鈴の音情報局blog

携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。
本家の鈴の音情報局はこちら→http://suzusuzu.dip.jp:8800/
スマホ・携帯端末アクセス[ランキング][アクセスシェア(グラフ)] (毎年10/1にログをクリア)

日本の発言力が増す携帯OSの世界

富士通がSYMBIAN FOUNDATIONのボードメンバーに就任
http://www2.symbian.org/jp/media/news/pr2009_13.php


富士通がSymbian Foundationのボードメンバー(中核メンバー)に選出された。
今までは一介のメンバーだったのが、ドコモに続いて日本で2社目となる。
しかもMOAP(S)の開発企業だ。ドコモの関連ではソニエリもボードメンバーでいたりする。

今何故富士通がピックアップされるのか?
先日から私が喜んで記事にしているこれらの発表等が原因のように思えてならない。
勿論大きな背景としてiPhoneやAndroidという大きな脅威もある。

まだシェアが一番大きく、ファウンデーションに参加しているメンバーも一番大きく慌てる必要は
無いようにも思う。しかしこれからはどう考えても削られていくばかりなのも目に見えている。
動くならこの時期からというのは自然なことだ。

これでLiMoにはNEC・docomo・Panasonic、Symbianにdocomo・FUJITSUとどちらのOSも完全に
日本勢が中核を占め、しかもメーカーはドコモを中心に開発している会社ばかりだ。
iPhoneとAndroidとWM以外のほぼ全ての携帯OSにドコモがかなりの割合の口出しが出来る
ことになる。商業的には大敗を喫したが、LTEを機に巻き返しのチャンスがやってきた。

勿論3Gでも何かのチャンスは有り得るが中身の整理をしている間にLTEの時代になってしまいそう。
ピンチになってきたら頼るのは独特の世界を築いていて無駄に技術を溜め込んでいた日本(ドコモ)
だったというわけだ。技術にかけてきた投資は無駄にはなっていないようだ。
  1. 2009/10/30(金) 19:58:35|
  2. 携帯
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各社各様エリアメールの今

ソフトバンクの緊急地震速報、さらに出遅れる
http://www.rbbtoday.com/news/20091028/63328.html


長崎、熊本、宮崎、鹿児島の4県 : 11月下旬以降順次→11月下旬から12月末まで
残り43の都道府県          : 2010年2月初旬から5月末までの開始予定

ちなみに・・・
ドコモ 2007年12月10日
au   2008年3月25日
ドコモからほぼ2年、auから2年弱既に遅れています。

これだけ経っても対応端末が一台のみ対応しているだけ。
ちゃんとやる気だったら端末だけでも先行させて出せていたはずではないだろうか。

基地局に対応が必要なら数がIMT基地局の数が一番少ないソフトバンクが一番やりやすい
はずです。確かに旧態依然とした基地局を資産価値を書き換えて後生大事に使っている
のでその基地局が対応を遅らせている可能性が考えられます。

古い基地局と安くかき集めた統一性のない基地局装置が遅れている原因かも知れません。
まだまだソフトバンクの受難は続きそうです。

それにしても何故九州の4県からなのでしょうか。
基地局的には九州は少ないほうでは無いのですが、調べてみるとどうやらその辺りは大地震が
ほとんど起きていないようです。実際には開始されていなくても検証する手はほぼないわけでして・・・。

開始されていてもチューニングがほぼ出来てなくて速報といいつつ遅れまくって届く可能性だって
十分考えられます。どうなることやら。


一方ドコモとKDDIはどうなっているかというと・・・。
ドコモ:緊急速報「エリアメール」
au;緊急地震速報

既に完全に対応して今も稼動中なわけですが、やはりドコモはこういった活動に対しては
ものすごい力の入れよう。頑なに真面目というかなんというか・・・。

ドコモはエリアメールを緊急自然災害速報としてどんどんと活用の道をひた走っています。
今のところ地震・台風・土砂崩れ・津波等が報告されているようです。
但し地震以外は各自治体とドコモが契約しているところのみなので全国的では無いので注意。

一方auha地震のみのようです。
既にちゃんと稼動しているのは報告されているのでこの点はソフトバンクとは大違いですが。


ソフトバンクの報告ついでに情報をまとめてみました。
  1. 2009/10/30(金) 19:41:48|
  2. 携帯
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ソフトバンク決算説明会・・・の皮をかぶったワンマントークショー

久しぶりにソフトバンクの決算説明会をリアルタイムで見た。
孫社長は相変わらずお元気なようだ、増収増益ということで顔色もよかった。

内容は「iPhoneのおかげです」というところだろう。
基本的にはARPUの伸び、特にデータARPUが顕著に伸びているのでその後の継続的な収益の
見込みも立ち、ほっと胸をなでおろしての決算説明会だっただろう。

iPhoneは対前年同期比で数百%延びているとのこと。
確かに今売れているのは分かる。でも数百%は多すぎますよね。
ぶっちゃけ去年の今頃はどれだけ売れてなかったのかを象徴する数字だなと思って聞いていました。

その他の決算の数字も同じです。
大きく伸び続けているのは今にも潰れそうなぐらいに追い込まれていたから。
今復活しているのは認めるところですが、ドコモやKDDIが落ちているのは経営状態が好調だったから。
ソフトバンクが今伸びているのは前が悪過ぎたからでしょ。
ARPUの比較も対前期に対する差分でしたよね。
まだまだ他社とは絶対値で比較できないですから。

約50分で孫社長の経営に対する数字の説明は終了。
確かにいい数字では有るけど、ある程度作られた数字なのと言葉を選び方んだバブルな数字
なので発表も弁が立ちません。分かりやすいですよ孫社長。

なんとここから質問コーナー、2時間の半分以上を質問に割くということに。
色んな言いたいことは有るけど、全ての質問を即答で一人で答え続ける姿は心底尊敬致します。
こういうところは孫社長は本当にすごいです。
こういう現場での強さが人をひきつけるんだろうな。

で、質問とそれに対する答えですが・・・。
質疑応答が始まってから一時間ほどはなんかおかしい。
始めのうちはそうでもなかったのですが、途中から質問と全然違うことを話してあたかもそれで
答えたようなことになっていました。あれでは質問者は絶対納得してなかったでしょうね。

実は話したいことは有るけど封印していたのか、単に調子が出なかったのか。
ただ、中国関係の事だけはものすごく軽快に語られていました。
iPhone以外で今調子がいいのは恐らくここだけなんでしょうね・・・。
中国版のmixiのようなものを過半数株を抑えているとか何とか。
そこが1億を超え、毎月1千万ペースで増えているってことです。
誰か入ってチェックしてみてください。毎月1千万は言い過ぎのように思うので。
実際は多分半分ぐらいでしょう、それでもすごいですが。

JILの事は説明会では全く触れておらず、質問が出ても答えないで一度スルーしてしまいました。
聞きなおされて慌てて答える始末。

実は私実験をしていたのですが、前の記事でこんなことを書いていました。

>孫社長はこの説明会で必ず自慢げに「10億」と言うはずです。
>この記事で書いたようにとても中身の無い10億なわけですが。

ここまで書かれて10億の数字を出すほど勇気があるのかと・・・・・・・見事に逃げましたね。
まあ言ってたら然るべき質問が飛んできていたので自爆だったでしょうが。
私は先の記事で「10億という数字の無効化」にチャレンジしていたわけです。
このブログはチェックされているようなのでそれが分かりやすいように効果を得るのが目的でした。
かように質問からも逃げ回っていたので孫社長も数字の中身がないことは重々承知だったようです。

下手にJILを深追いすればNetFront Browser v4.0にJILのウィジェットを実行できる機能が内包されていて
ドコモの端末でも当たり前に実行できるようになってしまう事が株主の前でぶちまけられてしまう恐れが
有るので全力でJILの話題を全力で避ける必要が有ったわけです。

10億消し成功の図・・・孫社長答えるとき目が泳いでいてかわいそうでした。


後質問でいくらか1.5GHzの話が出ていました。
余裕が出来たので今期に400億ほどモバイルの基地局に積み増しをするということで、
その大半はiPhoneのトラフィック対策の為に2GHz、ほんの一部を1.5GHzに割り当てるとのこと。
増やすといえば聞こえはいいですが、極端に削ってる上に400億ですからね・・・決して褒められません。

それと非常に興味深い話ですが、1.5GHzのDC-HSDPAは再来年の1月頃開始とのこと。
孫社長の口から直々に出たので間違いないでしょう。
来年の1.5GHzはHSDPA 7.2Mbpsで順次DC-HSDPAに置き換えということで、HSPA+の話が
一切出てきませんでした。

これって一体・・・。

あの言い方を素直に解釈するならソフトバンクはHSPA+は飛ばしてDC-HSDPAを再来年に開始
するまで7.2Mbpsから上はないように思えます。とりあえず1.5GHzの基地局は間違いなく7.2Mbps
でしょうから7.2Mbpsは開始できるでしょう。語気は弱かったので余り聞かれたくないネタだったのでしょう。
でもこのままでは1.5GHzは東名阪専用みたいになってしまいますね。
有ったとしてもルーラルの距離稼ぎにも使う程度でしょうか。
でもiPhoneが有る限り2GHzは疎かに出来ませんしね。

再来年の1月頃にDC-HSDPAを開始するということは、LTEをその7月に開始となっていたのですが、
それは必然的にずれていくと思われます。この調子だとどうやらLTEはKDDIより開始時期は遅れそう。

後注:これは元々から有った話だったようです。
LTEは700-900MHzでと力強く断言してましたからソフトバンクはLTEで速度はいらないようです。
3Gでも800MHz帯はピーク速度は今ひとつ伸びきらない感触が有るのですが、LTEでも多分同じ
事が起こるでしょう。孫社長はそのあたりの事を知って言ってるのでしょうか。
まあ繋がらないよりはましですが。

それと孫社長またやってくれました。
「KDDIはソフトバンクより少ない基地局(語調かなり強)だが、800MHzでのおかげでソフトバンクが
繋がらない場所が幾らか繋がる場所が有るようだ」
って・・・ぽかんとなってしまいました。そこまであからさまに喧嘩売らなくても・・・。
IMT基地局はKDDIのの方が多いのに嘘を語調を強めて言うなんてやってくれます。
しかもソフトバンクと大してカバーエリアが変わらないような言い方でしたよ。
KDDIも舐められたものですね。


今回はその話と1.5GHzの話が聞けたので一応は満足な2時間でした。
そうそう、忘れるところでした。
新製品発表会は11/10日でドコモにぶつけてきたようですよ。
  1. 2009/10/29(木) 19:35:06|
  2. 携帯
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ドコモの端末に影響する?ELSEの発表

「ACCESS Linux Platform」は、端末メーカーを“脱ガラケー”に導けるか
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/0910/26/news090.html


先日の記事に引き続きACCESSのプラットフォームの紹介だ。
こちらはスマートホン用のプラットフォーム。

テスト用のスマホが用意されているが、これはドコモのLiMoプラットフォームを利用したもの。
LiMoの上にALP(ACCESS Linux Platform)を構築し、そこに先の記事でも取り上げたオペレータパック
まで含んでいるというもの。オペレータパックが今後のFOMA端末にも影響してくる。
ちなみにALPがLiMoで開発されているというのはこちらでも取り上げられている。
このページを開いて[Reference Imprementations]をクリックするとトップに出てきます。


このALPのおかげでもしかすると既存のドメ携端末とスマートホンの垣根が低くなる可能性も
考えられる。LiMo上のスマートホンとドメ携はどんどんと近づき、それとは別ラインでAndroidも
有るという構図になるのだろうか。

それにしてもここで紹介されているELSEという端末は面白い。
これもその内日本に上陸させるのだろうか?
854×480という画面も対応周波数も国内を意識しているとしか思えない。
このELSEについては全くの未知数だがUIは独特だ。
是非リンク先のUIの動画を見て欲しい。(指の動かし方が今ひとつでUIの良さが分かりにくいが)
片手操作に拘ったUIということでこれも一つのかいだなと感じさせられる。

ELSEのスペックを調べてみたらメディアプロセッサはTI製OMAP 3430でコアはARM Cortex A8、
GPUはPowerVR SGX 530 2D/3Dだった。
コアのCortex A8はiPhone3GSでも採用されているものと言えばOMAP 3430のおおよその
性能は予測が付くだろうか。ただしiPhoneと違うのはそのコアの上に動画等のCODECや
ISP (Image Signal Processor)、 IVA2+ (Imaging and Video Accelerator)もオンチップで入っている。
動画や信号を処理する為の非常に強力なアクセラレーション回路が入っている。
勿論iPhoneもコアだけで動作しているわけではないだろうが。


この冬機種としてソニーのレイチェルも登場するし、これから1~2年は新しい端末は目白押しに
なりそうだ。その理由はドメ携という枠が外れだしてきたのと、海外では安価な端末で納得して
いた層がパケットの魅力に気づきだしたことが引き金になっていると思われる。

この事がキッカケで国内メーカーも世界共通端末へのシフトが加速していきそうだ。ドメ携端末が
ハード的には同じ設計のままドメ携ではなくなりだし、それがスマホまでラインに繋がる。
メーカーも楽になるし、ユーザーも得るものの為に捨てるものが必要だった”究極の選択”に
迫られる必要も無くなっていきそうだ。


