日経新聞によりソフトバンクが2008年10-12月の携帯電話債券を証券化し、450億円
調達したことが先日報じられた。同時に2008年4-12月の調達額は約1480億円、
2008年4月-2009年3月の調達目標(2000億―2200億円)で有ることも報じられていた。
この数字をTCA発表値のW-CDMA純増値を使って読み解いてみる。
まずは以下の表を眺めてみて欲しい。
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A表は日経の発表した数値により考えられる販売数。
販売価格の平均値を横軸にとって色んな平均価格で数を予測している。
B表はA表の数字を使って一月あたりの販売数に直してみたものだ。
C表はTCA発表の数字の中のソフトバンクのW-CDMAの契約純増数のみを
抜き出したものと、機種変更需要を見込んで幾らかの割り増しをしたものだ。
縦軸はA表の数字を見ながら割り増しの数字を調整している。
まずA表を作って分かったことは、10〜12月は本当に売れていないんだなということ。
これはソフトバンクに限らないだろう。B表を続いて作ったが、それが更に分かりやすくなった。
次にTCAを見ながらC表を作成した。ここでB表と比べながら調度いいところを探ってみる。
10%のあたりでB表と比べてみる。C表で10%以上の割り増しにするとB表での平均価格を
かなり下げないと釣り合わなくなる。なのでC表は10%で合わせることにした。
するとB表は自動的に4.7万円で釣り合う事が判明した。
次にA表の3.85万〜4.7万円の3つの数字からC表の10%の列を引いたものをD表として
作成する。すると未確定の12月分が出てくるが、これが現実的な数字が出るところを
探してみる。A表の3.85万はD表を作るときに様子を見ながら作った数字だ。
これでA-D表全ての釣り合いが取れるようになった。
よってソフトバンクの割賦債権の平均単価は3.85万〜4.7万円の間辺りだろうと以上の
表から予測した。その中でも3.85万は9ヶ月中8ヶ月はTCAの実績を利用して調整した
数字なのでより実態に近いのではないかと思う。
全体をよく眺めないと理解しにくい表ですが、理解できるとなるほどと思えるデータだと
思いますがどうでしょうか。
ここで3.85万〜4.7万円という数字が明らかになると気になることが出てきます。
貸倒引当金と解約率(http://suzunonejh.blog15.fc2.com/blog-entry-325.html)の
記事で触れた貸倒引当金の件だ。
先の記事で計算した事に対してこの数字を当てはめてみる。
210億+390億=600億
600÷4.7=127.66万台 127.66万÷12=106383 (端末価格4.7万)
600÷3.85=155.84万台 155.84万÷12=129866 (端末価格3.85万)
幾らで計上したかは不明だが平均的な販売価格でするのが自然だと思う。
細工するつもりならどうにでもできる部分だが。
しかし引当金は無税である以上余りおかしな数字だと税務署も黙っていないだろう。
106383÷1950万人=0.545% (端末価格4.7万)
129866÷1950万人=0.666% (端末価格3.85万)
これらの場合解約率を引き上げる数字は以上の通りとなる。
適当な試算だがなる程という数字が出たと思う。
参考になったでしょうか?
- 2009/01/08(木) 20:26:45|
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