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鈴の音情報局blog

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ハードとソフトの分離のススメ

携帯端末はいよいよコストダウンが最大の命題となってしまいました。
しかしコストダウンは部品に始まり設計、までもうやり尽くした感が有ります。
ここから先は品質を落としてチープ感と戦いながらのコストダウンになって行きます。

革新的な統合チップが出てくればいいのですが、統合すべきものはそろそろ
統合しつくしたのでこちらもドラスティックな革新はないでしょう。

となると後はキャリア間の共通化にステージが移っていくでしょう。
一部のメーカは既に始めています。

そうする場合にどこを共通化するかでやり方が大きく変わってきます。
私が以前行なった共通化はハードのドライバー化でソフトを切り分けやすくする事。
今となっては珍しくない言葉なので今更~みたいに感じる方はいるでしょうが、
それをどのレベルでするかによっては未だに有効な手段です。
しかも上手にやれば効果は絶大。
こういう部分はバランス感覚がある人がやらなければクソなものが出来上がるので
出来るだけ役職の下の現場部隊で頭が切れている人がやるべき仕事です。
上の者がこういうところを触ったら大抵ろくなものが出来ない。

ハード内では機能毎のディビジョン化。
カメラだけ付け替えたければそこだけごそっと入れ替えれば付けかえれるぐらいの
分離が出来れば一番いい。容積の関係でなかなかそうは簡単に行かないだろうが
これが出来れば例えばソフトバンク向けの2GHzのみの端末とドコモ向けの
2GHz/1.7GHz/800MHzのアンテナユニットや無線部を簡単に入れ替えたりなど出来る
ようになる。これは小型化とは相反する要求なのでどこまでやるかという問題もある。
そのせいで5mmも10mmも大きくなるようでは意味がないからだ。

後はソフトとハードの分離。
端末の表面のシルク印刷の前工程で止めておき、中のソフトを入れ替えて
シルク印刷の内容を変えればドコモ端末にもソフトバンク端末にもなるというもの。
ハイエンドは無理でも、ローエンドなら出来るかも知れない。
これはハードが完全に統一できた場合の理想。

アンテナと一部ユニットを入れ替えて、ソフトを書き換えればドコモ・ソフトバンク
どちらでも使えるというもの。数を頼めば安くなる部品ならどちらの端末も
共通にしてしまうのも手です。これはハードが一部を除いて共通。

これらの方法はドコモ・ソフトバンクだけでなく、海外向けでも同じ事です。
一つの端末さえ作ればどこにでも売り込める。
Appleは当たり前のようにそれを実現した。

できればソースとリソースの切り分けも出来てるとなおいい。
リソースを書き替えるだけで言語を変更できたりできるのが理想。
そこまでプログラムソースの中身を整理するのは大変な事ですが。

国内メーカーもそろそろ端末自体を一つのキャリアに縛られた発想を無くして
行くべきです。ベースバンド部ではかなりスタンダードを意識された作りが
されているにも関わらず、アプリ層でそれが覆されているのが物凄く
勿体無いと感じているのです。

アプリ層にはアプリ層なりの苦悩があるのは分かるのですが、
やっつけ仕事の安易なプログラム作りに走るのは避けるべきです。
しっかりとした共有化プランを立ててキャリアを跨いだ統一端末を仕上げて
いく事が出来るメーカが生き残っていけるのではないかと思います。
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  1. 2008/12/27(土) 20:38:43|
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