この冬機種は完全に今までの延長、次の夏端末からは完全に今までの流れとは変わっていきそう
な感じだ。そういう目で見るとドコモのこの冬機種は904的存在になるってことだろうか。
実はよく分からないが、2010年の夏端末が興味津々なことだけは間違いない。
  1. 2009/10/28(水) 20:25:10|
  2. 携帯
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SH05A・SH06A、JavaScript復活

2009年夏モデル以降14機種におけるiモードブラウザの一部機能の再有効化について
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/091023_00_m.html


>2009年10月27日(火) (対象機種:SH-05A、SH-06A、SH-06A NERV)

こちらのお知らせの通り、これらの機種のJavaScriptが復活したことをこちらのアクセスログでも
確認しました。JavaScriptはきっちり動作している模様です。
でも安定確認はこれからなんですよね。
このまま安定して無事に11月に入って他の機種もスムーズに復活することを祈っています。
それにしても長かった・・・。

ちなみにJavaScriptが復活したものでもユーザーエージェントはSH05A3、SH06A3のままです。
変化は有りませんでしたのでJavaScript側というかタグで判断をするしかないようです。
  1. 2009/10/28(水) 19:35:27|
  2. 携帯
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【速報】ドコモ動く、追従開始

ドコモ、「メール使いホーダイ」発表――月額780円でiモードメールが無料に
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0910/27/news072.html


ドコモがついに動いた。
なんと780円でメール定額+パケホが付いてくる。
パケホといっても新たな「パケ・ホーダイ シンプル」「Biz・ホーダイ シンプル」というもの。
iモード通信が下限0円~上限4410円(フルブラウザは上限5985円、データ通信は上限1万3650円)で
基本的にガンガンメールへの追従策。

冬機種に向けてのドコモの動きが始まったものと期待しているのだがどうだろう。


家に帰ってきたらいつもの方がこの記事を教えてくれていました。
続いて本命記事はLTE関連ネタ。
  1. 2009/10/27(火) 20:37:28|
  2. 携帯
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世界中の国が力強く進めるLTE

LTEの提供エリアはスムーズに広がるのか ~世界におけるLTE普及への展望~
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090729/334682/?ST=keitai


これは他の記事のコメント欄で紹介して頂いた記事だ。
この記事にいくらか調べた情報を追加して各国キャリアの開始時期を整理してみる。

【LTE開始時期】
・NTTドコモ(日本・2010年)
・ベライゾン・ワイヤレス(アメリカ・2010年)
・テリアソネラ(スウェーデン・2010年)
・T-モバイル(ドイツ・2010年)
・テレコム・イタリアは(イタリア・2010年)
・ソフトバンクモバイル(日本・2011年)
・イー・モバイル(日本・2011年)
・AT&T(アメリカ・2011年)
・KDDI(日本・2012年)
・テレフォニカ(スペイン・未定)
・ボーダフォン(イギリス・未定)
・仏オレンジ[フランス・テレコム](日本・未定)

【HSPA+開始時期】
・イー・モバイル(日本・2009年)
・AT&T(アメリカ・2009年)
・オレンジ[フランス・テレコム](フランス・2009年)
・CSL(香港・2009年)
・StarHub(シンガポール・2009年)
・Mobilkom Austria(オーストリア・2009年)
・Telstra(オーストラリア・2009年)
・ソフトバンクモバイル(日本・2010年)

LTE・HSPA+共に書ききれていないがこれ以上にもっと各国・各キャリアの採用・開始の予定がある。
それらはこちらに詳しい記述が有るので興味が有る方は参考にしてもらいたい。
そちらの記事ではLTEの採用を決定している世界の通信事業者は、2009年4月現在、31事業者。
2010年にLTEの商用サービスを提供する事業者は11社ということだ。
上のまとめから漏れている事業者はまだまだある、LTEは日本で報道されている以上に期待され、
急速に普及すると思われる。

ドコモが2010年末開始予定で「世界の先頭グループ」と言ったのはこのような背景からだろう。
一番鼻息が荒くLTEにもっとも積極的だと思われるのがスウェーデンのテリアソネラ。
テリアソネラかベライゾン辺りがトップを切ってLTEを開始するのではないかと思われる。

調べていくほどにHSPA+に対する期待感は薄く、採用記事は有っても本当に腰掛けという感が
拭えない程度の報道しかない。キャリアも本当はLTEを一刻も早くやりたいのだけれど、パケットの
利用の伸びが速いからHSPA+をするだけで、多くを求めていないというイメージすら感じられた。
概ねHSPA+を開始して1~2年でLTEを開始するケースが多そうだ。

他にLTEに対して積極的と言えばCDMA系のキャリア。
W-CDMAに敗退をしたという流れを断ち切るためにLTEにかける意気込みはハンパじゃない。
世界中のCDMA系キャリアは出来るだけ早くLTEのネットワーク整備をしたいようだ。

そこから透けて見えるのはどうやらLTE/CDMA共用端末が思いのほか期待できない可能性が
考えられる。勿論全く出ないこともないだろうが、LTE/HSPA・W-CDMA/GSM共用端末がメイン
ストリームとなり、CDMAネットワークは早期に収束していく可能性が考えられる。
国内でもKDDIが人口カバー率を早期の内にトップの勢いで広げるのはこのためと思われる。

ドコモだってPDCという負け組み規格を抱えてはいるが、2012年3月についに世界の非スタン
ダード規格から開放される。そうなると国内ではKDDIだけが負け組み規格のメンテナンスを
延々と続けていくことになる。

とは言え国内キャリアは1.5GHzという重石を抱えさせられているので話は簡単ではない。
イーモバイルも国際スタンダードバンドである2GHz帯を持たない弱さは有る。将来的には対応端末が
国内の他キャリアより少ないことに悩まされるだろう。メジャーバンドを手中に収めない限り大手と
対等に張り合える土俵には立てないと思われる。

先にも2010年にはLTEが11社開始予定と書いたが、LTEで国内キャリアが完全にSIMフリーに
なればその開始した海外キャリアを含むLTE端末が国内で溢れかえると考えられる。
これはユーザーにとっては選択肢が増えて嬉しい事だ。
LTEでSIMフリーがちゃんと実現すればの話だが。

そうなると料金プランバトルが開始される。
ハード的なSIMロックなどではなく、SIMの契約上での2年縛りのようなプラン上の縛りへとポイントが
移っていくのではないだろうか。キャリアは端末ではなくSIM上での闘いに移行していくことになる。

しかし都市部の端末販売店が溢れかえっているような環境ならともかく、地方では依然端末は
キャリアショップで買うスタイルが当たり前の状態で残っていくように思う。SIMフリー端末とは
言え、どこかにそのキャリアに特化した部分がゼロになるとも思えないのだ。

それは端末本体ではなくデフォルト搭載アプリ等の形で実現されるかも知れない。
PCが辿ってきた道にヒントがある。
キャリアもそう簡単には諦めないだろう。

後そうなってくるとLTE版iPhoneの登場のタイミングが気になる。
完全SIMフリー、LTEではキャリア縛りが出来ないので3Gのような高インセンティブで通話料金で
取り返す方式が困難になる。解約する時に高額の端末代を請求する方式になるだろうが
SIMフリーで今より中国に運びやすくなるのでそこはどう解決するのだろうか。


HSPA+を語るとこんな話は出来ない。LTEだからこそ今より先の将来が見えてくる。
DC-HSDPAにコストを割く予定のキャリアも有るが、単純にW-CDMAから気持ちの切り替えが
出来ないだけではないかという気がしてならない。
HSPA+でやめておいたほうが結局得になると思うのだが。
  1. 2009/10/27(火) 19:50:31|
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ドコモ・ACCESSブラウザ&プラットホーム祭り

ACCESSが斬新なタッチ・インタフェースの携帯電話を発表---ACCESS DAY 2009
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20091022/339303/


ACCESSがタッチパネル向けの新型UIを発表した。
片手操作を意識したUIで操作する指の移動距離等を意識した最適化がなされている。
このUIには一定の期待はしている。

しかし私の興味はNetFront Browser v4.0に注がれている。
私はこの発表(2010 年夏モデルのFOMA®向けオペレータパック)と連動していると予測している。
2010年夏機種にこのオペレーターパックを使用して開発した機種が発表され、
そのオペレータパックにNetFront Browser v4.0が含まれてくるのではないかと考えている。

2009年夏機種は大きく失敗したと当のドコモも痛感しているでしょう。
だからこそ9月に兜の緒を締めなおすとばかりに来年の夏機種に向けた再スタートを切ったのでは
ないかと思う。

ドコモは早ければ2011年にはLTEの音声端末を出す予定で、そこで完成されたブラウザや環境と
それに対応した端末を出す為と考えています。2010年夏機種・冬機種の出来がLTE世代の端末の
出来を左右するのではないかと思います。貧弱なiモードのままではなく、世界に通用するブラウザ
環境を整える為に3Gの残りはある意味実地テストの場と化していくのではないかと思っています。


NetFront Browser v4.0は以下のような特徴と目標を持っている。
>パソコン用のWebブラウザ同様の再現性を実現するとともに,タッチに特化した直感的な
>インタフェース,高速のJavaScriptエンジンおよびHTMLレンダリング・エンジンを搭載する
>という(写真3)。最新仕様のHTML 5もサポートする。JavaScript実行の高速化では,
>従来のNetFront Browserに比べて15倍高速化できたという。「組み込み系のWebブラウザとして,
>最速を目指す」(鎌田社長)。

HTML5の処理能力や快適さはJavaScriptの動作速度が握っており、例えば東京<>大阪が
15時間かかっていたものが15倍の速度で移動できて1時間で済むとしたら全く世界が変わるのと
同じように、ドコモのブラウザの利用価値が全く別次元なものになる。NetFront Browser v4.0を
採用したドコモの来年の夏機種は非常に期待が持てる端末になると考えている。
願わくば端末とブラウザの切り分けをしてもらいたいのだがそこまでは無理だろうか。
FOMAで無理でもLTE端末では是非お願いしたい。

またウィジェットに関しては
>また,NetFront Browser v4.0では,携帯電話事業者ごとに異なるウィジェットの実行環境を吸収
>する仕組みを用意し,異なる仕様で開発されたウィジェットを実行できるようにするという(写真4)
>具体的には,NetFront Widgets APIやBONDAI,JILなどの仕様に合わせて書かれたウィジェットである。
ということで、NetFrontやBONDAI,JIL,HSV/Operatorと4つのAPIの差異を吸収するように作られる。
ドコモの端末が有ればHTML5を使える上に、世界のほぼ全てのウィジェットを動作可能で、

ドコモ2.0→905シリーズ
2009年夏機種→2010年夏機種

と、成功に導く為の失敗に出来るように期待しています。

しかしながらそれらのウィジェット・ガジェットに対応したからといって実際には大勢に影響はない。
ただ大口を叩かれる方の口を少しふさぐことが出来るのは確かなことだと思う。
今度は「ドコモが我々の規格にひれ伏せた」とでも言う気かも知れないが。
いや、都合の悪いことはスルーするだけか・・・。なんにしろ大々的にJILがどうだと言った所で
API Frameworkで吸収出来てしまうようなものだったということです。


こんな記事は冬機種発表前に書くような記事ではないとは思いますが、冬機種の話題性の
少なさと来年の夏機種に期待をさせる情報の多さに我慢できずに書いてしまいました。
諦めないドコモとそのパートナーであるACCESSはどこまでも頼もしい存在です。
  1. 2009/10/26(月) 19:40:02|
  2. 携帯
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iモード.net モバイルアプリ

iモード.net モバイルアプリ(iモード.netサイト内)
http://imode.net/cmn/help/mobileapl/index.html


iモード.netはドコモのiモードのメールを他社を含むスマートホン&パソコン向けのWEBメールシステムだ。
これでiモードメールがとりあえずドメ携の携帯端末以外の環境からでもアクセスできる。
単純なものだが意外と使いでが有るサービスだ。

そのiモード.netにスマホ向けアプリが登場。
現在はT-01A用だが、将来的にはWM6.1以降が走るスマホならどれでも使えるようにするのでは
ないかと思われる。

アプリ自体はまだそれほど多機能ではないようだが、自動受信も備えているので通常のiモード端末
に近い利便性が得られるだろう。但しiモード自体はドメ携の契約が必須でiモードの契約が分離
されているわけではないのでT-01A単体に乗り換えではこのアプリは使えない。
今後のドコモの対応に期待する。

これでドコモのスマホ環境が一段とよくなったと思う。
今後もこういった動きを期待したい。
  1. 2009/10/25(日) 19:55:40|
  2. 携帯
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意味の無い追従、でもやめられない

新料金プラン「シンプルオレンジE」を提供
http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2009/20091023_01/index.html


