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鈴の音情報局blog

携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。
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尖閣諸島2日目

尖閣諸島から帰ってきました。
2日目のレポートが止まっていましたが以下順次時間を見ながら書いていきます。

色々出来事が有りすぎて大きなニュースになって大騒ぎになっていますが、
それとは全く別に私個人の経験してきた事、私個人が見聞きして感じた事を淡々と書いていきます。


ホテルの近所の信号。
間違いなく石垣市です。



石垣島の慰霊碑前での慰霊祭に向けて移動中。
ロケ的にはこんな海岸沿いに最高の場所に有りました。
非常に見晴らしのいい場所でした。

大東亜戦争の時、尖閣諸島近辺で亡くなられた方の慰霊碑が尖閣の魚釣島に有りますが、
遠くてなかなか行けないので石垣島にも慰霊碑を作り、亡くなられた方全員の名前が
刻まれて有りました。



慰霊祭の様子。
略式ではなく、結構本式で多数の儀を行って弔いました。
儀式は神式で行われていました。
我々は参加自由、150人の中の50人ほどが参加。
参加に当たって「とにかく尖閣に行く体力を最優先して下さい。」
「体力に自信がないのに無理に参加しなくていいです。」ということを強調していました。
私は当然のごとく参加。
今回参加している国会議員と地方議員も全員参加されておりました。
写真は慰霊祭の様子と国会議員と地方議員をそれぞれ記念撮影。
真ん中に居るのは田母神俊雄氏。
これは地方議員の方の写真ですが、山谷えり子参院議員が田母神氏の後ろにおられます。
写真に写っていない所にも色んな有名人の方が居られました。



ちなみに石垣島陸上の慰霊祭では本土の日本のメディアは全く見かけませんでした。
沖縄地元のメディアとREUTERS(ロイター)、そして尖閣へ10人上陸を撮影した
AFPの記者だけが取材に来ておりました。(ともに日本語がバリバリの白人の記者)
私の考えではこういった慰霊祭では本土のキー局が何局か居て当然だという意識です。
これだけ多くの議員や有名な方が参加した慰霊祭で、しかも今回は中国の活動家が上陸した
直後です。日本の国民にとっては関心事であるはず。(そうでなくても取材すべきと思いますが)
しかし同室のバリバリの保守の方にそれを言うと「報道する事が必ずいいとも言えない」との事。
理由を聞くと「折角の鎮魂の為の慰霊碑が報道することで嫌がらせの格好の悪戯のターゲットに
される恐れがある」との事。左翼勢力が強い日本の端部ではその事も考えておく必要があると
聞いて複雑な気持ちになりました。同室の方や同行した多くの方がしっかりとした保守の
考え方を持っており、保守は右翼でも左翼でも無い。
保守は保守だ、ということをこれでもかというほど体現されていました。
一般に保守は右翼や分けていてもそれに近しいものとされ勝ちです。
ネットでは彼らの言葉をそのまま書き込めば「ネトウヨ」と言われて終わりです。
しかし彼らは右でも左でもないという立場でした。
成る程、その目で見ればこのツアーに参加して聞いて来た事の違和感が全部取れ、
何を言っていたのかがよく分かるようになりました。

何故私がこの殆どメディアが扱わないこの石垣島内の慰霊祭をこれだけちゃんと書くのか。
事前にこうしてきっちり弔ってから出航していた事を知って欲しいからです。
多くの新聞では書かないか、書いていても1~2行でした。
事実は一行では収まりません。
遺族まで来てきちんと弔いを行いました。



夜7時30分、出航に向けて港へ。
今回の尖閣に向けての出航とは関係なく、尖閣に中国人が上陸したこと。
また10月に再上陸を果たすと明言したことがキッカケになり、メディアが大量に押しよせてきました。
(だったら何故慰霊祭の取材に来ないのか)
前日の尖閣の出航に関しての説明会の時に聞いていた以上に色んなメディアが溢れています。



