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鈴の音情報局blog

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ICSとJBでは、沢山RAMが欲しい

Android 4.1(JB)が発表になりました。

個人的には5.0でなかったことが残念なんですが、何故5.0でなく4.1なんでしょうか?
私はそれが不思議でなりません。

もしかすると高く持っていた目標を下げて早く後悔することにシフトした結果変化の
触れ幅を圧縮したという事なのかもしれません。
iOS6とSiriを受けて。

GoogleがAndroid 4.1「Jelly Bean」を発表、挙動やUIを改善して7月中旬から公開予定

前年のGoogle I/Oでは1億台、今年のI/Oでは4億台。
2011年の5月に1億台で11月に2億台で、2012年の6月に4億台なのでこの半年余りで2億台、
一年で約4倍に増えている計算になります。

iOSの数字ですが、以下の感じです。

初代iPhoneの発売から5年、累計出荷台数2億5千万台、売上高は12兆円

iPhoneは現在段階で2億5千万台、iPadとiPod touchを足すとそこそこいい勝負は
するかなと思われます。

Android端末の登録台数、世界で累計2億台突破 - iOS端末との差、約5000万台に

iPhoneの累計販売台数は1.75億台、iOSデバイスの累計販売台数は3.16億台

ちなみに去年の10月上旬段階でiOSデバイス(iPhone・iPad・iPod Touch)の
累計は2億5千万台です。そこから今日に至るまでの間にiPhoneだけでその数字を売った
事になります。別の記事では今年の2月には3.16億台です。

その間のiOSデバイスがどれだけ売れたのかは分かりませんが、iPhoneだと四半期で
3000~3500万台程度が平均ではないでしょうか。3Q分と考えて1億台、そこに
iPadとTouchを多い目に足しておいて5000万台とすると、1億5000万台。

iOSデバイスもこの夏には4億台程度に達すると思われます。
(アップルファンからクレームがつきにくいように結構サービスした数字ですが)
確実に伸びの勢いはAndroid勢に有ると思います。

ここで追いついてAndroid 4.0(ICS)で一気に引き離し、4.1(JB)で
決定的な差をつけるというシナリオになりそうに思います。

そこにWindowsPhoneが絡んできます。
私が触った感触ですが、確かに気持ちのいいレスポンスでした。
が、4.1(JB)も同じ方向性という事のようです。

Androidは古い端末は操作感はどこかすごく引っかかりがあり、特に2.3の初期
間での端末は結構ガックガクの印象が有ります。去年の夏機種からそれ以前の端末がそうです。

それは結局はソフトウエアで仮想の端末環境を作り、その仮想端末の上でAndroidOSを
動作させるという複雑な作りがそのガクガクさを作り出していると言えます。
わざわざ仮想のハードウエアを作り出すメリットってなんなんでしょう?

モバイル環境で仮想ハードウエアを作り出すなんてはっきり言ってムダもいいところです。
バッテリーもCPUパワーも出来たら節約したい環境でわざわざムダを作り出すメリット
なんて普通に考えれば無いに等しいです。

しかしそれを敢えてやってしまうところにGoogleの勇気を感じます。
仮想ハードの上にOSを構築する考え方は古くからありました。
ソフトバンクが言っていたPOP-i(ポパイ)もそうですね。
(ちなみにこれは日の目を見ないまま頓挫しました)

またこの環境をOSの移行に使った例も有ります。
モトローラ向けのMacOSをPowerPC向けのMacOSに移行する時に
アップルがこれで急場をしのいだことが有りました。

そんな重い環境を実現させ、将来性を考えて動作ベースを初めからこの仮想環境上で
行うと決めたのがAndroidOSです。初めから仮想環境なので、どんなハード
ウエアの上でも仮想マシンさえ作り出せばAndroidが動作します。
非常にフレキシブルな作りになっています。

それに賛同したメーカーが今Androidの端末を製造しています。
勿論CPUの能力が低い頃は仮想マシンを介する手法は足枷でしか有りませんでした。

Androidの動作はガックガクと某いちろー氏が繰り返していたように、間に
仮想マシンを介するデメリットがモロに見栄えに影響を及ぼしていた頃も有りました。

しかし今はハードウエアがデュアルコアCPU&高性能GPUと非常に恵まれた環境で、
少々の重さはハードが吸収してしまいます。

しかも4.1(JB)ではそのガックガクの見栄えも徹底的に手を入れて60fpsの
書き換えを実現。私が触って軽いと思ったメトロUIに勝るとも劣らない能力をもった
ことになります。


ハードの能力が上がる程、相対的に間に挟まっている仮想マシンの負荷が小さくなって
見えなくなっていきます。4.1(JB)も60fpsもその一環だと思います。
今後は余りまくったハードの力がOS自体の負荷の差をなくしてしまい、設計の
美しさが表に見えてくるようになると思います。