ソフトバンクがEシンプルへの対抗策を発表した。
そのやる気のなさが伺える一文。

>今後ともソフトバンクモバイルは、「ホワイトプラン」を主力商品として提供してまいります。

とにかく何が何でもホワイトへ誘導したいという意識が表れています。

それならば315円でドメ携端末からのメールの送受信は定額にすればいいだろう。
それをすれば昨日の記事のようにパケット代搾取が出来なくなるからしたく無いのだろうか。

それにしてもなんやかんや言っても利用価値は有ったソフトバンクだったが、どんどんと
その利用価値が落ちていっている気がするのだが如何なものか。
  1. 2009/10/24(土) 20:43:07|
  2. 携帯
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【速報】i-mode2.0 JavaScript再有効化

ドコモ、iモードブラウザのJavaScript機能を再有効化
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20091023_324009.html


いつもメールで情報を送って下さる方から速報が届きました。

ドコモに問い合わせてみたところ決定しているのは以下の3機種のみ。
2009年10月27日(火曜)(対象機種:「SH-05A」「SH-06A」「SH-06A NERV」)

その他の機種は11月になるとの事だが、恐らくたっぷり時間はあったので完成はしているでしょう。
先の機種の具合を見て徐々にアップデートされるのではないだろうか。

ユーザーエージェントはSH06A3→SH06A4となるかは窓口に問い合わせても現段階では不明との事。
問い合わせの返答電話が今返ってきましたが、あちこちに問い合わせても不明との事。
この辺の体質そろそろ直してほしいです。
窓口のお姉さんが平謝りばかりしていてかわいそうです。



で、今日の本命記事はこの下です。
獲物は・・・みんなの人気者、ソフトバンクw
  1. 2009/10/23(金) 20:25:53|
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ソフトバンク公式、超迷惑メール

ソフトバンク携帯 1通170円メール送付
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=1009984&tid=a5bda5ua5ha5pa5sa5af&sid=1009984&mid=1670298


Re: ソフトバンク携帯 1通170円メール送付
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=FN&action=m&board=1009984&tid=a5bda5ua5ha5pa5sa5af&sid=1009984&mid=1670313



ソフトバンクが年貢の強制回収に入ったようだ。

これまでも新しい機種はメールの自動受信がOFFの設定だったのをONで出荷をするようにしたり、
ネットワーク自動調整時にOFFにしていても自動ONにするように変更するように端末のプログラムを
変えていくというトロイの木馬のような機能を仕掛けていた。それが開花する日が来たようだ。
勿論ユーザーにとっては毒花だ。

こうして条件を揃えた上でソフトバンクが比較的サイズの大きな画像などのファイルを添付して
”広告”等として送付する。ソフトバンク側は情報量無料のサービスだと主張するだろう。
しかしユーザー側からすればパケット代が有料課金の酷いサービスだと映る。

ソフトバンクを使っている人の中でもホワイトを選んでいる人は一円でも安く携帯を使いたい人が
選んでいるケースが多い。だから基本的にはARPUが低い。しかし値上げは折角一番安いという
イメージを崩さない為にも出来ない。

そこで他の誰にもチェックされない仕組みを利用して出来るだけ多く料金を取るにはどうすれば
いいかと頭をひねることになる。しかしさすがにKDDIのようにezwebを外してもパケット代が課金
され続ける等という方法はまずい。

ではメールならばどうか。メールなら自然な形であり画像を貼り付ければパケット数を稼ぐのは
効率的に出来る。ソフトバンク自身からのメールなら拒否設定も無効にすれば防御する手段は
なくなる。

そうして830Pの投売り等で自動受信ONの端末の普及を図り、その目論見は見事成功。
月月割の改悪で830Pの売れ行きも一段落、これからの販売数はiPhoneに稼いでもらうことに。
そして無防備にソフトバンクからのメールを自動で受ける端末の裾野が広がったところで
高額パケットメール発射、課金成功。

こんなところじゃないかと思います。

引用した書き込みの上側の方は157に言えばすぐに返金処理をしてくれたということですが、
これは以前から様々な揉め事を抱えてきて下手に裁判になったりするなら返金した方が
余計な費用の発生が最小限に抑えられるのと、怒って解約する率が少なくなるとの判断から
ではないでしょうか。

心象を悪くしなければ解約されないという判断だと思います。それはある意味正しいです。
しかしこの事実をメディアが大きく取り上げだした時、騒ぎが大きくなった時はもはやそんな
事を言ってられなくなるとは思いますが。

以下は上の記事からの引用です。
>お得な情報がメールで届く「ギフトお得便」、200 万契約突破
>http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2009/20091005_02/index.html
>とかいう、ニュースがながれましたが、
>何も登録しなくても無理やりおくってきてるようです。
>単純計算ですが、月に3から4通おくってるようなので
>月に13億6000万円(4通×170円×200万人)のもうけです・・・。
>これが詐欺じゃなかったら、詐欺なんて存在しない。
>こんなんで利益を出そうとしている会社なんて、先短いとおもう。

少し前までは何不自由なく使ってきたユーザーの書き込みです。
ソフトバンクは安い、ソフトバンクは無料。
そういった文句に踊っていたのも束の間の出来事。
自分の生活を支えるインフラとして馴染んでしまった頃に起こる”収穫期”という刈り取り行為。
ユーザーの信頼まで刈り取ってしまっているように思います。

ソフトバンクを使いたい方、どうしても使いたいメリットを感じているのなら使ってもいいとは思います。
しかし私は積極的にはお勧めしません。定額通話に魅力を感じていて、相手を特定できるのなら
auの指定割りをお勧めします。パケットを使いたいならドコモへ。
ソフトバンクでSベーシックを契約しておくのは危険です。出来ることなら外しましょう。
ソフトバンクで使い続けるならば出来る限り無断で課金される穴を塞いでおく必要が有ります。
また2Gを利用されている方はこのようなパケットの被害は無いと思いますが、3Gになれば
同じ土俵に上がってしまいます。出来ることならMNPなら端末代も安いので他社も含めて
検討する事をお勧めします。


大事なことなのでまとめます。
ソフトバンクと契約するのは危険な行為であり、契約書を穴が開くまで熟読且つ熟知する必要と、
無断で課金されないように最大限の防御をしておくことが必要です。
既に契約中の方もいつ何時被害に遭うかも知れません。ご注意ください。
  1. 2009/10/23(金) 19:50:23|
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真のオープンはgoogleから開く?

Google、独自の『Android』スマートフォン発売か?
http://japan.internet.com/allnet/20091021/12.html


Googleが携帯業界の真のオープンな世界を開く可能性が出てきた。
Android OSで武装したGoogle自身が売り出すGoogle Phoneが販売される噂が報じられた。

これは現在の携帯キャリアからではなく小売チャネルからの販売となり、完全なSIMフリーで
販売されるという話だ。これが実現すれば完全なSIMフリーの実績が出来ることになる。
ユーザーは大きな選択肢が出来ることになる。

Appleは携帯OSのオープン化を大きく広める役目を果たしたが、Googleはネットワークから
販売網までオープン化させる可能性が出てきた。

さてこれで困るのはキャリア自身だ。
課金システムの不備があらわになるところが有るからだ。
通信方式はW-CDMAになるだろうからKDDIは無関係として、ソフトバンクは機種を選ばない
課金がされるので問題なし、イーモバイルも周波数に対応されるのか分からないが課金に
問題は無い。王者ドコモだけが事実上外様機種を認めない課金方式になっている。

Googleも日本で発売するならこの事は重々知っているだろうからドコモに掛け合うだろう。
ドコモもSIMフリーへ向けてのロードマップは遅々としてだが他社よりは着実に進めてはきた。

後わざとまだ使わせない為に残してきたと思える課金システムのみ。
ここが納得のいく価格体系を打ち出してきたら一気にドコモのスマートホンが花開く可能性がある。
やはり国内での覇権を語るならドコモは外せない。

iPhoneは一見国内でも成功の道を歩み始めたようには見えるが、所詮第3位のキャリアからしか
出ていない。しかも会社として嫌っている人が多いキャリアからだ。

ここでGoogleがドコモを巻き込んで一大キャンペーンを打てばもしかするとiPhone以外では
初めて徹夜組みの列を作れる可能性がある。冬場の販売ならGoogleコスチュームで身を固めた
実働部隊が販売店に出来た長い列に熱い飲み物を配って回っている姿が報道されたりすれば
かなりの宣伝効果が期待できる。実現するだろうか?

これもiPhoneが道を切り開いてくれたからこそ起こりえる効果なのだが、今そこに有るものを
利用しない手は無い。

この販売の報道はまだアメリカでの話しだが、しかしこの話が事実だとしたら比較的日本に
注力しているGoogleが日本に上陸させるのは時間の問題。
エリアがろくに広がらないHSPA+等よりも遥かにホットなニュースなのです。

日本で発売されればあっという間にiPhone対抗となり、ユーザーの1~2割は旧iPhoneユーザーを
中心に乗り換えが起きると思います。一年立つ頃にはスマートホン内でのシェア的には対等ぐらい
になっているか逆転している可能性も有ります。全てはGoogleがドコモをどう利用するかに
かかっていますが。

でも・・・折角の話題性がある端末も、もっさりじゃダメよ。
キャリアの冬端末よりも話題性を感じた私は果たして奇特な人なのでしょうか。
  1. 2009/10/22(木) 19:50:51|
  2. 携帯
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ソフトバンクがJILに熱を入れる理由

JILのウィジェットに対応する携帯電話機の開発に、
LGエレクトロニクス、RIM、サムスン電子およびシャープが合意
http://www.softbank.co.jp/ja/news/press/2009/20091021_01/index.html


ソフトバンクがJIL(ジョイントイノベーションラボ)を使ってウィジェットの統一規格の流布に
お熱をあげている。

>ソフトウエア開発者は、これらの携帯電話機を通じて、JILに参画するチャイナモバイル・リミテッド
>(以下 チャイナモバイル)、ソフトバンクモバイル株式会社、ベライゾン・ワイヤレス、
>ボーダフォングループPlc(以下 ボーダフォン)のユーザー(アフリカ、アジア、ヨーロッパ、
>北米にまたがる10億人以上の顧客基盤)にアプリケーションを提供することが可能になります。

このように10億というものすごいボリュームをもってしてすごいんだぞということをアピールしている。
それはこのページの下半分でも各会社の紹介でその事が分かる。

>チャイナモバイルについて
>ベライゾン・ワイヤレスについて
>ボーダフォンについて

わざわざ海外の会社の概略つきで数のすごさを紹介している。
ところが文面に若干不思議な部分が見られる。

5億件以上の顧客基盤(チャイナモバイル)
8,770万の契約数を誇る(ベライゾン・ワイヤレス)
約3億1,500万の契約数(ボーダフォン)

ここまではいい、

21,316,900件(ソフトバンク)

ソフトバンクだけ一見桁数が分からないように表記しているとしか思えない。
なぜ概略の説明にここまで細かい桁数の数字を書くのでしょうか。
普通に考えれば他と比べやすいようにここは2,140万とすればいいところです。
しかし他と比べられると小さな会社だとばれてまずいので、比べ難くしているようにしか見えません。

いつもながら思いますがソフトバンクの表記は錯覚や読み間違え、うっかりを利用した悪質な部分が散見されます。
だから私は最低限以外は係わり合いになりたくないといつも思うわけです。
使う時は「喜んで」ではなく、「仕方なく」という側面が大きいです。


更に、もっと根本的なことです。
なぜJILはウィジェットをこれだけ必死に広げようとしているのでしょう?
というか何故ウィジェット?