左:二漕平行に並んでおり、手前の長い船の方が私が乗る船です。
奥の日本国旗が付いている船も出航する船です。
私の乗る船は排水量8.6tで参加船の中では大きい方のようです。
(と言っても大きさが違っても1~2m程しか違わないが)
エンジンはかなりいいもののようで非常に静かでした。
アイドリングでも結構速度が出ます。
最近の漁船はとても性能がいいことに驚きました。
もしかするとずっとキーンという音が聞こえていたのでスーパーチャージャー付きなのかも知れません。
ターボにしては音が低いように思えたのですが、その辺りは音だけで判断しているので適当で
わからない事だらけですので悪しからず。実は冷却のウオーターポンプの音だったりしてww
右:海上保安庁による臨検の様子。
10回目ということで、既に海保と主催しているがんばれ日本との信頼関係が出来ているので
そこまで厳しい臨検ではありませんでした。初めの頃は得体の知れないやつらと言うことで
持ち込む荷物は全部ひっくり返して調べられたということでした。
我々はその信頼の上に立って尖閣へ連れて行ってもらえるようになったということです。

出航にあたり、船員の家族達が見送りに来ていました。
私が乗る船の船長の子供は、沢山の人が集まっていてただならぬ気配を感じ取ったのか
「行かないで~」と泣いており、母親が宥めていました。
子供は素直に感情を吐き出せますが、奥さんだってやはり心配だったことでしょう。



左:私が装着したライフジャケット。
笛が付いているあたり異様に命を掛けた場に行くんだというリアルさを感じさせられます。
ちなみにこれを着ていなければ臨検に通りません。
右:漁船の操縦室。
実はこの操縦室はほぼ飾りで、船員は上の屋上でジョイスティックで船を操作していました。
車のサンルーフみたいな穴から屋上に出て、そこに胡坐をかいて座り、屋上にもある
レーダー画面と魚探で判断して普段から船を動かすようです。

港湾から一隻づつ船が出て行きます。
それを湾岸にずらっと並んだTV等のメディアのカメラがライトを炊いてこちらを狙っている
様子が見えています。我々が出航するのは香港人活動家とされていますが、同行の香港の
メディアのクルーまで含めて制服を脱いだ中国のとある軍の者だということが伝わってきています。
これからそういう場に向かうんだという意識がより気持ちを高ぶらせます。
遠ざかるライトを眺めながらこれからの航海を考えて気持ちを引き締めます。

今回を含めて10回行われてきた尖閣への航行で今回が一番コンディションがいいということ。
大海に出て感じましたが、奇跡的なベタ凪です。
たかが10トンに満たない船が殆ど揺れずに滑るように進んでいきます。
外海に出てこのスムーズさは異常です。
事前に聞いていた情報では酔い止めは多い目に飲むぐらいはしておいた方がいい。
基本的に潮はかぶってびしょ濡れになるのが前提で、甲板に寝ると体を打って打ち身に
なるからクッション材を用意しておくこととなっていました。
普段はほぼ全員の方が調子が悪くなり、「げーげー」しているのが普通の姿だそうです。
しかし今回は同船の全員が不調になることなく尖閣諸島までたどり着けました。

日付が変わる頃には確かに少々うねりが出始めましたがそれでもスムーズな航海は変わりません。
しかしその内船が真っ直ぐ進まずに右左と暴れる様子が航跡からはっきりと分かるようになりました。
それでもまだなお凪の内。普段どれだけ酷い状況なのかと感じさせられました。

非常に静穏な航海はこの後の嵐の前の静けさで有る事はこれを読んでいる全ての人が
既に知っておられるでしょう。私もこの時は何とか無事着く事だけで頭がいっぱいで
その後の事なんて何かが起こるなんて事は全く考えていませんでした。

上陸したのはともかくとして、駄目押しに10月にもう一度上陸すると宣言したと
いう香港人活動家(中身は中国の軍人)の言葉が全てを突き動かす原動力になると
感じ取っておくべきでした。

ぺーぺーの一般枠の参加者は自分のことで必死でそんな事まで頭を巡らす余裕が無かった
と言えばそれまでですが・・・。



携帯のブログと言うことでそれらしい事も実はちゃんとやっています。
離島の電波状況を知りたいということで出航から色々チェックしてきました。
詳しい事は全工程を書き終えた後に電波編として纏めます。

一つだけ書くと、ドコモの海上の電波が異常にすごかったこと。
石垣港を出航してぐるっと回って北に向いて北上して行きますが、
北西の出っ張った岬を過ぎてから40~50Km辺りまでドコモの電波が届いていました。
周りには岩も海上浮遊物も何も有りません。

