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アップル、インドの販売網強化。しかしインド・中国は既にAndroidの天下

アップル、インドの販売強化計画、詳細明らかに今後数年で200店舗のフランチャイズ展開目指す ~ JBpress

米アップルがインドのフランチャイズ店舗を今後2年間で今の3倍に増やすという計画を立てていると、インドの経済紙、エコノミック・タイムズが伝えている。

アップルは現在インドでフランチャイズ加盟業者17社による、約65店舗を展開している。これを200店近くにまで増やす計画だと、エコノミック・タイムズは加盟業者の話として伝えている。

「1800万円の店舗設営の代金はアップルが全額持ちするからとにかく早く店を作れ」
そういう内容に見える。

アップルがこの二年で65店を200店に増やす。
確かに急ピッチにインドでの販売網を広げようと躍起になっている姿が見える。

しかし12億、13億人の市場に向けて2年後、つまり2015年に200店舗というのが
多いか少ないかは誰でもわかるだろう。

アップルは少なくとも今後2年はインドでスマートホンのシェアを10%も取るのは
私は無理だと思っている。実際には5%も厳しい。


www.nielsen.com

ニールセンの資料によると、インドでの去年の9-10月のiOSのシェアは1%。
これで店舗が3倍になった所で端末の販売シェアがいくらになるの?って感じだろう。
「10%は無理、5%も厳しい」もそう無茶な意見じゃないと思ってもらえるのではないだろうか。

インドはものを量販する仕組みを作るのは本当に難しい国で、JBpressの記事に有るように、
「同国では“アップル”のように単一のブランドを持つ企業は、販売する
製品のうち30%の製品や部品をインド企業から調達しなければならない。」
という壁が存在してきた事。

それに入り乱れた宗教、15~6もの公用語、10以上もある中央銀行と同じ数の紙幣の種類。
そこからどれだけアップルという外資が入り込んでいくのに複雑な壁が存在するのか
なんとなく想像が出来るだろう。

中国より狭い土地に中国に近い人数が暮らしているので、全体でみると中国よりは効率が
よさそうに見える。しかし北京や上海のようにこれぞという大都市がそこまで発展して
いないので、一点集中の商売がしにくいという側面もある。これは宗教や言語の多さが
そうなってしまっている理由を物語っている。

アップルに対抗するサムスンはどうか。
サムスンには「サムスン・スマートフォン・カフェ」と呼ぶ同社製スマートフォンとタブレット端末の専門店がインドに500店以上ある。

 これに加え「サムスン・プラザ」と呼ぶ同社家電製品全般を販売する店が350店あり、アップルの計画している200店とは規模が違うと指摘している。

このように既にサムスンはスマートホンも家電の基地も既に現状で整備出来ている。

またインドではソニーが非常にブランドイメージが高く、トップブランドの地位を勝ち取っている。
インドでのノキアの強さは相変わらずだが、ソニーはこの調子で二位のサムスンを
捕まえる勢いでいってもらいたい。それとソニーの中でもインドの売り上げの比率は
高まってきている
ようだ。インドでスマートホンの需要が急激に上がりつつ
あるので今後が期待できます。

上記記事のソニーの売り上げに触れた部分を引用すると、
スマートフォンの主力製品は「エクスぺリア・ティポ」「エクスぺリア・ミロ」の2
機種で、ビジネス・ライン(電子版)によると、スマートフォン市場に占めるソニー
のシェアは昨年11月時点で9%。インドの市場規模は本年度見通しが1,800万台で、
来年度は3,000万台に拡大する見通し。ブランドの浸透を急ピッチで進める。

とある。スマートホン市場としてはまだ日本よりも小さいし、端末も廉価なものが中心。
しかし来年には倍になって日本市場とそう変わらない規模になってくるのだから
その伸びを考えると一番注力したくなるわけだ。


こういう実態も有る。
インド、Androidアプリのダウンロード数が世界第4位、巨大モバイル市場のポテンシャルを実感
またGoogleは、インド市場におけるAndroidの普及状況について、信じられないような数字をいくつか明らかにした。インドはアプリのダウンロード数で世界第4位の市場で、加えて昨年、デバイスのアクティベーション率は400%アップしている。日本と韓国のダウンロード数はそれぞれ第2位、第3位で、(発表はされていないが)恐らく、アメリカが第1位だろうと推測される。