何故ウェブ環境やプッシュメール、アプリ環境じゃないのでしょう?
携帯ユーザーからすればそこが統一されて世界端末になったほうが有り難い筈です。
勿論メーカも。

しかし端末のアプリ等のソフトウエア環境は手をつけず、割とどうでもいいウィジェットという重要性の
低い部分を統一させることで契約数2000万程度のキャリアが”10億”という虎の威を借りようと
している姿が見え隠れしています。

ちなみにドコモの発表はだいたいこんな感じで内容の報道に徹しています。
この場合はサービスの内容を分かりやすくする為に画像が用いられたりしていますが、
普段はそんなこともなく、無機質に会社名を並べるだけとかそんな感じのばかりです。
契約や内容の事実の発表であり、間違っても数の自慢なんて事は断じて有りません。


ドコモもauも既にウィジェットともガジェットとも一言も言わなくなっています。
ウィジェット・ガジェットの立ち上げ時以降もソフトウエア環境がろくに整備されなかったのも有りますし、
ユーザーにも特に歓迎されなかったということも有ります。アプリ環境としては事実上の失敗に近いでしょう。
来年の端末からウィジェット・ガジェットが無くなりますとアナウンスしても困る人はかなり少数ではないでしょうか。

ウィジェット・ガジェットが有って喜ぶのはデータARPUがかさ上げされて喜ぶキャリアだけです。
スライド定額の最低限のラインでやりくりしている方にとっては支払額が即上昇する勝手に
通信する可能性のあるアプリは入れたくない最大の敵だし、ヘビーユーザーにしても
規制されないように計算しつつ使っているのに予想外なパケットを消費されるなんて
真っ平ゴメンでしょう。

おまけに勝手に通信することによってバッテリーはどんどん減っていくし、こんなもの
何故必要なの?って疑問に思う人の方が使いたい人より遥かに多いと思います。
しかも入れると更に使い勝手のもっさりが加速化されるだけでいいことなし。

そのための機能を世界共通にしましたって言ったところで「で?」ということで終わりです。
10億といってすごいと思っているのはウィジェットが何かを知らない株主だけです。
ソフトバンク関係者や孫社長ですら使われていないことは重々承知でしょう。

JILの事が発表されて以来いつも詐欺的な表現に納得できず、いつかこのことを記事に
しようと暖めていましたが、明らかに第2四半期決算説明会で10億という虎の威を借りようとしている
姿が見えたので今が時と思いネタにしてみました。

iPhoneを抱えていてドメ携がほとんど売れていないキャリアにとってこのウィジェットがどんな
影響力を持っているのでしょう?その必要性と意義を誰か説明会で質問してもらいたいものです。

孫社長はこの説明会で必ず自慢げに「10億」と言うはずです。
この記事で書いたようにとても中身の無い10億なわけですが。
  1. 2009/10/21(水) 19:51:44|
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ガンガン分け合おう

昨日のEシンプルについて気になるところがあったので157に問い合わせてみました。
家族割りの無料通話を分け合ってEシンプルの回線にも適用できるか問い合わせたところ、
適用できると二つ返事で頂きました。(この問い合わせが多かったと思われます)
家族割が使える環境の人はEシンプルはかなり使えるものになるのではないでしょうか。
というか、それ前提に考えられたものなのかも知れません。

  1. 2009/10/20(火) 20:20:58|
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ソフトバンク、HSPA+を本当に開始出来るのか

一向にHSPA+の話が聞こえてこないソフトバンク。
一応LTEには直接いけないので比較的安価に高速化できるHSPA+を来年4月から
採用して一時のしのぎにするということだった。

しかしその後動きがトンと伝わってこない。
ドコモもKDDIもCEATECやらプレスリリースやらでLTEやその他の動きが伝わってくる。
二社はもうLTEにも具体的な動きがでてきているのに、ソフトバンクは基地局ベンダーの
決定すら発表されていない。

普通こういうものは、商売が上手くいってますよということでソフトバンクが発表しなくても
選ばれたベンダー側が「うちがソフトバンクに納入することになりました」と勝利宣言するものだ。
ソフトバンクはHSPA+に関してそれすらない。

4月開始ならそろそろタイムリミットではないだろうか。
ソフトバンクの資金力ではそんなに驚くような数を発注するわけではないが、曲がりなりにも
それなりの単位の電子機器の数をまとめるわけで、生産ラインを抑えておき、部品の発注もある。
今日くれと言って店頭で買える部品とはわけが違う。

それらをまとめる為の時間等を考えるとどれだけ遅くても年内までには発注を終えて年が明けた
1月終わりから2月頃には一部でも納品を受ける必要がある。そうしないとテストもへったくれもない。

既に鉄塔がある強みで一から立てるほど時間がかからないといっても今日注文して明日には
電波を発することが出来るものではないのだからこんな状況では先が思いやられる。

一応最悪のタイムリミットは年内と踏んでいるが、ここでも何の発表もなかった場合、
どうするつもりだろう。このまま何の発表も無しで4月には山手線の内側ぐらいはエリア化
されているってことになるのだろうか。
  1. 2009/10/20(火) 20:14:07|
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au攻撃開始

プランEシンプル -KDDI公式ページ
http://www.au.kddi.com/ryokin_waribiki/ryokin/gangan_mail/index.html


auがまたとんがり始めた。
8月9月辺りからのV字回復の勢いを完全につなげて来た。

まさかと思う看板になる料金プランへ手をつけてきた。
Eシンプルの登場、無料通話はないけど780円+315円でau内のメールが使い放題。
これならいざというときの為のau同士での連絡用にサブ端末を一つ寝かしておくかという
気になる価格帯。

この上に3者への指定割り通話も付けてくださいと言わんばかりの表記。
久しぶりに価格のauが帰ってきた感じ。
9月のTCAのドコモの凋落振りは完全にauの仕業だと思っています。
さらに手を緩めず追い討ちをかけてきたって感じでしょうか。

ドコモの対応は既に2周遅れ、3週遅れになってきています。
このままだと冬機種も総崩れに近い状態の雰囲気になりつつ有りますね。

なんぜ今回auは指定割りで音声通話の定額を提供した上で、au同士のメールも無料に出来る、
「周りをauで固めればすごくお得ですよ」ラインを完成したわけですから。
規格的には完全に時代遅れのウィルコムが今日まで生きながらえてきたのはこの完全定額を
背景にした「コム友」がかなり後押ししていたことは間違いのないことです。
auはそのコム友の後釜を取りに行きました。

ウィルコムの070は大人になればいずれ090/080も持ち出してそのうち乗り換えられる可能性も
高いですが、auの090/080ならばそのまま家族割りへと発展する可能性が高く、学生層を取り
込んでおくのは非常に意味のあることです。
将来のシェアを取りたいなら学生は疎かには出来ませんから。
ソフトバンクはそれを意識してお金をばら撒いてまでして学生を取り込んでいたぐらいですから。

auはもう一度そのラインを音声とメールで踏み固めてきました。
やっぱりやるときはやる会社です。
ソフトバンクの弱り目にぶつけてくる辺りかなり鬼だなとは思いますが・・・。

後驚いたのはこっそり行われたフルサポの改定。
一年以内の解約時の解除料が12/1契約以降は21,000円→16,800円へと変更されます。
さらに2010年2月9日以降の契約では料金はいじらずポイントが4~7ポイントが2ポイントに
減らされます。私はこの施策は大歓迎です。

これまでのサービスは重厚長大になりすぎました。
ここで少し軽くしていきましょうという趣旨は理解できます。

私としてはこれからの携帯電話の契約は、もっと気軽に申し込んだり解約したりできても
いいのではないかと思います。縛り縛りで単位を大きくしすぎで全く身動きが取れません。
今回のこの改訂は料金的な魅力を高めたので縛る必要性が減ったという自信の表れでは
ないかと思っています。実際私自身が魅力的に感じているんだし。

端末も発表になっていますが、あまり見ていないというか、もう端末はお腹いっぱいというのが
正直なところ。どうせカメラとかのデバイスの性能向上だけでしょ?そんなの要らない。
ってイメージが強く、正直触手が動かない。

今の私のように端末への意欲が急速にしぼみ、”安心して使える”料金施策への興味が急速に
膨らんでいる人はかなり多いと思います。auはこの辺りを感じ取るセンスがいいのかも知れません。
自民→民主に180度裏返った背景も億単位のお金の話ではなく、千単位、万単位のお金が原動力
だったのですから。auのV字回復はそれを敏感に感じ取った素早い行動の成果ですね。

さてと、もうドコモも手を打たないわけにはいかなくなってきましたが・・・。
ここまで追い込まれてからだと相当なことをしないともうインパクトは稼げません。
ドコモの動きはいつも夏休みの宿題型なので同じコストをかけるのに損してるんですよね。
とりあえず期待はしてます。

追記
※2の注釈のau携帯以外の送受信は有料の件、どうやら私の読み違えのようです。
Eシンプルを契約した端末からのメール送受信は全ての相手に対して定額で、
PC等を繋いだ場合と海外での送受信は有料という意味のようです。
勘違いしてKDDIを叩いてしまいまして申し訳有りませんでした。
当該部分を削除してお詫び申し上げます。
  1. 2009/10/19(月) 19:38:54|
  2. 携帯
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ダイヤモンドが作り出すスーパー携帯

突飛もないタイトルを付けてみたが実は大真面目な話です。
実はダイヤモンドは電子技術の世界を大きく変える存在なのです。

ダイヤモンドの性質と言えば世界一硬い鉱物ということがよく知られていますが、
一般に知られている特性と言えばほぼそのぐらいです。
二番目に知られている特性はどんなものよりも高い透明度を有すること。

実はそれ以外にも電気を通したり等、色んな特性が知られてきました。
その伝導性が今半導体業界から注目されています。

青色のダイヤ、このダイヤに伝導性が有る事が分かってきました。
ホウ素を含有するダイヤは青い色をしており、このダイヤに有る伝導性が未来の
高性能半導体になると期待されています。

自然のダイヤで青色ダイヤが出来る確率は10万分の1の確率。
ただでさえ高価なダイヤでも更に稀少、しかも自然のダイヤはどこかにクラックが有る事など
が多く、完璧なものがほとんどないということです。
なので今期待されているのは大型の人工ダイヤ。
この大型の人工ダイヤが量産出来るようになれば電子の世界が変わります。

今半導体の素材といえばシリコンです。
ほぼ完璧なこの素材の最大の欠点は電気が通ると熱を発すること。
回路が微細になればなるほど単位面積あたりで発生する熱量が多くなり結果高温になります。
廃熱問題が大きくなり、間に合わなくなれば半導体素子が破壊されてしまいます。

しかしダイヤの場合はほぼ熱を発しません。
またダイヤは銅の5倍という熱伝導性を持っています。
例え熱が発生しても熱が逃げやすいのです。
ほかにも超伝導性も持ち合わせていたりします。

これらを人工のスーパーダイヤで達成するプロジェクトが広がっています。
既に直径20cmのウエハー状のスーパーダイヤが研究所レベルで当たり前のように
作られるようになってきています。

究極の透明度と2.42という屈折率の高さから高性能レンズの材料としても期待されている。
半導体周りだけでなく、レンズが足を引っ張っている携帯のカメラの性能が一気に上がる
可能性もある。

勿論量産に乗ったとしても非常に高価なものなので一般の量産の商品にまで下りてくるのは
時間がかかるだろう。まずはパソコンのように高価になっても高性能を求めるところから
の利用になると思われる。

でもサイズと電力が限られる携帯機器が採用する順番は決して後のほうではないと思う。
微細化と高速化がもう限界に近くなってきているとは言われているが、もう何段か上の
高みを見せてくれるかも知れない夢の素材であることを期待してやまない。
  1. 2009/10/18(日) 20:11:04|
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ソフトバンクのテザリング

「iPhone 3G Sのテザリング機能は定額料金では成り立たない」,ソフトバンク株主総会より
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090624/332517/


ソフトバンクは元々iPhoneでテザリングが可能だった。
しかし結局ソフトバンクは禁止する方向で動いた。

この記事煮の有るように株主総会でテザリングをされたら更なる設備投資が必要になるので
採算が取れないと自白した。

もっともドメ携のトラフィックを受けた上でテザリングの処理をしたら当然重すぎるわけだ。
ソフトバンク経由のiPhoneはソフトバンクの回線の中では比較的速い速度が出る。

それはY!のサーバと分けられてpanda-worldというiPhone用のサーバが別に有るからだ。
無線周りが混んでさえいなければpanda-worldには比較的まだ余裕がある。
しかしテザリングが普及してしまうとそうも言ってられない。

恐らくpanda-worldもそれほど余裕のあるサーバではないのだろう、あのままテザリングを
放置していれば見る見るうちに速度が落ち、下手すればソフトバンクのドメ携にも劣る速度に
なっていた可能性もある。

イーモバイルは未だにテザリングを提供しつづけている。
何時までこんな大容量通信を提供し続けられるのかに興味は有るが、サーバには相当
余裕を持たせて有るのだろう。規模が小さいからこその余裕では有るが。

ソフトバンクに限らず大手のテザリングに対する態度は冷たい。
ドコモもしぶしぶ認め出したが価格設定がまだ使わないでくれと訴えている。

大手はDC-HSDPAやLTEを待たなければまともなテザリングをサービスできないのかも知れない。
この不便も後1~2年は続くことになりそうだ。


続いて無理やりテザリングするネタを。
  1. 2009/10/16(金) 20:45:57|
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T-01Aテザリング可?

T-01Aの夜明け 其の弐
http://bbe.seesaa.net/article/123710661.html


T-○1A でのテザリング 方法 改 その1 (Wi-Fi)
http://ohides.blog82.fc2.com/blog-entry-267.html



T-01Aでテザリング可能という記事を見つけました。

>これで、iPhone からでも mbook からでも、T-○1A 経由で ネット接続可能。
>素晴らしい。

本当に素晴らしいです。(ぱちぱちぱち)
どうやらこの方は定額でも使えているようです。

またbizホの定額でも使えているらしいという情報も・・・こちらは再度検証の必要はありですが。

T-01A+iPod touchで十分事足りるようになりましたね。
脱獄iPhoneや田舎や山の中でも十分に使えるものになりそうです。

また、ノートパソコンやミニノートの活用もしやすくなりそうです。大量のパケットを使いたいのでは
なくて、つながることこそ重要なんだとそろそろキャリアも理解して欲しいです。

今後、こういった手順を踏まずとも楽に接続できるようになって行くのでしょうか・・・。
高速化通信の次代の前に低速でもいいから解禁してもらいたいものです。
  1. 2009/10/16(金) 19:45:49|
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ドコモ、ついに萌を制覇できるか?