漁師さんに聞くとドコモは石垣の近辺のいくつかの漁場をほぼカバーしているとの事。
そこを過ぎると急激に電波が弱くなるから注意してということでした。
実際に電測代わりにツイッターしていましたが、いつまで経っても切れなくて
いつまでやらなくてはならないのか、尖閣までカバーしてたらどうしようと
ちょっと焦った気持ちになるほどでした。
一度南を回るにせよ、出航してから一時間で電波が切れるという事前状況の説明を大きく裏切り、
出航後いくら時間が経っても切れないのはどうなっているんだと逆に焦りました。
おかげでよそうより長くツイッターをしてバッテリーが非常にやばいことに。
ちなみにauもそれなりに使えるとの事ですが未検証にて余り突っ込めません。
ソフトバンクは聞くだけ無駄状態、誰もが名前を挙げると苦笑いします。
無線が使えなかった時そこで頼りになるのが携帯なだけに命の保険にリスクを犯す人はいません。
ちなみにスマホを使っている私を見て「バッテリー持たないでしょ」と皆が声を掛けます。
多くの人が使っているのはドコモのフィーチャホン。
事実、私もN906iは往復してもバッテリーが3つのまま全く変わらずでした。
この辺りの顛末の詳細も電波編に譲ることにします。



しばらくは石垣等の灯台が後ろに見えていました。
大海に出ると距離感が全く違ったものになり、50Km先もの島や物が普通に見えたりして
そこまで行くのに一時間や二時間ぐらい平気でかかったりします。
あと4~5Kmと思っているものが一時間ぐらいかかったりするので距離感が全く分かりません。

真っ暗闇の中、我々の僚船の明かりしか見えない航海が延々続きます。
漆黒の闇では海に落ちる瞬間に気づかれなければ助かる見込みはほぼ100%有りません。
後ろに船が居ても視界を当てにせず、レーダーと前の船を頼りにしているのでそのまま
上を通り過ぎるだけでしょう。凪とはいえそんな状態でそれなりの速度で航行は続いていきます。


闇を突き進んでいく中で甲板に寝そべり、寝ているのか寝ていないのか
その狭間を感じながら日付が変わるのを迎えたように思います。
到着予定は日の出前、この時まだ我々の航海は半分も進んでいませんでした。



そして激動の3日目へ・・・。
関連記事
  1. 2012/08/21(火) 01:28:13|
  2. 時事
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
<<尖閣諸島3日目(追記有り) | ホーム | 尖閣諸島1日目(追記編集)>>

コメント

お疲れ様でした。

海上でのドコモのエリア、なかなか広いようですね。
私も何度か船で福岡から釜山に行く際、その恩恵を感じます。
  1. URL |
  2. 2012/08/21(火) 09:28:42 |
  3. 田舎モバイラー #SFo5/nok
  4. [ 編集]

お疲れ様です。
何はなくとも無事にお帰り下さい。
  1. URL |
  2. 2012/08/21(火) 09:39:31 |
  3. 生ぴーまん #bnistvpo
  4. [ 編集]

お疲れ様でした。
無事にお帰りになったようで、一安心です。
  1. URL |
  2. 2012/08/21(火) 09:43:20 |
  3. YASU #eAb5nx9M
  4. [ 編集]

無事に帰ってきて良かったですね。
報道ではあまり取り上げられなかった真実はそうだったのですね。

>ソフトバンクは聞くだけ無駄状態、誰もが名前を挙げると苦笑いします。
無線が使えなかった時そこで頼りになるのが携帯なだけに命の保険にリスクを犯す人はいません。

SBM版iPhoneとか持っていったらどういう目で見られたのでしょうか。鼻で笑われるんでしょうねぇ。
  1. URL |
  2. 2012/08/21(火) 16:39:00 |
  3. IRN58 #Qi8cNrCA
  4. [ 編集]

どうもお疲れさまでした。気をつけておかえりくださいまし。
2年ほど前にダイビングで石垣島にいきましたが、海上でもauはかなり電波ひろっていました。インストラクターのG'z one 比率が高かったのを覚えています。もう、停波で使えなくなったのかな〜?
  1. URL |
  2. 2012/08/21(火) 21:37:29 |
  3. こしぱ #-
  4. [ 編集]

船舶のディーゼルエンジンはターボチャージャーしかないと思われます
キーっという音がまさにターボの音ですね
瀬戸内海でも海の上ではドコモがやはり強いですよ
  1. URL |
  2. 2012/08/21(火) 21:48:02 |
  3. 通りすがり #-
  4. [ 編集]

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