ドコモは去年、905シリーズでHSDPA 3.6Mを全機種搭載して普及させました。
2月半ばぐらいまではドコモの強力なインフラを見せ付けていたのですが、
3月ぐらいからどんどんと速度が落ちてきました。
4月には平均が1000Kbyteを越えるのがやっと程度まで落ちてしまい、
遅くはないが速くもないという状態になってしまいました。
906が登場したのはまさにその真っ只中でした。
噂では906にも7.2M対応機があったという事ですが、インフラがそのような状態なので
見送られたとも考えられます。
そこでこのブログでも年末のHSDPA 7.2Mへ向けてインフラを強化してくるだろうと思って
いました。それは以前このブログでも書いたと思います。
mpwさんのところの0XAシリーズの計測結果(リンクしています)を見ていると0XAシリーズで
ある程度計測回数があるものは2100~2600Kbps程度の最高速度が出ています。
平均速度も1300~1500Kbpsが安定して出ています。
新しい機種になっていくに従って非HSDPAの計測が減っている様子が伺えます。
新しい機種の結果をチェックするとHSDPAのエリアの展開具合が有る程度見て取れます。
今の機種ではもう非HSDPAのところでピークの山を形成する機種はなくなってきている
のでエリアの大半はHSDPA化されたと思っていいでしょう。
また驚いた事にP905iが2000Kbpsを超え、N902iXが1968Kbpsを叩き出して旧機種の中で
二位に躍り出ました。日に日にHSDPA対応機の割合が増え続ける中でこの余裕ですから
大したものです。
恐ろしいほどの基地局増設をこの確かなバックボーンが支えているという構図です。
間違いなく世界一の携帯インフラと言えるでしょう。0XAシリーズではファイルのダウン
ロード計測では4000Kbps overを叩きだすという報告も有ります。
恐らく流れるデータ量はパソコンのネットワークを上回るぐらいのデータが流れているの
ではないかと思います。一つのネットワークにぶら下がっている端末の数が半端じゃ
有りませんから。12月から更に高速化されるという情報も有ります。
多分今データの流れをチェックしている最中なのではないかと思います。
これだけのインフラをドコモはしっかり維持し続けて欲しいと思います。
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- 2008/11/25(火) 21:54:20|
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