“進化したマチキャラ”が萌えコメント連発――ドコモブース
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0910/06/news055.html


ドコモがついに壊れたか!?
なんとも激しくヲタク脳を揺さぶる萌え系待ちキャラがCEATECで展示されていた模様。

既にサービス開始されているiコンシェル上のサービスを”リッチ化”する試みだ。
実は以前私はこういう記事を書いていた。
まるでそれがそのまま叶ったかのような発表でちょっと嬉しかった。

これを機に萌業界を上手に取り込むことは出来るのか、もしそれが出来れば一気にそっちの
需要を取り込める可能性がある。

しかしそっちの人はクオリティーに異常にうるさい。
キャラの出来にもうるさい上に、サービスの質にもうるさい。

萌方向の人を取り込むと「夏と冬の大型イベント」での電波状況には特に力を入れなければならない
のでお忘れなきよう。今の内に東京BS内にIMCSを多数散乱させておいたほうがいいかも知れません。
更にその上でも移動基地局車は必要でしょうが・・・。


続いてKDDIのネタも。
  1. 2009/10/15(木) 20:14:38|
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KDDIが通話縛りを更に強化

新FMCサービス「auまとめライン」の提供開始について
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2009/1014/index.html


肉を切らせて骨を断つ。
まさにそんな施策がKDDIから発表されました。
KDDIの新しいFMCサービスとしてauケータイ-NTT固定間でも定額通話が可能になります。

勿論長電話すれば420円なんて料金は完全に逆ザヤになってしまいます。
しかしそれでもKDDIはその料金での定額に踏み切りました。

何故これが可能か?
それは通話なんて思ったほど長電話できるものではないことを知っているからです。
KDDIは24時間完全定額を開始しているので定額通話に対してのデータを持っています。
恐らくそこでそのことを学んだのでしょう。

私は過去に遠距離恋愛の経験がありますが、固定回線で月に最高17万円分の通話をした
ことが有ります。毎日遠距離で4~6時間話し続けた結果です。
しかし毎日電話は続けていても徐々に通話時間は減っていきました。
そんなに毎日話していては生活が回らなくなるのと、それだけの体力も続かないのです。
長時間通話を毎日続けるということはそれなりにエネルギーが要ります。

それでも逆ザヤになるほど話す人は一定割合は必ず居るでしょう。
しかしKDDIはそういった細かいところはあえて目を瞑り、損して得を取る作戦に転換しました。
こうなれば話は早いです。ソフトバンクのような荒っぽいことをやると先細りになるのが落ちですが、
今までのKDDIのように、段階を踏んで少しづつ打てる手を順に打つのは非常に有効だと思います。

通話で一時的な赤字が出ようとも、家族割りに加えて二重にも三重にも強力な縛りをかければ
逃げ出すことはもはや不可能に近くなるので固いお客の数を増やすのに非常に有効です。
ドコモとはまた違った方法でほぼ物理的に”金銭的にお得”な方法で縛ってしまうというもの。
一人が変えようと思ってもそう簡単に大勢の事となると動かせませんよね。

これで「定額通話のKDDI」のイメージは強固なものになったでしょう。
一時期は瀕死に近い状態にまで追い込まれましたが、ここからは逆襲のターンに転回です。
別にKDDIの太鼓持ちをしたいわけではありませんが、必要な時に必要な手をしっかりと
打ってくれるので応援しがいがあるんです。

私からは文句や小言しか出てこないドコモと通話定額を着実に踏み固めていくKDDIを比べると
明らかにKDDIの方が上です。純増の数字で結果を出したので更に上積みを狙ってるのでしょう。
この時期の発表でレッドカーペットを敷き、秋冬機種で花を咲かせようとしているように思えます。
  1. 2009/10/15(木) 20:06:10|
  2. 携帯
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売り上げランキングからの数字

[BCN]携帯電話-週間売れ筋ランキング
http://bcnranking.jp/category/subcategory_0010.html


BCNの携帯電話の音声端末の売り上げランキングを取り上げてみる。
とりあえず1~10位はこんな感じ。

1.N-03A        ドコモ     10
2.iPhone3GS 32GB ソフトバンク  9
3.URBANO W63SH  au       8
4.SH-06A       ドコモ      7
5.K002         au        6
6.830P         ソフトバンク   5
7.F-07A        ドコモ      4
8.T002         au       3
9.iPhone3GS 16GB ソフトバンク  2
10.SH001       au       1

ドコモ     3台 10+7+4 =21P
au       4台 8+6+3+1=18P
ソフトバンク  3台 9+5+2 =16P

キャリア毎のランクインの数と順位を考慮したポイントの合計を出してみた。
台数はauが4台で一歩上に立つがドコモはポイントでは上回る。

しかしこれは端末の販売数なのでシェアではドコモ5:au3:ソフトバンク2の割合だと考えると
こんな僅差の闘いをしていること自体がおかしい。

上の数字にシェアを考慮してみたものを出してみます。

ドコモ     3/5=0.6 21/5=4.2
au       4/3=1.3 18/3=6
ソフトバンク  3/2=1.5 16/2=8

ランキングシェアではソフトバンクとauが僅差でドコモがダントツで低くなっている。
計算したポイントではほぼ2づつの差となっていてソフトバンクがシェアの割りに頑張って
いることがわかる。

これだけで全体像を掴むのもなんなんで、11~20位も見てみる。
10位以内に入れなかったキャリアの端末はだいたいこの順位に押しやられていることが多い。

11.N-08A        ドコモ
12.SH-05A       ドコモ
13.SH-02A       ドコモ
14.W64S         au
15.S001         au
16.832SH        ソフトバンク
17.F-09A        ドコモ
18.F-884iES      ドコモ
19.P-08A        ドコモ
20.P-10A        ドコモ

ドコモ     7/5=1.4
au       2/3=0.6
ソフトバンク  1/2=0.5

やはりドコモの端末は10位から押し出されていることがわかる結果になった。
ちなみに今年の前半はこの11~20位の内容が1~10位の結果になっていた。
ドコモの端末がシェア以上を取り続けていた。

純増もソフトバンクに肉薄し、端末も売れ弥が上にも勢いを感じさせられていた。
ちなみにこの11~20位はドコモが好調な時期はauの端末の割合が多めだった。
ソフトバンクは30~50位以下が指定席でそこまではドコモとauで分け合っていた。

905発売直後~0XAの発売ぐらいまででiPhone発売直後意外はドコモが10位中10台や9台
を取っていた。それを考えると今が如何にドコモが売れていないかを表していると言える。
その頃は11~20位ではauが頑張っていた。

不思議だったのは当時はソフトバンクがほとんどと言っていいほどランキングに顔を出して
いなかったのにぶっちぎりで純増一位を取っていた。それがこの二月のiPhoneの安売りを機に
突然ランキングに顔を出すようになった。

この違いはなんだろう?ソフトバンクの強い店舗をカウントに組み込むようにさせたのか、カウント
さている店舗の販売を強化したのか。とにかくランキングはキャリアの販売体制である程度は
コントロールできるのは確かだ。私はそのことに気付いたソフトバンクはそのまま放置しておく
わけはないだろうと考えている。

純増一位が危ういのでせめて端末は売れていることを意識付けるために対策を開始したのでは
ないかと考えている。

他にも考えさせられることは色々有るが、今ドコモの端末が好調でないことだけは確かだと思う。
  1. 2009/10/14(水) 19:55:34|
  2. 携帯
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垣間見えたドコモのLTE化計画

LTEの音声端末投入は2011年以降――ドコモの小森氏、LTE導入のロードマップを語る
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/0910/13/news108.html


コメント欄で紹介して頂いた記事に面白い情報を見つけました。
スイス・ジュネーブで開催されたITU Telecom World 09の講演でのLTEの実装計画について説明に
ついての記事だ。その中に英語の資料の画像が載っている。その二枚目。

2010年からは3GとLTEの両対応の端末でエリアカバーをするとなっている。
これは既報の通り。

その次の2015年に3GとLTEとLTE-Aの3つでエリアをカバーするようになっている。
LTE-Aとは何か?まさに4Gそのものの事です。

今は次世代規格と言えば3.9GのLTEでその事ばかりが大きく取り沙汰されていますが、
4GのLTE-Aはほとんど触れられることはありません。
その4Gの開始がドコモ公式の資料で2015年に開始されることが明言されていました。
今まではITU-Rの発表でしか2015年という表記は見た事がなかったのですがLTE-Aも
ちゃんとドコモが先頭集団で走り続けてくれるようです。

その次の2020年以降のところで端末の対応がLTE/LTE-Aのみになり、3Gが外れています。
ということは将来的にはLTEは今の3Gと同レベルのカバレッジとなり、3Gは近い将来収束方向に
向かうことがはっきりしました。

恐らく3Gのピークは2012~2013年辺りまでとなるのではないでしょうか。
それ以降はLTEにも非常に魅力的な端末が揃い、新しい物が好きな人順にLTE対応端末に
流れていくだろうと思います。

そうなると中途半端に3Gに延命措置をしたキャリアは無駄を抱えることになります。
お金が無いから3Gの延命を決意したわけで、その時期に全てのエリアをHSPA+/DC-HSDPA化を
しているとは考え難く、真っ先にLTE化される場所に限って3Gの高速化がされているという
完全に無駄な二重投資になる恐れが大きいと考えられます。
LTEがなかなか来ない場所にはHSPA+もまず来ないだろうと私は考えているわけです。

また先ほどのドコモの資料の続きの画像では、3Gの電波は2GHzのみ残るような雰囲気に
表現されており、800MHz帯も1.7GHz帯も将来的にはLTE化することになっています。
しかしながら800MHz帯もそう簡単に全ての帯域をLTE化するのは難しいのではないかと
私は考えます。プラスエリアの電波に頼って穴埋めされている場所は意外と少なくないのでは
ないと思うからです。ビルの奥、山間の奥地、幾らユーザーがLTE対応端末に買い替えが
進もうともこれらの場所で急に3Gで使えない場所が出来るようにはドコモには出来ないでしょう。
今現在のmovaのエリアカバレッジを見ているとそう考えたくなってきます。

最終的には3Gは停波までの間、2GHz帯が5MHz幅、800MHz帯が5MHz幅を残し、ほぼ停波まで
続けることになるだろうと考えています。他の残りは全てLTE化されるのだろうと。

2G迄の頃とは総務省が周波数利用の再編をかけなくともキャリア内でどの世代に利用をする
のかを決めて転用できることが大きく違うと思います。
余計な過程を踏まないので非常に移行がスムーズです。

今までの教訓が生かされていますね。
  1. 2009/10/14(水) 01:11:11|
  2. 携帯
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台風で停止した基地局

2009年10月8日に大きな被害をもたらした台風18号。
各キャリアの基地局は大きく被害を受けた。
密かに有った深夜の情報合戦を少しだけ追いかけていたので書いてみる。

台風の被害が既に出ている深夜1時の各社のトップページは以下の通り。

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この地点でドコモだけが状況を把握し、案内のページを出している。
KDDI・ソフトバンクには案内のページはまだ見当たらなかった。


この地点で既に3時間前にニュースサイトで
ソフトバンク 24局
ドコモ     2局
KDDI      1局
がストップしていることが報道されている。



その8日の夕方には各社トップページに入り口が用意され、中身もより詳しくなっていました。

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ここで気になるのはドコモ・KDDIはかなり詳しく地域と内容が表記されているのですが、
ソフトバンクがお詫びと東海・関西と大まかな地域については書かれているものの、
その「一部地区」と嘘では有りませんが、全く詳細が分からないというものになっています。
(その後、「静岡県西部、愛知県東部、三重県中南部、北海道南東部、の一部」に書き換わっている)

細かく書かれたから・細かく書かれないから実際どうなんだということは有りますが、
どうもソフトバンクは被害の詳細を把握できていないのではないかという気がします。

先日も各キャリアの基地局のケーブルが切断されたということが有りましたが、
ドコモ・KDDIは早急にその詳細を報道しましたが、ソフトバンクはなんと自社の検知システムが
働かなかったのかそもそもコストダウンで無かったのか、パトロールの警察官によって
発見報告されて始めて事実を知るという、キャリアとしては有り得ない対応でした。

これって基地局の管理が全くできていないということですよね。
今までも、これからも同じことが有ると言えるのではないでしょうか。

その後9日の朝、各社の停止局数は
ソフトバンク 542局
ドコモ     362局
KDDI      80局
と報道された。


たかが2局程度の停止が検知できなくて、嵐の中の500局以上の停止を早急に検知できるとは
思えません。地域だけ書いてぼかしているのはこのせいではないかと邪推してしまいます。
本当に542局だけですか?

