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鈴の音情報局blog

携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。
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未来の回線契約

今色んな方法で回線契約数を増やす事が命題になっている。
この競争は意味のあるものなのだろうか。
ユーザー不在のこの競争を不思議に思いながらも眺めている。

キャリアとしては回線契約を増やしたいのが本音、だけどユーザーはそれを求めていない。
一つの回線に複数の端末をぶら下げたいと考えるのが自然。

・通常ユーザーは一回線一端末
・ちょっと興味ある人は一回線複数端末
・いわゆるヲタクはメイン一回線とサブ回線に複数端末
・廃人の方は複数回線複数端末

こういった流れが理想だと思う。しかしこうなるとキャリアは儲からないように思える。
でも必ずしもそうではない。当然その為にARPUが上がるからだ。
しかも買換え需要ではない本当の”買い増し需要”が起こり始める。

回線契約に端末が縛られる事がなくなれば端末も今以上に売れるようになるので
メーカーには有り難いことであるはずだ。インセンティブを伴わない割賦方式を
メインとし、キャリア割賦が通らない人はローンを通すようにすれば今以上に
販売を稼ぐ事が出来るのではないかと思う。

こうする為には一つの回線契約に複数のSIMを発行できると話が早くなる。
一つの端末に複数のSIMがさせればなお良い。
ドコモとソフトバンクの待ち受けを一つの端末で出来るなんて面白いだろう。
応用例では海外キャリアのSIMを差しておけば海外出張が多いビジネスマンも
管理が楽だ。

これらのイメージとして分かりやすく例えると社内のビジネスホンのPBXのような
働きを携帯のシステムで実現したものが理想ではないかと思う。
当然内線やら代表回線やら今回言いたい機能と違うものも沢山有るのでそこは
脳内で編集して読んで頂きたいのだが。

例えば5回線を一つのオフィスで契約している。
その5回線は全てPBXに一旦収容される。
その回線をオフィスにある50台のビジネスホンとFAXをぶら下げて効率よく回線を利用できる
ようにしている。

これを個人の携帯に適用したものを少しづつ上の例を崩しながら解説していきます。

ドコモ・au・ソフトバンクと一つづつの回線契約で3回線を持っているとする。
端末は5台持っているとする。以下は全てこの条件下での例として読んでもらいたい。

【ケース1・スター型】
端末とは独立したセンターハブ機 1台(勝手な命名)
SIMは各キャリアから1枚づつ発行
端末5台
センターハブ機に3キャリアのSIMを全て差す。
端末にはキャリアのSIMは無し。
全ての通信はセンターハブ機を通して行なう。
センターハブ機と端末との通信はWiFiやBluetoothで。
センターハブ機はかばんの中等にしまっておいて利用する。

【ケース1a・ダブルスター型】
端末条件はケース1と同じ
キャリアからの発行SIMは2枚づつということだけが違う。
センターハブ機に3キャリアのSIMを全て差す。
ハイエンド端末Aにも3キャリアのSIMを差しこれを常に持ち歩くメイン機とする。
大きなカバンを持つときだけセンターハブ機も出動。
ハイエンド端末もセンターハブ機能を持っているのでその他の端末はどちらを
通しても利用可能。端末Aの電源だけに依存しないので安心度が高まる。

【ケース2】
端末条件はケース1と同じだがセンターハブ機は無い
SIMは全て個々の端末に差して使う
A機 ドコモ・au・ソフトバンク
B機 ドコモ・ソフトバンク
C機 ドコモ
D機 au
E機 ソフトバンク
このようにSIMを差す
端末内のSIMを通してのみしか通信できないケースを想定している。
現状の単純拡張をした場合はこうなるであろうという例。

【ケース2a】
ケース2の拡張。
全ての条件はケース2と同じだが、同じキャリアでも番号の違うSIMが混じっている場合を想定。
相互をWiFi又はBluetoothを介して相互のSIM経由で通信できることがケース2と違う。
ケース1aがもっと複雑になった形とも言える。


言葉だけでは分かりにくいと思いますが、こんな感じです。
端末と回線契約が完全に独立し、端末同士もキャリアを介さず通信ができるようになります。
WiFiを介した簡単な内線電話も機能として搭載されていく事になります。
必要に応じて”端末を着替え”するようなイメージ。
ユーザーから見たエントランスをどこに持つか、実際手に持つ使う端末をどこにするか、
柔軟にして考えてみた。個人の中のネットワーク、究極のパーソナルネットワークの
完成形であると思います。

センターハブ構想が現実になれば端末はよりウエアラブルになっていくと思います。
腰にセンターハブ、腕時計等に端末を組み込む事だって可能です。
各種医療機器もセンターハブ構想によって帰宅後も管理できるようになるでしょう。

先日ソフトバンクから発表されたWiFiやBluetoothを介してのワンセグ機能もこの中に
組み込まれて行く事でしょう。こうしてワイヤレスで追加を追加したり本体から切り離したり
する事は当たり前になってワンセグに留まらなくなっていく事でしょう。

例えば手に持つ端末はダム端末化し、演算やブラウジング専用機能しかなく多くの
メイン処理はカバンの中で行なう何てことも考えられます。余りカバンの中に詰め込むと
燃えそうなので程ほどにしないといけないでしょうが。

この構想の中から電子立国ニッポンの復活劇が有りそうな気もします・・・。
と言っては言いすぎでしょうか。

個人的にはLTE以降にこういった環境に移行していく事が理想です。
もっと早くてもいいですが。とにかく用途により端末を使い分けしたいんですよ。
それが今では二契約必要だし、スマホは高いからちょっと使いの為だけに
わざわざ契約できないし。肥大化した端末はもう必要ないからドコモの0XAの
ように例えば800万画素の”専用機化”を行なうなら、いっそのことデジカメを
携帯端末化してくれと。

デジカメにメーラー機能を持たせてセンターハブを通してメールとか出来れば
今後のHSPAやLTEも生きてくるだろうと。いっそのことビデオカムも参加させろと。
これで3.9G~4Gの利用環境が見えてくるのでは無いかと考えるがどうだろうか?

回線契約が増えるなら要らない。
でもセンターハブに買えば簡単に繋がるなら・・・携帯の利用法が根本から変わる
瞬間だと思います。


現状の3.5Gでは一端末複数SIMでファーストSIMのみにSIMロックがかかっていて
セカンドSIMは自由みたいな端末が現実的でしょう。キャリアは嫌がるでしょうが、
必ず需要は有ると思います。これはメイン契約である自信が有るならば、セカンド端末
の買い替え需要を消す効果が有り、奴隷SIM化させることが可能なのではないかと
思います。

今よりもっと回線契約というものの流動性が高くなると思います。
回線の追加が物凄く手軽な感覚で行なえるようになると思います。
当然解約も今より気軽に行なうようになるわけですが。
キャリアの皆様、魅力的な長期優遇プランを構築して回線の維持をさせるようにしてください。


時々スマートホンをちょっと使いたいだけの為に新しい回線なんて欲しいとは思わない
のが普通です。でも使いたい需要は十分にある。この需要をしっかり掘り起こすことに
成功したキャリアが次のスマートホンの戦いを制する事が出来ると思います。

スマートホンをメインに使いたいとは思わない。
けれどもたまには使いたいと思う事もある。
それだけの為に回線維持はしたくない。
端末だけならすぐ買えるのに・・・。

この需要、見えているキャリアは有りますか?
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  1. 2008/11/02(日) 22:50:40|
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