確かに年間1800万台売れていると凄いと思えるが、しかし端末がそれなりに出ている
地域は他にもあり、何故インドが4位かというと裏が有る。
実は中国から山寨端末がどかどかと流れ込んでくる。
勿論露天などで地面に並べられて売られる事も有るような山寨端末なんてこのような
集計に数えられるわけもなく、実際には年間1800万台がその倍有ってもおかしくない。
最近の山寨機のスマートホンの多くはAndroid端末だと考えられる。
だからインドのAndroidアプリのダウンロード数が4位になってもおかしくないわけだ。



ではiPhone5はインドではどこぐらい売れているのか。

インドのシェアが小さいという事ですが、上記の記事によると実は大人気のようです。
インドIT事情 第30『iPhone5、インドでも異例の大人気』

11月2日にインドでも発売された。とある情報筋によると、10,000~15,000台ほど出荷されたとされる第一便はすでに完売、第二便の予約もいっぱいになっているという。アップルは明言をしていないものの、12月末までに20万台のiPhone5がインドで販売されるだろうと、業界の動向に詳しい関係者は予測している。

上記記事から推測すると、iPhone5は11~12月末の二か月で20万台売れた事になる。
市場規模が年1800万台で考えると2ヶ月で1.1%のシェアをそこで作り出している。
もとから1%のシェアは持っていたので、それを上乗せする形で考えると今年度の
インドでのiPhoneのシェアは2~3%に達すると考えられます。
伸び率として考えると非常に高いと言えます。
しかしまだ全体の販売数的には高いとは言えませんけど。




では中国ではどうか。


neowin.net

山寨機を含まずにAndroidが90.1%のシェアを取っている。
山寨機を含むとAndroid機のシェアが95%を超えそうな気がするが実態はどうなのだろうか。



デジタル白書スマホ編 ~ 世界経済新聞

中国のでのスマートホンのOSのシェアは以上の通り。
もちろん山寨機の数字は含んでいない。

更に今後アップルが中国で販売していくのに不安な要素が・・・。
中国共産党機関紙がアップル叩きを再開 ~ CNET Japan
現地時間3月26日付けの人民日報に掲載された「Appleは修理に関する苦情にまともに取り合おうとしなかった」という見出しの記事では、Appleによる修理及び保証ポリシーの対応に見られる「中国の消費者に対する冷遇」についての不満が述べられている。





デジタル白書スマホ編 ~ 世界経済新聞

全世界のスマートホンOSのシェア。
2010年のQ3-Q4、2011年のQ2-Q3の角度が緩やかになっている。
新機種をアップルが慌てて発売するわけです。
また2011年Q4でAndroidのシェアが一旦下がっている所を見ると、
iPhone4Sのショブズなインパクトがどれだけ凄かったのか見えてきます。



デジタル白書スマホ編 ~ 世界経済新聞

最後に全世界のモバイル広告のシェア。
PCを含んだデジタル広告だとGoogleは55%のシェアだが、モバイルに限ると65%へと
跳ね上がる。やはりAndroid端末が広告シェアの発信力が大きいと言えます。
関連記事
  1. 2013/03/28(木) 19:32:45|
  2. 携帯
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
<<2012年はタブレットが急増、2013年はAndroidが制覇 | ホーム | 「ソフトバンクのLTEが速い」矛盾点が気になって仕方がない(追記)>>

コメント

中国共産党の無慈悲なアップル叩きですかぁ…

中国がそうするなら
アメリカだって対策するアルよってな具合で
某会社の外堀を埋めていく様なネタを探してきました。
↓↓
【米政府機関、中国からIT製品購入時に審査】*YOMIURI ONLINEより
http://www.yomiuri.co.jp/net/news1/world/20130328-OYT1T00556.htm?from=blist

…中国によるサイバー攻撃の懸念を巡っては、米下院の情報特別委員会が昨年10月に報告書を出し、中国の通信機器会社「華為技術」と「中興通訊(ZTE)」を米政府のシステムから排除することや、米民間企業との取引自粛を求めた。

遠まわしなのか、ソフトバンクによるスプリント買収の件が諸々の懸念材料として具現化してきましたね!?
  1. URL |
  2. 2013/03/28(木) 23:08:40 |
  3. 英優 #90JsmjVc
  4. [ 編集]

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