またドコモもこの中ではかなり多くの基地局数が停止している。
しかしドコモは超マイクロセル化を進めており、狭い地域に多くの基地局を立てている。
そもそも基地局数が多い。IMTベースではソフトバンクの倍以上の数が有るので比率で言うと
ソフトバンクより多く止まっていてもおかしくないぐらいだ。しかしソフトバンクより随分停止した
局数は少ない。またKDDIは800MHzをフルパワーで飛ばすので数が少ないうえに、高さを
稼いだ頑丈な鉄塔を建てるのでいつも被害数は少ない。但し一局停止しただけでも影響は
他のキャリアよりも遥かに広くなるので注意が必要だ。単純な比較は出来ない。

ドコモとKDDIは管理システムにより故障検知情報が流れていると思うので数的に正しいと思うの
ですがソフトバンクは故障情報が流れるものもあるでしょうが、目視確認に頼っているものも相当数
有るのではないかと思います。

特にソフトバンクになってから立てられた1万とも思われるコン柱の数々が怪しいです。
頼りになるのは実際に電波が止まったユーザーからの通報だけかも知れません。
数日後には実は千局を超えているってことないですよね?
でもIMTだけでなく、中継局まで入れると無いとは言えないところがソフトバンクなんですよね。
とりあえず信頼性は他の二社に比べて格段に低いです。
この台風で未だに圏外でなくても電波が悪くなったという人は早急に通報した方がいいですよ。

北海道まで含めると一帯どれだけの数になるのでしょうか。
  1. 2009/10/10(土) 00:05:46|
  2. 携帯
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少しだけ昨日のTCAの記事の続きを

昨日のTCAの件が相当ショックだったのか、ドコモの社内からはいつもの4倍程度のアクセスを
頂いた。何か有ればここにアクセスが有るということはそれなりのうるさ方として認めてもらっている
ということだろうか。見に来ていただいた理由はそれぞれだと思うが何かしらの期待を抱いて
見に来ていただいているとは思うので素直に喜んでいる。
勿論KDDIからのアクセスも多く、いつもの倍程度有った。

折角なので本題に入る前に各キャリア向けにここを直すべきかなと思うところだけ書いておく。


まずドコモ。
通話定額をやるべきだと思うが、諦めるのならその分をパケットに特化すべき。
客の取り合い合戦に参戦するのに収入は目減りさせないでおこうという考えでは何も出来ない。
端末を値下げするか、しないのなら定額の上限を下げて下位の定額になる条件も緩和する。
そうすれば現場で端末の値段の高い分、「月払いベースでは結局同じかかえって安くなります」
という売り方が可能になる。勿論端末代を払い終えれば長く使うほどドコモが一番特になる
ケースも十分考えられるので長期ユーザーになる確率が高くなる。

bizホーダイダブル・パケホーダイダブルでスマートホンの持込を現在完全に否定した料金形態に
なっているが、これを廃止。実質的に持ち込み端末を容認する形にする。表向きはSIMフリーを
睨んだ施策としての実施だが、実際にはiPhoneユーザーや海外端末ユーザーの取り込みが目的。
スマホを使う限り、パケホーダイダブルのフルブラウザ料金以上はかからないようにする。
とにかくカタログに※印が多いドコモの伝統を少しでも減らせることが一番喜ばれる。

またDS・PSP・iPhone/iPodのテザリングはフルブラウザ料金で止めるべき。
これが早期に実用的な価格で出来るようになるといっそう通信のドコモというイメージが定着し、
LTEになっても有利に展開できると考えられる。

とにかくドコモは「こういう風に使え」というのは得意でも「こういう風に使いたい」というのには
からっきし弱いので、そこを補完していくことが大事。


次にKDDI。
一度始めてしまったので音声に特化したイメージ作りが大事かも知れない。
CDMAでもLTEでも800MHzで薄く広く展開する方向なので重い使われ方には耐えられないと
考えられるのでそちらは大きく売り文句には出来ないと考える。
上に書いたドコモの施策には追従は無理だろう。元よりパケットはしっかり利益を確保する
方向で考えた方がいいと思う。あくまでエサは音声の定額などをメインとして魅力を作った方が
他社に追従されにくいのではないかと考える。

それと端末の売り方をもう少しお金がかからないようにするべき。
永遠に1円端末に更に1万・2万のキャッシュバックでお客を集めるのは不健康だと思う。


最後にソフトバンク。
iPhoneが起動に乗り出したのでそちらに重心を次第に移して行き、Xシリーズの頃からあった
スマホには強いというところをアピールしていくのがいいのではないかと思う。
田舎への基地局展開はある程度以上はきっちりと諦めて無駄な投資は避けるべき。
一応全国展開もしている都市型キャリアとしての道を探った方が利益が出やすいと思う。
ドコモ・KDDIとまともにやりあっても勝ち目はない。
田舎のiPhoneユーザーはドコモにくれてやるぐらいの気持ちが必要かと。


冒頭記事として短くまとめようと思ったのですが、長くなったので今日の本命記事は別に
分けてこの下にアップすることにします。
  1. 2009/10/08(木) 20:19:55|
  2. 携帯
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世界へ向かう為の携帯端末

日本のドメスティックな端末が世界へ向かう為にはどうすればいいのか。
今の端末を世界に持っていくには無駄が多すぎる上に機能しない部分も多い。

中国で日本の端末がもてはやされているが、例えばドコモの端末を中国でSIMロックを外して
使っても、i-modeなんてないし当然e-mailも使えない。お財布のフェリカやワンセグなんて
もってのほかで、せいぜいカメラとスケジュール帳と通話に使える程度だろう。
ほとんどが他人に見られる為の見た目の所有欲の為に高額な日本の端末を使っているのだ。

この無駄が大きなヒントになる。

ややこしいのでドコモ用の端末を基本として話を進める。
まずはハードで共用できない部分といえばフェリカとワンセグ関連。
この二つが海外へ輸出しようとすると完全に無駄になる。
そのまま輸出すると多機能で武器になるどころか使えない余計な部品がついていて単純な
コスト高な端末になる。これを付加価値として生き返らせるには海外でも使えるものにする
必要がある。

フェリカは日本と他の一部の国では普及しているが、世界規模で考えるとフィリップスが開発した
Mifareのほうが遥かに普及している。この両方に後方互換性を持たせた新しい規格、NFCが
策定されている。
掛け声だけ以前からあり、まかなか製品ベースに乗ってこないNFCを早急に
製品化して携帯端末に載せることが重要だ。

フェリカやMifareに対して上位互換性を持っているNFCを携帯端末に乗せること。これで世界に
持って行く時の最低条件だろう。

次にワンセグ。
これはほぼ日本固有のものなので外せるように設計するしかない。
どうしても入れておきたのなら世界中の主要な規格の放送をデコードできるチップを開発し、
それを搭載して見られるようにすればいいのではないか。ラジオをも受信できればなお良いが。
輸出量が多いと思われる国を優先して規格を絞り込めればワンチップ化できないこともないかも
しれない。

アメリカではFLO TVが開始されているのでこれを取り込んでおくとアメリカでの需要は期待できる。
今後にモバイル向け放送が開始予定されているものも有ると思うのでそれに期待したい。


ハード的な部分はこれでほぼ問題がなくなるだろう。
これをLiMo標準ハードとして基盤を仕上げる。
モバイル向けTV放送は有り・無しで選べるとなおいいだろう。

ソフトに関してはLiMoやオペレーターパックの例を見て分かるように分業化が大いに進んでいる。
ケースの共用もシルク印刷を工夫すれば出来ないことはないので外側で共用できないのは
文字類が印刷されるキートップだけになる。タッチスクリーン機ではそれもなくなる。

大きな問題はi-modeのような環境が必要のない国の場合、強力なCPUが無用の長物にならない
ようにしなければいけないこと。需要のないパワーは単なる無駄なコスト高の要因でしかないので
何かしらのCPUパワーの需要を作り出す必要がある。

出来ればWEB関係とアプリが用意されるといいのだが。
その辺りの私なりの考えはこちらの記事を参考にしてもらいたい。


ハードの共用化さえ出来ていれば注入するファームウエアを変えればどの国仕様だって変更
できるし後から国の追加もできる。基本日本版のワンセグ等のTV放送対応のファームと
それ以外の国向けのファームの二種類でほぼカバーできるのではないだろうか。


例えば正規販売でないものでも言語対応がしっかり出来ていると多少機能しないところが有っても
結構利用されるもんだ。N-02Aが中国語圏でものすごい人気があるのは中国語表記だけでなく、
ピンイン対応のIMEを乗せているからだという。

非正規でローカライズされていない状態でこれなんだからきっちり作って正規ルートで販売すれば
とりあえず中国辺りでは人気が出るのではないだろうか。
しっかり共用ハードを作って世界中で売り出して欲しいと思う。

初めからその視点で開発していればドコモとソフトバンクは早い時期にほぼ全ての端末が
完全な統一ハード化出来ていたのではないかと思う。

こうして単一ハードを国内の複数のキャリア、後は世界に持っていけるようになり、量産効果が
期待できれば端末の価格ももっと下がるのではないだろうか。少なくとも部品の発注数の桁が
変わればそれだけで単純に値下げ効果があるはずだ。
  1. 2009/10/08(木) 20:05:21|
  2. 携帯
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TCA9月分出ました

TCA9月末締め分、とても面白い結果になりました。

【純増】
・ドコモ      66000
・KDDI      102300
・ソフトバンク  108000
・イーモバイル  88200
・UQ        21700

【MNP】
・ソフトバンク   21500
・KDDI       19600
・イーモバイル   -200
・ドコモ      -41000

一部の方は既に予想できていたと思いますが、KDDIが見事二位を取りました。
内容的には実質果てしなく一位に近い二位でしょう。
KDDIよく頑張った、素晴らしいとまずは言わせていただきます。

ソフトバンクは予想通り二位のキャリアに少し足した所を定位置に持ってきています。
これは相変わらずなので今更誰ももう話題にすらしないですね。

イーモバイルは少し復調してきました。
まあ実力的にはこんなところでしょう。
UQは予想通り少ないですね。
新規事業者のインパクトも高速通信のインパクトも既にイーモバイルに消されています。
しかも将来的な通信規格としての期待はWiMAXではなく、LTEに集中しています。
ドコモ・KDDIの2社にイーモバイルまで採用を表明しているので弥が上にもLTEに
期待がかかってしまう状態になっています。

ユーザーはβ・VHD・HDDVDと負け規格の悲哀を見て来ているので通信規格も勝ち組を
見極めてから手を出そうと考えている人も多いということでしょう。しかも今回はドコモ・KDDIと
最大手二社が採用することが確定していますから勝負は始まる前からついているに等しい
状態と考えている人も多いのではないでしょうか。勿論エリア内の人はLTEが開始されるまでの
腰掛として割り切って使うという方法も有りますが。

一応本命規格と考えているものの意識調査のアンケートを立ち上げましたのでリンクしておきます。
http://suzunone.ddo.jp:880/vote/s09tsushin1/qnaire2.cgi


KDDIがここまで強かったのは二つの理由が有ると思います。
まずは3回線390円のスペック的にも価格的にも非常に使い勝手の良い24時間自社内定額を
出したこと。これが二つの意味でタイミングが良かった。ドコモの夏端末がこけたこと、それと
二年縛りの解けるタイミングに当ててきたこと。

ドコモ的には夏端末がこけた上で二年縛りの乗り換えタイミングが回ってきた。
しかもアナウンス無しでほったらかし、端末は売り方としては正しいけれど、お客目線では
インセンティブをつぎ込んで安い上に更にキャッシュバックまでつくと、この不景気の状態では
どうしてもau端末に目が行ってしまう。

それらのauの必死の頑張りのおかげで主にmovaからの流出が顕著に出たと思います。
FOMAユーザーは70X/90Xの古い端末のユーザーを中心として流出していると考えられます。
なにせ905以降の端末に買い換えなければ安いプランになりませんから常に新しい端末の
安売りか他社に乗換えかに目を光らせているでしょう。

我慢とガッカリがMAXに来ていたユーザーも多いと思います。
8月の末にこういう記事を書きましたがこれはドコモの社内からのアクセスが極端に少なかった記事です。
タイトルと記事のタイミングから内容が予測できたのでそっぽを向いたのでしょう。
そういう社内的な姿勢が今月の結果としてきっちり数字に出ているのだと思います。


少し今月の数字を掘り下げてみます。
8月の各地域ごとの比較です。

クリックで画像拡大


上二つが8月と9月の純増の数字、3つ目が8月から9月の単純な引き算。
4つ目が9月が8月の何%の数字になっているかの割合を出した表となっています。

8月は圧倒的にドコモが一位の地域が多い。
ドコモが実質の純増一位だったのでほぼその通りの状態、
9月はKDDIがほぼ純増一位に近いのでほぼその状態。
東京だけ色が付いてないのは単純な色のつけ忘れですが、ソフトバンクの東京は余り意味の
成さない数字なのでかえってその方が意味としては正しいのかも知れない気がしています。
ちなみに今月のソフトバンクの東京集中度は82.77%でした。

さて3つ目と4つ目の表ですが、ドコモが軒並み前月割れしているのがよく分かります。
他の二社は全体的に増やしている地域の方が多いのですが。
3つ目に青が多いほど増えている地域が多いということです。

4つ目のドコモの欄を見てください。
8月比の割合ですが、9地域中7地域で半減以下になっています。
その中には20%や16%台、更には純減という壊滅的な地域が4つも有ります。
純減した東海を除けば最低なのは関西、やっぱり値段にははっきりとした動きが出る地域です。
ドコモ関西時代は機種変は優遇されていた地域なのですが、今は却って他地域よりも高い
ぐらいなようで、一度きっかけが出来たら流出の速度が一番はっきりと数字に出る地域でしょう。