そういう意味では多数のデバイスを許容し、どんなハードでも受け入れるAndroidは
強力なOSとしての地位を固めていくと思います。

iOSもWindowsPhoneもCPUは決め打ちで変更が利かず、各種ハードウエアも
世代が変わってもアクセスルールはドライバが吸収できる範囲の変更しか出来ません。
Androidは全く違うCPUでもハードでもDakvik仮想マシンさえ移植できてしまえば
最新のAndroidがすぐに動きます。OSのバージョンごとの移植が必要有りません。
一度仮想マシンを確立したハードはずっと最新のAndoridが動くことが約束されるのです。

だからiPhone上でもAndroidは普通に動きますし、PC上でも動きます。
今では殆どのハードが最後には有志によりAndroidが移植され余生を送るようになっています。



Androidは動作の軽さやOSの操作の見栄えよりはその内容に力点をおいていると
私は考えています。ICSでは一度動かしたアプリのオンメモリ化をユーザーに意識させ、
その選択肢をユーザーに渡すことにしました。

よく使うアプリは動作させっぱなしにして、不要なアプリでない限り、動作させっぱなしに
しておいて、常にマルチタスク環境にしてしまってよりアプリの切り替えの快適性を
増すようになっています。

なので操作キーのメニューキーがタスク切り替えボタンに変わっている端末も有ります。
アプリが動きっぱなしになっていることが前提のキーが割り当てられるようになりました。
私はこの変更が端的にGoogleのAndroidの設計思想を表しているなと思いました。

アプリは基本的には動作させっぱなしにしておき、日常の操作ではアプリをわざわざ
立ち上げることは無くす。よく使うアプリは動作させっぱなしが常識だという風に
OSの動きを切り替えているなと感じました。

だからICSでは1GBのメモリが標準の作りになっていると思いました。
私はXperia arc(SO-01C)でAndroid4.0.4(ICS)
日常的に使っていますがメインRAMの不足を常々感じます。

多数のアプリが使われていますし、動作も普通にしていますが、アプリの切り替えを
しながら使っていると追い出しによるメモリの整理が新しいアプリの起動ごとに
行われたりして切り替えがまったりした動作になることが日常的に有ります。
アプリが切り替わってしまえばそんなことが有ったのを全く意識させませんが、
切り替え時には妙ににゅるにゅるとした動作で重さを感じます。

CPUはシングルコア1GHzですが、普段の快適さを考えるとCPUの
能力不足によってこの重さが出ているとは思えません。

やっぱり512MBというRAMのやりくりに苦労しているのでしょう。
それでも同時に動いているアプリの数は10個ぐらい有ったりして十分な
容量を感じさせます。その10個以外にホームアプリやウィジェット、
サービスなども大量に有ります。実際には512MBでも十分に使い物になります。

でもしかし、ICSでは味付けはもっとオンメモリ志向に振られていました。
恐らく丸1日日頃と同じアプリしか使わなければ新たなアプリを一から立ち上げる
ことなく、既に起動されているアプリの切り替えだけで一日を終えるように
なっていくのではないかと思います。それがICSでの狙いです。

いちいち新たなアプリを立ち上げなければiPhoneのようなネイティブ環境に
ほぼ近いことが行えるようになっていきます。恐らくOS部分でそれを実現したのが
4.1(JB)なのではないかと思います。一度翻訳したOSの根幹部はパージしない
ようにして有り、一回目の重さを二回目からは起こらないようにして有るとか
そんな感じではないかなと思います。

メモリは余計に食いますが、それだけで余計な切り替えロスをかなり減らせると思います。
いちいち翻訳が入りませんからね。有る意味ネイティブ環境が出来上がります。


だから私は4.0(ICS)移行はとにかくRAM。
ICS以降はRAMは最低1GBは絶対。
出来れば2GB以上を確保できれば十分かなと考えています。

恐らく設計はかなりRAMを贅沢に使う仕様に変更されていると考えています。
いちいち翻訳が起こらない動作環境でメモリの割り当てを工夫するように
作っていると思われます。

これからはRAM。
アクセス速度が遅いものでも構いません。
速くて512MBしか積んでいないのなら、遅くても1GBのRAMを積んでいる
端末の方が結果的にはかなり快適になると思われます。RAMが不足すると頻繁に
Dlavik周辺の翻訳ばかり起こって速度が低下するので快適性が逆転してしまいます。


そういうわけで4.0(ICS)と4.1(JB)は最低でも1GB以上のメインRAMが
搭載されている端末を選びましょう。1GB以上有れば当面安心です。
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  1. 2012/06/30(土) 23:56:50|
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