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鈴の音情報局blog

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携帯のOS 2/3 - LiMoプラットホーム

LiMoとはLinux系の携帯開発プラットフォームだ。
LiMoに興味を示す会社をまとめるためLiMo Foundationを設立した。
元々ドコモが音頭を取ってMOAP(L)としてスタートしたが現在はLiMoに集約した。

メンバーは以下の通り。
LiMoの設立メンバーは
・米Motorola(半導体・通信機器メーカー)
・NEC(半導体・通信機器メーカー)
・NTTドコモ(日本キャリア)
・Orange(フランスキャリア)
・パナソニックモバイルコミュニケーションズ(通信機器メーカー)
・韓国Samsung Electronics(半導体・通信機器メーカー)
・英Vodafone(英国キャリア)

そうそうたるメンツが顔をそろえている。
NTT・Orange・Vodafoneだけでも影響力は相当あるだろう。
その他にもコアメンバー、一般メンバーにも沢山の有力キャリアメーカーなどが
参加している。

LiMoの他にSymbian勢、Android勢がいるがLiMoが一番大きなグループとなっている。
LiMo 52社
Android 34社
Symbian 31社
となっている。(9月頭現在ホームページ発表ベース)

ちなみに日本のキャリアは
LiMo ドコモ,SoftBank
Android ドコモ,KDDI
Symbian ドコモ
という風に分かれている。
ドコモだけキャリアの中で唯一3つ共に入っている。
ソフトバンクはLiMo勢なので今後ドコモと協調体制も可能となる。
auは将来LTEでAndroidへ乗り換えるのか、まだこれだけでは何とも言えない。

メーカーは
LiMo NEC,パナソニック
Android 無し
Symbian 富士通,SonyEricsson
という風に分かれている。
まだドコモに端末を出しているメーカーだけしかいない。
3キャリア共に提供している大御所シャープがいないのが気になる。
他のキャリアだけに提供しているメーカーがいないのはドコモ主導のせいだろうか。
しかし世界中のキャリア・メーカーが参加しているのにこれでは今後の主導権
争いに不利になっていく気がする。ただでさえauに出しているメーカーはKCPや
KCP+を使うのでプラットフォームを一から立ち上げる経験をしているメーカーは少ないので
今から手を打っておくべきだと思うが。

ちなみに韓国のキャリアは二社LiMoに参加している。
韓国はLiMo方面へ向いているようだ。

さて以下の記事のようにLiMoだけが既に実装された端末が発売済みだ。

ここのNECとPanasonicのところを見れば分かるとおり905/705シリーズから
LiMoプラットフォームとして開発が進められていた。904/704まではMOAP(L)として。

実際LiMoはドコモとNECが設立メンバーなわけで、開発はNECがFOMA端末として
開発してきたN90xi、N70xiのシリーズの中身を整理したものと考えていいだろう。
そのLinuxとミドルウエアまでの部分を外部に提供できるようにAPI群などを綺麗に
したものと考えられる。

ここまで出来ていたら電話帳とメーラーを組み込めば最低限の電話は出来る。
表面のデザインは自由なので全く新しい電話でも何でも実装できる。
自由度が極端に高いのがLiMoの特徴だ。

一方アンドロイドとSymbian勢はアプリからUIまでを提供するようだ。
こちらの方が作るのは楽だが、そのまま組み込んでしまえば携帯が完成するので
KCP+のように輪切りのようにどこを取っても同じ携帯に見えるものが登場してしまう
可能性がある。

ローコストで新型端末を量産できるのはメーカーサイドは嬉しいが、個性に欠ける
かも知れない。勿論ミドルウエアから上だけを使うことも出来るだろうが、それなら
初めから既に製品が出ていて実績のあるLiMoにアクセスしてた方がいいんじゃない?
ってことになってしまう。この辺りはメーカーの考え方次第。

LiMoはアプリ層は全くの一から作れという方針なので全く違うものができる。
UIの設計から一からできる自由度が有るのでそれだけノウハウが必要だが
そこがクリアできるならKCP+互換なUIを実装したりなど好きに出来る。
アンドロイドそっくりなものやiPhoneそっくりなものもやる気次第で。

その気になればコマンドシェルやGUIなんかを提供すれば超モバイルLinuxマシン
になれるわけですが、そこまで提供してくれるメーカーはいるのだろうか。
勿論各種セキュリティーの問題もあるのでそう簡単ではないだろうが。

さて、次回はこのシリーズ締めくくりでAndroidについて書きます。
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  1. 2008/09/13(土) 20:05:34|
  2. 携帯
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