MNPの数字を見れば何が起こったかはっきりわかります。

ドコモがMNP開始直後辺りの4万台のマイナスでそれをKDDIとソフトバンクが分け合っている形に
なっています。KDDIは24時間定額とキャッシュバック等によるばら撒き効果。
ソフトバンクはiPhone3GSの再入荷効果でスパボ一括の8円携帯がなくなった穴をきっちり
埋めてきました。

ドコモには価格的な訴求ポイントが何もない。
勿論品質を高めることは続けているのはわかります。しかしそれもある程度行くところまでは
行きついた。基地局の立てるペースは今はKDDIの方が新800MHzとの入れ替えの事もあり、
数的には逆転してきている。

期待のi-mode2.0はこけた上にそれをカバーする施策は全く打たない。
つなぎでN03Aは安く流し始めたが、それだけでユーザーが納得するはずもない。
ソフトバンクが弱ってきているのとドコモの過去の勢いが有ったから7月の数字でソフトバンクを
抜かしたのだけれど、それを刈り取ったらドコモの胡坐をかいている姿が見えてきたとしか
今の私には言えない。

ここ最近私がドコモ向けに書いている「文句」の数々をドコモの人に是非読み返してもらいたい。
最低24時間音声定額をKDDI並みのものを揃える事と、bizホーダイの端末指定を外すこと。
パケホーダイダブルの定額のPC定額分の値段を下げることと、持ち込みのスマホ端末は
フルブラウザの値段で打ち止めにすること。またPCではなくてDSとPSPとiPhone/iPodで
テザリングしている時はフルブラウザの価格で止めること。
このぐらいやってもいいのではないかと思う。
これで3日で300万パケットを超えるなら規制すればいいんだから。
何のための数字の公表か考えて欲しい。


今のドコモを見ていると少し前の自民党を思い出す。
応援している人は意外に多いのだけれど、しかし腹の立つところも少なくない。
その結果がどうなったかは誰もがよくご存知の通り。

別にこれをドコモの終わりの始まりとは全く考えてはいませんが、ドコモは上り調子に気を緩めて
安心しすぎかなというのはずっと思っていました。それがここ最近の私が書くドコモに対する厳しい
記事として出ていたわけですが・・・。

ドコモは今回の数字をどう読み取ってくれるのでしょうか。
私としてはまだ年末商戦まで少し時間があるこの時期にこうなったことはドコモにとっては
まだラッキーなうちだったと考えていますがそれは今後の動き次第でして・・・。
  1. 2009/10/07(水) 20:20:47|
  2. 携帯
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ドコモ、i-mode使用時のIPアドレス空間拡張

iモードセンタのIPアドレス帯域~ドコモ公式ページより
http://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/make/content/ip/index.html#ip


>WEBアクセス時 (iモードブラウザ)
>使用中
>210.153.84.0/24
>210.136.161.0/24
>210.153.86.0/24
>124.146.174.0/24
>追加予定
>124.146.175.0/24 (2009年9月以降に追加予定)
>202.229.176.0/24 NEW (2009年10月以降に追加する可能性があります)
>202.229.177.0/24 NEW (2009年10月以降に追加する可能性があります)
>202.229.178.0/24 NEW (2009年10月以降に追加する可能性があります)
>全てのiモード対応端末
>追加予定日は都合により変更となる場合がありますので、予めご了承ください。

上半分が既存のアドレス空間、下半分が追加されるアドレス空間で冬端末発売を前に
アドレス空間が倍増されることになります。

この期に及んでクラスCとは言えアドレスをこんなにバンバン増やすところも少ないでしょう。
去年も倍増したところだったのですが。

アドレス空間を増やしているということは、実際の利用が増えているということでしょう。
去年まではブログ巡回やSNS、携帯ゲームが主だったのでアクセスはせいぜい1秒以下~
10秒、長くても20秒程度までだったでしょうが、BeeTVの開始で一つのIPの占有時間が
長くなったのでしょう。なのでこのアドレスの追加はBeeTV対策ではないかと思います。

ちなみにKDDIは(http://www.au.kddi.com/ezfactory/tec/spec/ezsava_ip.html)
2009年5月11日現在
1 210.230.128.224/28
2 121.111.227.160/27
3 61.117.1.0/28
4 219.108.158.0/27
5 219.125.146.0/28
6 61.117.2.32/29
7 61.117.2.40/29
8 219.108.158.40/29
9 219.125.148.0/25
10 222.5.63.0/25
11 222.5.63.128/25
12 222.5.62.128/25
13 59.135.38.128/25
14 219.108.157.0/25
15 219.125.145.0/25
16 121.111.231.0/25
17 121.111.227.0/25
18 118.152.214.192/26
19 118.159.131.0/25
20 118.159.133.0/25
21 118.159.132.160/27
22 118.159.133.192/26 2010年2月予定

クラスCまるまるを一つも使っていません。
細切れを寄せ集めて数を増やす作戦のようです。
クラスCまるまるを確保するより安上がりなのかも知れません。
来年2月に新入学需要向けに64個のアドレスを追加する模様です。


ソフトバンクのアクセス時のIPアドレスは(http://creation.mb.softbank.jp/web/web_ip.html)

1 123.108.236.0/24
2 123.108.237.0/27
3 202.179.204.0/24
4 202.253.96.224/27
5 210.146.7.192/26
6 210.146.60.192/26
7 210.151.9.128/26
8 210.175.1.128/25
9 211.8.159.128/25

クラスCや端切れアドレスを織り交ぜていますが、KDDI程は細かくなっていませんね。
ドコモとKDDIの中間位でしょうか。ちなみにiPhoneはpanda-world.ne.jpのアドレスになるので
別アドレス空間となります。


このアドレス空間の増え方は絶対的なWEBへのアクセス数の増加もですが、アドレス占有時間の
長いもの、つまりストリーミングやダウンロードの動画のコンテンツの使用が増えているかそうで
ないかを見るためのいい指標になるのではないかと思います。

例えば混雑時間になかなか繋がらずに待たされるのは、先方のサーバが混んでいて返事待ちの
可能性も有りますが、このIPアドレス空間の空き待ちをしている可能性も十分に考えられます。
ドコモなら「iモード通信開始」のウインドウが何時までも消えないのなら割り当て待ちをしている
可能性も考えられます。その他にも基地局のチャンネル割り当て待ちや様々な待ちが有るので
一概には言えませんが。

またフルブラウザについては各社とも余りいじっていません。
やはり携帯ブラウザやアプリでの利用がほぼメインで使っている人が多い証拠です。

この割り当てについては今後も長い目で観察していこうと思います。
  1. 2009/10/06(火) 21:47:30|
  2. 携帯
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ドコモはi-modeをどうするべきか?

間違いなく今ドコモを支えている一角を占めているi-mode。
このi-modeが今のドコモの生命線になっていることは間違いない。
しかし永遠にi-modeというわけにも行かなくなってきた感が出だしてきている。
私はi-modeがこのままならばという条件付でそう感じる。

現在のPCで見られるWEBページは固定のブロードバンド回線と共に発展してきた。
そのホームページ(一階層目)が数メガに達するようなところも少なくない。
一部の企業ではその派手さこそがステータスのように思っているのか全体的には
肥大化の一途を辿っている。

一方アクセス端末はひたすらダウンサイジングの方向に走っている。
ある程度小さくなったから今度は小さい端末がモバイル端末として電池を内蔵して
持ち出されている。バッテリーとの戦いが始まった。
さらにモバイル回線に特有の端末の移動によって一局集中の輻輳が起こったりもする。

だからこそi-modeのようなモバイルに特化した軽いページというのは需要がないわけではない。
むしろ上手にi-modeを今後も育てていくべきだと思っている。しかしグローバル化の波というのは
パソコン向けのウェブページをモバイル端末で見られる事をさしているようだ。
ところでモバイル端末でPC向けのウェブページはどの程度快適に見られるのだろうか。
見られたとして、どの程度快適に利用できるのだろうか。

iPhoneは一見鮮やかにその問題を拡大縮小とスクロールのスムーズな操作でそれを補った。
あくまでPC用のページを出来る限り操作性で補うという方向を示した。
それは一つの回答として正解だと思う。

今後ネットワークは高速化し、CPU速度やメモリの容量問題も徐々に解決していくだろう。
完璧に高機能PCと同じように表示できるようななったとして、ディスプレイの表示サイズだけは
持ち運びを考えると永遠に解決されることはない。解像度もどこかでステップアップはするだろう。
しかし人の目の解像度は利用する年齢層の広がりと共に劣化することを前提にしなくてはならない。

頻繁な拡大縮小とスクロールでそれらを補って利用することが前提なら、使いたいと思う人口は
早期に頭打ちになる。頻繁な拡大縮小とスクロールをしなくてもいい環境、初めから小さな画面で
見ることを前提としたページ・・・そこでi-modeが一つの解的な存在になることは可能だろう。

勿論PCページの中にそういうページが紛れて存在しても良い、でもPCページと携帯端末向け
ページがごっちゃになっているよりも”純度”が高い方がいいに決まっている。
i-mode用のページなら純度は100%だ。しかもi-modeは課金システムがデフォルトで備わっている。
モバイル向けのページとしての意義は今後も間違いなくある。

ではどうすれば”グローバル”に対抗することが可能になるのだろうか。
それはi-modeがグローバル化する必要がある。
究極的に言えばi-modeが全てのモバイル端末からアクセスできるようになればいい。
いやモバイル端末だけでなく、モバイル以外の全ての端末からアクセスできればもっといい。
これが究極。

とりあえずモバイルの世界で考えると、i-modeは国内だけで閉じている。
ドコモが世界中にi-modeを広げようとしているようだが、日本のi-mode、アメリカのi-modeと
恐らくネットワークを分断させて立ち上げてしまうだろう。これじゃあグローバルもへったくれもない。
ローカルを沢山作っているだけ。なんのシナジー効果も作り出せない。

それならi-modeネットワーク網を一つのものとして繋げ、i-worldにするべきだ。
もう一つのモバイル専用インターネットとして整備し、ある程度のところまでくれば
自然と世界が広がり始める。i-worldを管理する会社は分社化して世界中に拠点を作る。
世界共通の課金システムを作り出せばいいのではないかと思う。
それが携帯の契約からでもiDのようなクレジット機能からでも可能になっていればなお良い。

また世界だけでなく国内をまとめることはかなり重要だと思う。
今は3社が独自の携帯WEBネットワークを持っているが、これを一つにしてもらいたい。
携帯会社が直接出しているもの以外はコンテンツ会社はわざわざ3社に対応している
のが現状だ。余りにも無駄が多い。弱小ほどドコモ一択になっていく傾向が有るが、
実際のところそれはキラーになる存在ではなく、あくまで対応コンテンツ提供者の数字を
押し上げているだけに過ぎない。

3社ともこのままジリ貧になっていくのなら、是非ドコモがi-mode関連を分社化してi-worldを作り、
3社のコンテンツと課金システムをまとめてもらいたい。そうすれば今までと存在の意味が
変わってくる。ドコモ一社占有が問題なら株式を回線数のシェアを参考にして資本金参加の
額を決めればいいと思う。とにかく3社の合意が必要だ。
他の2社ももう四の五の言っているときではない、協力し合って出来ることをすべきだと思う。
(いや、ソフトバンクだけiPhoneを抱えているから状況は複雑か?)

