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鈴の音情報局blog

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スマホのメインRAMの搭載量

スマートホンのメモリの搭載量と言えば16GBや32GB、iPhone4Sでは64GB
なんて数字が目や耳に馴染んでいますが、RAMの搭載量が語られる事は殆んど有りません。

しかし実際に端末を使ってみて、日常の快適性に一番快適性に関わって来るのはRAMの
搭載量です。


通常の16,32,64GBという数字は長期に色んなものを保存しておくフラッシュメモリの
大きさで、家で言えば押入れや倉庫の大きさを表しています。

注目が余りされないメインRAMの数字は256MBや512MB、今日発表のGalaxy Nexus
では1GBとされています。これは家で言うとダイニングのテーブルとか日常で食事や作業を
する場所の大きさという事になります。

当然押入れや倉庫が広いほど色んな物が保存できますが、ダイニングのテーブルが一人用の
サイズでは日常の生活が不便です。逆も然りで幾ら大きなテーブルがあっても収納容量が
殆んどなければ長期間住むのには不便です。これがメインRAMと搭載されているストレージに
対しての基本的な考え方です。このバランスのいい端末が使い勝手のいい端末となるわけです。


歴代の端末のメインRAMの容量を見てみましょう。
(内部ストレージではなくメインRAMです)

HT-03A     96MB
iPhone3G    128MB
iPod touch2  128MB
SO-01B     256MB
iPhone3GS    256MB
Galaxy S      512MB
SH-03C      512MB
IS03         512MB
Xperia arc    512MB
Galaxy S2    1GB

iPhone4S      512MB
Galaxy Nexus   1GB

初期のHT-03Aは64+32MBという珍しいチップ構成で96MBですが、
他は基本的にメインRAMは1チップ構成だと思われます。
1チップのほうが搭載場所も少なくて済み、発熱や消費電力を考えても有利だからです。

例えば1GB(ギガバイト)のRAMだと8Gbit(ギガビット)のDRAMチップを搭載
することになります。

iPhone4Sは一時期1GBだという情報が流れましたが、すぐに実は512MBだという
情報で打ち消されました。

端末の構造に詳しいマニア層はストレージの容量が32GBや64GBであることよりも
メインRAMのことを非常に気にしている様子がリンク記事から読み取れると思います。
検索してみても本当にごく一部の方しか気にしていない事が分りますが、実はそこが
日常的には一番重要なのです。さくさくともっさりの分岐点にもなり得ますし、その端末が
どのOSまでアップデートに耐えるのかを決定するのもメインRAMの容量だからです。

ある程度以上PCに詳しい方はメインRAMの容量の大事さはよくご存知ですよね。
Windowsの肥大化でVistaや7では2GBでぎりぎり、4GBで普通、
8GBで快適のような内なる指標を多くの方が持っていると思います。


1GBがどうだという話では有りますが、だからと言って今後と目処もなくRAM搭載量が
どんどん増えていくこともないと思います。とりあえず512GBも有れば日常の多くの
場合は事足ります。なので一旦ハイエンドは1GB、エントリーからミドルは512MB
という辺りで落ち着くかと思われます。Android端末もiOS端末も。


RAMの搭載容量と密接に関わっているのは扱うデータサイズです。
主なところではディスプレイの解像度が密接に関わってきます。
解像度が上がれば上がるほどOSが素の起動状態で消費するメモリが増えてしまいます。
なので画面解像度が上がるとバランス的には必ずメインRAMは増やされる事になります。

実はOSはアイコンの下データや重ね合わせの為の背景など非常に多くのデータを裏で
保存していたりします。その他アプリも例えば動画などは高画質化が進んでいくばかり
ですよね。今は一旦落ち着いてもHDが標準になればまたメインRAMの高容量化は
進んでいく事になります。



重要なメインRAMの容量ですが、そのメインRAMの不足を補う技術も当然発展して
きています。古くは足らなくなったらHDDに追い出すというものでしたが、フラッシュ
メモリを搭載しているものはそこに追い出す事となります。ヘッドの移動がないので
静かでスムーズな動作をしますがやはりメインメモリの速さには劣ります。

そこでCompcacheという技術が登場しました。
高速なメインメモリ内にRAMディスクのようなエリアを設け、そこにストレージに
追い出す予定だったものを代わりに圧縮して追い出そうというものです。圧縮に
かかるコストが動作の遅いストレージよりも少ないので速度的にはこちらの方が有利
ということで密かに愛用者が増えています。

がしかし、メインメモリを奪い合うデバイスをひとつ増やす事になるわけで、そのバランスの
設定を間違えると途端にOSが不安定になったり極端に遅くなったりする事も確かです。
完全な諸刃の剣とも言えます。

現在ではメインRAMが128~256MB辺りの端末を愛用している人辺りで
こっそりと愛用されているようですが、その内512MBの端末の愛用者にも
広がっていく事も考えられます。

私は内部動作の複雑化は好きではない人なので、内部RAMの容量が足りないと
思ったら素直にその端末の寿命だと考えて新しい端末に乗り換えますけどね。
新端末の発売までの間を待つため等の一時しのぎ程度の効果は期待出来ると思います。
元々はPCのLinux発祥のツールです。

AndroidOSではこういったLinuxからツールが移植される事も期待
できるので非常に短期間の間に各種ツールが揃ってしまうという利点が有ります。
Linux使いを巻き込めるのは最強ですね。

一方iOSはNeXTstepの流れを汲むMacOSのUIを整理したもの。
そのNeXTstepの大元はUNIXの二台巨頭のFreeBSD。

AndroidOSとiOSの戦いはLinuxとUNIXの戦いでもあるわけです。
Androidのroot奪取と同じくiPhoneでのjailbreakがその手の
ユーザーでは必須なのも頷けるわけです。

今時の最新端末にも一生懸命にPCと同じコマンドを打ち込んでいる人達が快適な
ツール作りを支えているわけです。

貴重なRAMを消費するのも節約するのもそういった人達が作る快適なツールのおかげ。

この記事でメインRAMがもう少し注目を浴びるようになると嬉しいかなと思います。
出来ればどの端末のカタログに常連で載るようになればいいのですけどね。
快適さに直接影響するぐらい重要なものなのですから。
関連記事
  1. 2011/10/19(水) 19:32:00|
  2. 携帯
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

誤記指摘+αです…

> iPhone4Sでは64MB

「64GB」ですね。

> 出来ればどの端末のカタログに常連で載るようになればいいのですけどね。

同感です。
  1. URL |
  2. 2011/10/19(水) 20:06:12 |
  3. tnakam #-
  4. [ 編集]

>tnakamさん
修正しました、有難うございます。
  1. URL |
  2. 2011/10/19(水) 20:46:44 |
  3. 鈴 #GpEwlVdw
  4. [ 編集]

こう見ると最近イーモバイルが発表したソニーエリクソンminiのRAM 512MBて結構ある方なんですね
  1. URL |
  2. 2011/10/20(木) 00:14:49 |
  3. kk #-
  4. [ 編集]

SO-01B、初代Xperiaは384MBですよ。
128MBをグラフィック処理用のメモリは完全に分けてしまっているらしい稀有な端末です。
ちなみにその他のAndroid端末は表記しているメインメモリから静的に100MB以上確保しています。
  1. URL |
  2. 2011/10/22(土) 22:38:26 |
  3. taru #-
  4. [ 編集]

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