう絶対にありません。
適度な便利さと安さを知ってしまいましたから。βやHDDVDで負け組みの怖さもよく
知っていますし。

とりあえずWiMAXなんて音声端末ほどユーザーは見こめず、既に適度なスピードが
HSPAで代替されており、将来性もHSPA+やLTEで保障されている。
しかもネットワークの構築には今まで以上に費用がかかる上に既にユーザの取り合い
合戦は旧来ネットワークとはいえEモバイルの登場などで既に開始されており加熱している。

最後発という立場で戦う必要があり、十分量産効果の御地を受けることが出来るHSPA勢と
比べて何もかもが初物で量産効果なんて全くないWiMAX。素人考えですが誰がそんな
ものに大きな投資するのかと思ってしまいます。

ADSLよりも大きく敗者を出したVDSL(光)を彷彿とさせます。
光はほんの一部以外は全て敗者ですよね。
多分WiMAXは国内二番手以下では荷が重過ぎるかと。
一番手ですら立ち上げるのは相当困難だと思います。

勝負の勝敗ラインは4Gの上にあるのではないかと思っています。
その他の所に手をつけたものは戦う前から負け組みのように思うのですが極論でしょうか。
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  1. 2008/04/10(木) 22:05:05|
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