勿論スマートホンにもゲートウェイを用意するべき。
SIMで認証してシームレスにアクセスできるブラウザをキャリアが提供すればいい。
もう確立されている技術の使いまわしなんだから難しくないだろう。
当然ドメ携端末とi-worldは切り離した存在で、ドメ携がなくてもi-worldは月額315円さえ
払えば契約可能にする。これでスマホのみでi-world維持が可能に。

PCにも攻めの手は緩めてはいけない。
今の時代フェリカリーダーやBluetoothの付いているPCは少なくない。
i-worldブラウザをPCに準備し、ブラウザ立ち上げ時にフェリカリーダーやBluetoothで手持ちの
携帯端末の認証を行い、PCのアクセスは携帯端末のアクセスと同様に扱うようにすればアクセス
人口は間違いなく広がる。これが確立すれば端末認証さえ出来ればローミングできていない
国からでもi-worldアクセスできることになる。何かと重宝することも考えられる。

古い端末しか持っていないユーザーがPC用のブラウザで新しい機能を知る機会にもなる。
その魅力や便利さをPCで知り、実際に外に持ち出す端末を買い換えるキッカケにも繋がるだろう。
TVのCMより実際に使うことの方がはるかに魅力が伝わりやすいのだ。

i-modeはこのまま何もせず放置して今までの延長線上でいれば間違いなく徐々に覇力を
失っていく。ドコモが世界展開を目論んでいるとは言え、単にi-mode端末を外で売る為の
小銭稼ぎで世界の将来を見据えたビジョンとは到底考えにくい。
とにかく一つでも多くアクセス環境を増やすこと。今はそのことに真剣に取り組むべきだ。
またこの問題を解決すればドコモがiPhoneを出す為の障害が一つ減り、出しやすくなる。

Appleが周到に世界を見据えて手を打ってくる限り、その相手をするつもりなら最低限同じ舞台で
闘わないと勝ち目はない。片や世界のマイクロソフトと骨肉の勝負をして生き残ってきたメーカー
なんだから。


国内3社の携帯用WEB環境の統合案を書いたのにはもう一つ理由がある。
LTEでの完全SIMフリーの実現の為の最大の障害を無くす為だ。
WEBからメールまで完全に今までとは一線を画し、きっちり将来を見据えて練り直して欲しい。
具体的には現状の携帯WEBに対してi-worldのネットワークからのゲートウエイをかまして
LTE端末からアクセスできるようにする。力のあるコンテンツプロパイダはi-worldネイティブの
コンテンツを立ち上げてもいいだろう。徐々にi-mode・ezweb・Y!専用のコンテンツからi-worldの
コンテンツに移行して2G~3G時代の携帯向けネットワークは収束させればよい。
この過程でドコモが2009年夏機種のJavaScript搭載で生じたセキュリティー問題に対して
ごまかしでない完全な再発防止策を打ち出す事も可能だろう。

私が書いていることは端末の発売時期を考えると既に一年遅い。
しかしやる気があるならなせばなる。端末の発売を一期遅らせてもこれをやることは大きな
意味がある。国産端末がNOKIAやAppleを差し置いて世界の最高級端末となれるかも知れない。

キャリアはもうWEBネットワークを管理する立場からはもう手を引くべきだろう。
キャリアは生み出すことしか出来ない。育てるのはサードパーティーやユーザーの仕事。

島国日本のモノ作りはどうしても守られた島やムラの発想から抜け出せないのだけれど、
ネットワークは大陸との地続きの発想が大事。日本が世界と20世紀末に初めて地続きに
なれたのだから島国根性を捨てて是非世界からお金を持ち帰ってきてください。
それが日本で出来るのはドコモしかないと確信しています。
  1. 2009/10/05(月) 19:49:19|
  2. 携帯
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不思議なプリモバSIM

私はかなり昔に契約したプリモバのSIMを持っている。
実際には使っていなくて寝かせ状態のまま一年が過ぎてしまった。

しかし一年では使用不可にはならず、一年と数ヶ月の後使用不可となった。
ここまではソフトバンクの対応としてよく聞かれる話、問題はここから先。

先日動作確認の為プリモバSIMを端末に入れてみた。
なんとプリモバのSIMが復活している。
無料でかけれられる一部の電話番号はしっかり繋がるではないか。
もちろん157にも繋がる。
間違いなく無効になったプリモバSIMが復活している。

今年の6月にソフトバンクのプリペイドが一時純増に転ずるということがあった。
もしかするとその時に停止済みSIMのデータを寄せ集めて純増に利用したのでは
ないかと考えられる。

6月といえば純増が
ドコモ      112400
ソフトバンク  112900
でドコモがぎりぎりまで迫った時。
やはりソフトバンク的には余り使いたくない手だったのか、普段はぎりぎりでも数千の差は
確保するところがわずか500の差しか確保しなかった辺りでなんとなく罪悪感がうかがえる。

ソフトバンクは純増数が作れず期限切れのプリモバの復活技でしのいだのかも知れない。
そうすればこの謎のプリモバの復活は納得できる。

なんとまあ純増稼ぎの為に本当に手を尽くしているんだなと感心させられる。
このアイデアには感服させられるばかり。
今までトラの子として温存していたのだろうか。
期限切れプリモバの弾を使い果たしたら次は写真立て。
今月も少しは押し込んだのだろうが・・・。

ここまで頑張ったんだったら簡単にはドコモに譲らないで下さいよ。
ドコモ的には再度純増記録更新の26ヶ月を超えるまでの間の猶予がたっぷり有るしゆっくり
構えていられるだろうし、追い詰められていく様子をじっくり観察できるでしょう。

ソフトバンク様、次の奥の手もびっくりさせてもらえることを期待しています。
  1. 2009/10/04(日) 19:07:51|
  2. 携帯
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LTE対応チップセットサンプル開発完了

ドコモ、NEC、パナソニックモバイル、富士通の4社がLTE対応の通信プラットフォームを共同開発
対応チップセットのエンジニアリングサンプルの開発を完了
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/091001_01.html


LTEチップセットのエンジニアサンプルの開発を完了とドコモと携帯端末会社の雄である3社より
発表があった。

完了という表記がやや気になるところが有るが、マイクロチップやRAMなどとは違い、使う会社は
決まっているので実質世間で言うところのサンプル出荷を開始したと読み替えてもいいと思う。

ようやく各メーカーはこのエンジニアサンプルを使って端末の設計に入れるわけだ。
恐らくこのうちのNEC・パナソニックはLiMoをLTEに対応させるという手法をとるだろう。
富士通は現状のSymbianを対応させる方向になるのだろうか。

CPUはLTE以降は恐らく全てルネサスのSHになると思う。
LiMo勢はCPUから変わることになるのでソースのコンパイルから通るようにするという地道な
作業から入ることになる。この手のコンパイラはコンシューマー向けのものと違い、使用人数が
限られているのでコンパイラが熟成おらずバグだらけという問題を抱えている。
バグを避けてソースを記述しなくてはならないので結構面倒だ。
開発チームがまずSHのコンパイラに慣れるところからスタートなので出足は遅いかもしれない。

ハード屋が基盤設計を終わらせて両手で持つサイズのパッチだらけの試作ハードが出来てくれば
この怪しげなOSを起動させて安定させていくという作業が開始される。非常に泥臭い作業だ。
OSが安定すればより上位層のドライバやミドルウエアといったものが整備されていくが、
ミドルウエア以上は恐らくLiMo等のものがそのまま引き継がれるのではないかと思う。
ドライバや新チップ等に合わせて細かい修正程度の最小コストで使われるのではないかと思う。

なのでデバッグのテスト工程が「動作する・しない」が非常にわかりやすいシンプルなものとなり、
実際のアプリ層の開発はスムーズに進むと予想される。

極端に考えればミドルウエア層以上のAPIが不変ならば、下位層の入れ替えだけでこの冬の
最新端末がLTE対応に出来るなんてことも可能だ。

実際はそんなに簡単な理屈どおりにはいかないが、OS周辺は年内には安定するとして、
この冬機種ベースの端末をLTEの威力をテストできる程度にするのは来年の春~夏頃には
実際にフィールドテスト出来るところまで持っていけるのではないかと思われる。
OSまで動き出せば後はデバッグがしやすくなるので早いだろう。

画面の左上に「Hello world」と表示されるまでが勝負だ。
  1. 2009/10/02(金) 20:05:27|
  2. 携帯
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KDDI、「au BOX」の新規受付を10月31日で終了

KDDI、「au BOX」の新規受付を10月31日で終了
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0910/01/news059.html


出来ることが限られすぎていたのでもとより無理があったわけです。
KDDIからすれば2GHz帯の基地局整備が出来るまでの間の時間稼ぎだったのかも知れませんが。
それにしても中途半端で寂しい商品ですね。
  1. 2009/10/01(木) 19:30:12|
  2. 携帯
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転送量が急増

定額モバイルデータ通信は携帯キャリアにとって地獄か
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/0909/30/news029.html


やはりデータ転送量は大きな問題になっているようだ。
こんな記事も有った、わざわざMailで教えてくれた方がいる。

現在のネットコンテンツは固定ブロードバンド回線を背景にリッチ化したもので有り、
その速度が前提になっている。全くストレスなく使うには実効転送速度としては最低5~10Mbps
程度は欲しいところだ。勿論それより遅くても十分使える。しかし1Mbpsを切ると遅いと感じ出す
と思われる。512Mbpsを切ると忍耐の世界になると思う。

モバイルではどうか、実測ベースで1Mbps以上をクリアしているのはドコモ・イーモバイル・ソフトバンク
後はカバーエリアは狭いがUQ辺りだろうか。表面的な速度ではやはりUQは10Mbps以上と速い。
速度が売りだったauは今や速度に関しては見る影もなくなってきた。一時よりはマシになったようだが。

どのキャリアもパケット利用量がここ一年ぐらいは莫大に増えていることだろう。
スマートホンやPCの利用が進んでいるおかげだ。

昨日の記事でもパケット関係について書いたが、キャリア的な本音はそれなりに使っては欲しいが
極端には使って欲しくはないだろう。スライド定額の上限以上に使われても設備投資がかさむ
だけで実入りは全く増えないからだ。

だから使わせない為の施策には躍起になる。
しかし使わない人には出来る限り上限までは使わせたい。
そこで速度規制が始まったわけだ。

また古い話を持ち出してアレだが、やはり速度制限付き廉価プランというものが有っても
いいのではないかと思う。特にスマホ・PC定額に関しては有用だと思う。


実は私はパケットに関しては結構ライトユーザーに入るのではと思う。
重いことは全て家の光回線でやってしまう。
古い頭なので無線回線に大量のパケットを流すという習慣が体に染み込んでいない。

携帯のパケットも50万パケットも使えば多い方だ。
大抵は10万~20万パケットで収まる。

現在パケットを使いたい用途といえばテザリング程度だ。
メールと一部ページの閲覧・更新をパソからしたいだけだ。
元々動画を外で見たいなどという要望はほとんどない。
リンクが張られていたらクリックすることも有るが、面白そうじゃなければすぐに閉じる。
なんともパケットエコな人だと自分でも思う。

この程度から動画系を抜いたことをテザリングで出来れば十分な人だ。
だから今の料金は高すぎると思っている。だからいっそのこと使わないでいる。
出先でLANを確保している拠点は幾つか有るのでそれ以外はパソは使わない方向で対応する。

テザリングが使えれば基本的にはそれらに道端に車を停めてPCを使うか、駅やファミレス等で
PCを開く機会が増えるだけだろう。多分こういう層がかなり多く、そういう人は然るべき値段帯に
来るまで決して手を出さないだろう。少なくとも普通の携帯にPC定額プランのカード使用料を
足したものより安価でなければ使う価値を見出せない。
普通はセット販売のほうが安くなって当たり前だろう。
最先端の電子機器がおかしな値段設定のままでまかり通っているのが信じられない。

法人は別として、個人で今PC定額に手を出している層は相当なヘビーユーザーが多いのでは
ないかと思う。今後値下がりして使い出す人は極端なヘビーユーザーはそう多くないと思う。

実際の所HSPA系では本来の需要を満たせる所まで行くのは苦しそうだ。
高速化すればしただけ需要が伸びてしまう。
だからキャリアは速度を絞らざるを得ない。
でもキャリア間競争が激しいのでパイは引っ込めるわけには行かない。
すると宣伝文句に釣られて更に需要が伸びてしまう・・・。
こんなジレンマにはまっているのではないだろうか。

唯一次世代プロトコルが好きなものを選べた立場のドコモがHSPA系を飛ばしてLTEに向かったのは
中途半端な規格をまた全国に敷き詰めた所で需要と供給のバランスが解決するわけではないと
悟ったからかもしれない。

ドコモとKDDIは労力ばかりかかって実行速度が取れないのなら飛ばしてしまえと考える理由は、
既にエリアが全国津々浦々に達しているからと考えられる。何をするにも全国単位になる。
逆に基地局が少ないところは全部を塗り替える労力は二強に比べれば少なくて済む。
勿論資金も少ないので一気にLTEまで飛ばすというリスクを冒せないという事情もあるだろうが。

イーモバイルはこの年末で3大都市部の中心部の21Mbps化は完了する。
来年年末には十分なエリアを確保しているだろう。

その頃にドコモはようやくLTEをスタートさせる。
ソフトバンクの7.2Mbpsは1.5MHz帯の整備の為そのまま停止し、2GHz帯の整備はそのまま放置に
なっていくだろう。土地は確保済みだから意外と早く整備できそうに思う。
しかし2Gの置き換えなので21Mbpsは穴だらけであくまでもカバレッジの確保は2GHz帯で行われると
思っているほうがいい。エリア内でも1.5MHz帯にリンクアップできない場所はそこら中に残っていく
のではないだろうか。

各キャリアの現状は2Gの頃で言えば、movaのハーフレートでガビガビ音声で何を言ってるのか
分からないような通話品質の時期に差しかかっている。

今が一番酷くて限界に近い状態なのだが当時と違うのはパケットは規制が利くこと。
業者の数が増えて逃がせる帯域幅も多いことがある。またCDMA系とOFDM系の二種が
入り乱れて世代交代中らしい不思議さはLTEが立ち上がって軌道に乗るまでは残る。
恐らくこの気持ち悪さは来年の春ぐらいまでは続くだろう。

後一年半ぐらいはこんな状況を我慢し続けなれればならないのか、とにかく各キャリアは
世代の入れ替えが始まったら見せ掛けでなく、実際にお得で使えるプランを用意してもらいたい。
とんでもない速度は要らないし多少なら待てる。だからお手ごろで使わない時でも契約したまま
ほおっておけるものをお願いしたい。困るほど使い倒すユーザーはほんの一部だけなんだから。
  1. 2009/10/01(木) 19:17:49|
  2. 携帯
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  4. | コメント:3

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