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「スマートフォンの時代は終わる」の記事を否定してみる

「スマートフォンの時代は終わる」
サイバーアイ・エンタテインメント社長兼CEO、久夛良木 健氏に聞く ~ IT Pro


この記事、どう思います?
SCEI社長時代から結構名物男的な存在で、結構発言は注目されてきた人だと思います。

端末がリッチ化がシンクライアント化するというのは既に動きが有り、Chrome OSが
切り開き、今ホットな話題のTIZENやFirefox OSがもの答えです。OSが軽くなって
いくことは有っても無くなることは有りません。

しかしシンクライアント化してもそれ以上OSが軽くなる事は余り考えられません。
OSが軽くなるからスマートホン端末はカード型になるとか、タブレットが下敷きの
ようになるのが理想とか、持ちやすさまで含めた使い勝手や素材的な都合を無視した
発言はどうなんだろうと思います。まあこういう極論を言って大勢の目をそっちに
向けていくことが重要な役目の存在の方では有るとは思いますが・・・。


またシンクライアント化する事を久夛良木氏のいい方では低性能にして電池の持ちを
優先するみたいに読めるのですが(そうは言い切ってはいませんが)それも少し
違うように思います。

私はプロセッサの性能の進化こそが端末が小型化する最大の理由だと思っています。
それは過去のPCやフィーチャホンの動きを思い返せば火を見るよりも明らか。

プロセッサ等の技術が進化して、今までやっていた処理が相対的に軽くなる事で
端末の処理性能に余裕が出来、それで小型化・薄型化していくというシナリオが
最も考えられると思います。というかPCや過去のモバイル端末は技術の進化の
おかげで小型化を進めてきたのですから未来もそのラインから大きく外れる
事は無いというのが私の意見です。

しかし薄型化には素材や持ちやすさの問題で限界が有ります。
更に小型化もディスプレイの見やすさの問題とのトレードオフです。
3インチ台から始まったスマートホンは今や5インチ、6インチまで膨れ上がっています。
それって結局見やすさや情報量とのトレードオフとのバランスがそっちに
向かわせたわけです。あのiPhoneですら多くのAndroid端末の動きに逆らい
続ける事が出来ず、4インチ化したのですし。

どれだけ時代が進んでも、人間の大まかな機能・性能は大きく変化しません。
見やすい大きさ、持ちやすい厚みというのは有ると思います。

ならばグラスやウォッチスタイルはどうか。
まあ使っている姿はカッコいいですが、実際使うと案外面倒で使いにくいと思います。
結局PCがデスクトップとノート型に収束していったように、在り来りな形が一番
使い勝手がいいという答えが出てしまっているのでそれ以上の進化や形状移行が
有るのかなと。

PCだってシンクライアント化やリッチクライアント化と何度も何度ももう飽きる
ぐらい言われて、結局今の形に収まっているというのが現実です。
何度も同じことが言われてきた波のたったの一波を久夛良木氏は言っている
だけで、「そのパターンはもう飽きたよ」ってのが私の意見です。

この業界長い人は「将来はシンクライアント化する」って何度も見てきたセリフ
ですよね、一度や二度ではなく。その間技術の進化はものすごいものが有り、
その全てを解決してきたのは技術の進化と微細化による集積化です。

またどれだけハードがシンクライアント化し、中央集積が進んでもグラフィック処理を
簡素化して性能を削ることは不可能です。逆にこちらはどんどん高性能化するしか
道は有りません。高精細化したグラフィックは多くのメモリを要求して、結局
ある程度必要とするリソースを決めてしまいます。シンクライアントと言っても、
昔のダム端末とはまた発想が違うんですよね。で、結局グラフィックは削る
事が出来ないので、結局余ったプロセッサの性能を計算に使おうとかまたそういう
話が再燃したりして。本末転倒。

例えば中央で処理した3Dゲーム等の処理を大容量転送して画面に垂れ流すという
使い方は有り得ないでしょう。用途にもよりますけどある程度の処理はクライ
アント側に残ってしまいます。

例えばスーパーコンピュータで、処理を全てベクトルデータ化すて高速化することが
出来ず、最終的に超並列へ道を開いたように、今後はスマートホンやタブレットは
当たり前をとんでもなく大規模に行う方向に進むだろうと私は考えています。
最終的にそれは微細化・高集積化によって実用的な範囲に収められていくことの
繰り返しなんじゃないかなと。

ネットワークの高速化とは言いますが、今現在は4G(相当)の整備時期という事も
あり、まだ容量的に十分でないせいも有りますが、まだネットワークに全面的に
頼れるかというとそうは思えません。

今後はもう速度は十分過ぎますから速度よりも容量なんですよね。
100Mbpsも1Gbpsも必要ありませんから、今後10年で裁定50~100Mbpsが全国どこでも
安定して出るようになる事が目標なんじゃないでしょうか。特に都市部は
速い時と遅い時の差が極端ですから、どこまで平均化れされて容量的に足りるように
なるかじゃないかなと思います。ビット単価ってよく言われますが、容量の
問題と速度の安定が得られなければ幾らビット単価が低くても意味を成しません。
混雑を含めて速度の平均化と、ある程度の最低速度が保障されてこないと
ネットの向こうにデータだけでなく、処理まで任せるなんて使い物にならない
端末を増やすだけじゃないかなと思います。

まあそれはHTML5でネットの先にアプリを任せる端末全てに言える事なんですけどね。
そういう意味では1GHz帯以下の電波の役割は今後もまだまだ大きいと思います。

それと記事を読み終えて思ったのは久夛良木氏は「シンクライアント化する」とは
言っていますが、「スマートフォンの時代は終わる」とは言っていないように思います。
こんなおかしなタイトルをつけるのはちょっとライターとしてのセンスを疑います。
いや、釣られる私も悪いのですが。
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  1. 2013/03/19(火) 20:46:23|
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